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チューブレスレディ化録

ここ最近増えてきているチューブレスレディタイヤ。

一昔前よりもリムとタイヤの精度は向上し、ハメやすくビードも上げやすくなっています。タイヤとシーラントの種類も増えて各メーカーが力を入れてるのがわかります。

久しぶりにチューブレスを使いたくなったので、取り付け手順を残していこうかと思います。

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今回のホイールはフルクラムのレーシング7 DB。チューブレスレディテープを貼る必要があるのでまずは下準備。付属のリムフラップを外した後に綺麗なウエスで脱脂。パーツクリーナをウエスにかけつつ拭いていきます。

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チューブレステープはマジックワンを選択。他社のと比べると厚くて柔らかい印象。厚みがあるんで1巻きのみ。バルブの反対側からスタート。よく引っ張ってシワと空気が入らないように気をつけながら巻いていきます。

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貼りにくいサイドはタイヤレバーで押しながら。ここが甘いとタイヤをはめる時にテープがはがれることがあります。

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1周した終わりの部分。重なり合うテープの部分も貼る前に脱脂します。

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バルブを通すところには当然穴が空いていないので、穴あけ作業。今回は半田で穴の処理を進めていきます。

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穴あけ後。鋭利なもので穴を開けるやり方もありますが、半田の方が綺麗にできるのではないでしょうか。ただ他の部分に当てないようにすることとやりすぎない方がいいと思います。

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穴あけ後はタイヤの慣らしとテープの圧着を考え、一度チューブを入れて放置。この状態で乗ればよりいいかもしれません。

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チューブを抜いた後はいよいよチューブレス化。

タイヤをはめた後ビードを上げるために石鹸水を使用。できれば中性洗剤が望ましいです。IRCから新しくフィッティングローションが再販されたので一番相性がいいかもしれません。

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チューブレスレディなので空気の保持はシーラントを入れて完全になります。バルブコアが取れるものはコアを外し、注入。

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コアが外れないものはタイヤを外して流し込みます。

シーラント剤によってはバルブコアが外れるタイプであってもタイヤを外して流し込むのもあります。穴を塞ぐための粒子が大粒でバルブが詰まってしまうからです。

今回はパナレーサーのシールスマートを使用。こちらもバルブコアからではなく直接流し込むのがオススメです。

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シーラントを流した後は空気を入れて回します。斜めにしたりしてタイヤのサイドにもシーラントが回るようにします。

シーラント量は60mlが目安。シクロクロスやマウンテンはまた量が違いますが…。この量は空気保持の期間など確認しながら追加などしてください。


チューブレス化の難所はタイヤの装着とビートを上げる作業でしょうか?

GRUNGEのタイヤインストールツールを使えばタイヤの装着難易度は下がると思います。

ビードを上げる作業はしっかりと石鹸水でタイヤもリムも濡らし、Co2ボンベで上げるか、1回の空気の送る量が多いSILCAなどの高性能のフロアポンプで行えば上がると思います。

レッツチューブレス!


AvantCycles

Tatsuya Iwata


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