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◇Dublin 散策Ⅰ
Dublinに入ってからの日々はこれまでの天候が嘘のように、それともあの雨や曇りを償うかのように終始晴れだった。9月初めの日本ではまだ夏が居残り続け秋などいつ来るのか想像も出来ないが、此処Dublinではそうした危惧は不要。
8月最後の週からアイルランドに入国した。寧ろ、これを夏と呼んでいいの?と不安になる気温が旅行中続く。毎朝、服装に悩んでいた。
因みに温暖な季節は6月14日~9月13日まで約 3か月、1 日平均最高気温は17°C を超える。 年間通じ最も暑い日は 7月27日付近で平均最高気温19°C(最低気温 12°C)。9月の最高気温は17℃に留まる。
Dublinの緯度は緯度 53.34、日本で該当する地方は無い。稚内市でさえ緯度45.40だ。*ミラノとほぼ同じ
だが、この緯度でありながら冬は雪が少なく氷点下にはならない。緯度からみる限り暖かい地方ではある。
ガイドブックそのままのような街の姿は目的がない散策でも十分に楽しく、朝食をホテルではなくcafeへ行く途中もメインルートから離れがちだった。これまでが車の移動だったこともあって、この徒歩の360度遮るもの無し視界全開も青空効果を相乗していた、きっと。
イタリアの方、ごめんなさい。イタリアでは有料のトイレでも噂の便座無しに(確認:蓋ではなく座る所!)遭遇し、基本レストランやcafeが拠り所だった。
Dublinで入ったcafeではカウンタでキーコードを伺い利用することもあった。勿論、きれいだった。公共施設内トイレもとてもきれいで旅行上の心配が一つ消えた。
気候の話にもう一度戻る。前方から歩いてくるお二人が気になった。
私は、赤い扉を撮る振りをしてシャッターを切った。エアコン設定温度をめぐる男女間そのままに服装にも温度差があるお二人。決して彼らだけが服装にちぐはぐさが出ているのではない。街中がタンクトップ横に皮ジャケット風景など溢れていた。誰を気温に合った服装と定められない夏の終わり。