
一週間かけて鳥取を訪ねる:⑭番外編1・ 白兎神社
鳥取観光資源調査対象ではなかったが、我が家で二代に亘ってうさぎが家族がいたこともあって湖山池から三徳山へ行く途中に立ち寄る。

白兎神社は因幡の白兎で知られている場所に在る。その名通りの神社。
古事記に繋がる神社ではあるが、社建立は明治時代と新しい上に白兎神社を取り囲む周囲は趣に欠ける。



うさぎに罪は無い、只、人間が愚か。
うさぎのその姿形は、おそらくあまり人に嫌悪感を与えない。その上、特徴である耳の存在でその造形にあたっては仮令下手な人の手にかかってもうさぎと認識される。
だからといって、この参道風景は安直だった。かわいいだけが評価なのは悲しい。参道が商業一般に迎合する必要性はあるのか。それとも、縁結びとうさぎで人を集めたいのか、と残念。


白兎神社周辺がうさぎをモチーフに展開し、白兎神社を盛り立てることには何も問題はない。白兎神社訪問が予想外に感じられたのは古事記に由来を持つ神社に私の期待値が大きかったのが落胆の原因かもしれない。

*道の駅 神話の里白うさぎ
白兎神社と100m程度しか離れていないこの道の駅内に狭いケージに入れられたうさぎの姿は見るに堪えない。
動物福祉と声高に叫ばずとも人間の独房(刑務所)3畳どころかあのうさぎにとっては1畳ほどの狭さに押し込まれた一生が神社の傍にあるなんて。
*私が知らないだけで狭いケージ内でのうさぎの商業活動(?)が一日の内1,2時間であれば、ごめんなさい。