日田から高千穂峡へ小旅行:1「JALどこかにマイル」を利用して
この小旅行の始まりをどこに置くのがよいのだろう。
世界規模のパンデミックという鎖国状態の中でこれまでのように海外へ行く手段が見事なまでに絶たれた。多少行動制約が解除された頃からパートナーと相談した結果、旅行が共通の趣味である私たちは当然な流れでそれでは国内旅行にしばらく軸足を移そうということになる。
・その一つに日本の東西南北を極めよう
・国内で訪れていない場所に意識を置こう
この二点でパートナーと動き始めたところだ。
今回の旅行は二点目に上げている未だ訪れていない県に足を運ぶことにした。具体的には九州で唯一未訪問地に残った宮崎県行くことが希望。
但し、この旅行ではもうワンステップ挟む作業がある。これまでに搭乗で貯まっていたマイルを利用しての航空券手配を行うこと。国内小旅行ながら行き先を自分では決められないゲーム的な遊び心がある。
利用したのは「JALどこかにマイル」。6000マイルと交換しいずれかの場所へ往復移動が可能という企画もの。
遊び心と書いたことには理由があり、このどこかにマイルには私の選択権が極めて低いこと。希望搭乗日と時間は予め申告するがそれが実現する確約もなく、且つ、行く先は神のみぞ知る世界。
ルーレットを回すように希望に近い組み合わせ4候補が提示されるまで(搭乗日や時間を調整しながら)検索を続けた。
最終的に決めたのは「札幌・青森・大分・福岡」のカードだ。
基本的にこのどこかが択ばれても不服はないが、4月半ばの札幌は季節的に避けたかった。青森に関しては東京で既に散ってしまった桜に会えるかもしれない希望があり択ばれても良し。
日田市に大学時代からの友人が住んでいることもあり、できれば「大分・福岡」いずれかに決まってくれることがこちらの希望、確率は1/2で悪くはない。
結果は、羽田から多くの便が飛んでいる福岡とある意味予想通りの展開で落ち着く。
交通機関の予約は飛行機の手配が済み、後は空港と日田間は高速バスの利用ではあるが座席指定が無いために残る手配はホテル等手配のみ急ぎ行う。
日程は以下
1日目:羽田 9:05 - 福岡 11:00 高速バスで日田市内へ *日田市宿泊
2日目:友人の車で高千穂峡 *高千穂宿泊(友人と)
3日目:雨の為無理をせず高千穂から寄り道せず日田へ *日田市宿泊
4日目:高速バスで福岡空港へ移動 福岡 12:00 - 羽田 13:40
日程補足を幾つか。
・4日目もバス利用での空港への移動では途中の事故渋滞等が心配で早めの便 8:45 発に乗車している。その為旅行日程感覚では2泊3日であること。
・実際利用してみなくては分からないことが福岡と日田の近さだった。一時間半もかからずに隣接県に移動ができたこと。*友人が云うには寧ろ大分空港だった場合は日田市へのアクセスが悪かったとのこと。
・私の実家が長崎市である為、これまでも搭乗の機会は何度もあるが観光地が帰省先の場合とビジネス利用が多い福岡便では小さな驚きほど機内は平日新幹線さながらスーツ姿ばかり。当然ながらスーツケースも機内持ち込みサイズがほとんどで私が預けたスーツケース受け取り待ち時間は短く助かる。今まであれば飛行機予定到着と高速バス乗車時間の間隔が40分程度ではバス乗車には短いと判断したところだったが今回はそうした背景で楽勝で 当初予定より一便早い11:45 福岡空港発日田行に間に合った。