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「ゴッホ 最期の手紙」が記憶から躍り出る
映画「永遠の門」を観終わった後に、自然と映画「ゴッホ 最期の手紙」を思い出していた。
作風がとても変わった作品ではあったけれども、ゴッホの絵そのものを動かす発想は楽しく、話自体も丁寧に忠実に作られていた。
ゴッホに影響された人は多い。そして、それを個々の感性で再構築していくのであれば結果としては様々な展開もするだろう。
「永遠の門」の監督ジュリアン・シュナーベル氏が画家でもあることは映画作品を作る上で影響を与えている筈。そうした拘りがゴッホという共通認識を超えた部分で「合う・合わない」と観終わった感想に反映されている可能性はある。
中途半端なフィクションよりは独自解釈の暴走の方が、まだ私は好きだ。
年齢を超えたウィレム・デフォー氏の演技が素晴らしかっただけに、ゴッホの解釈の差が個人的には残念だった。
ゴッホの黄色どころかまるで北欧の冬を見ているような「永遠の門」の印象。
まだ、映画「ゴッホ 最期の手紙」をご覧でない方、お勧めします。
*作品reviewは既に記しているためここでは省略