フランスの定番”レモンバーベナ”
フランスで食後のティーと言えば”レモンバーベナ”。
レモンの香りが強いこのハーブは味もさわやかで気分も胃もスッキリさせてくれます。
今回はレモンバーベナにフォーカスします!
レモンバーベナの特徴
原産地はアルゼンチン・チリの温帯地域。スペイン人によってヨーロッパへ広められました。
日本では大正時代、観賞用として栽培されました。
寒さに弱いところもあるので寒冷地では冬は屋内で管理したほうがいいです。多年生植物です。
レモンバーベナの効能
葉っぱのさわやかでレモンの香りが神経を落ち着かせリラックス効果があります。
鎮静作用もあり、頭痛の緩和や消化を助ける効果もあります。
レモンバーベナは、日本ではティーよりも某有名自然派化粧品メーカーのレモンバーベナを使ったボディやヘアケア商品で知られていることが多いです。
そのメーカーはフランスに本社を構えているので、いかにフランスではなじみのある植物であるということがわかります。
フランスでのレモンバーベナの存在
冒頭でフランスの食後に飲まれるティーとして紹介しましたが、フランスの食事は胃にずっしりくるような満腹感を味わえるおいしいものがたくさん出てきます。
チーズとパン、おいしいんですよね~。食が進んで気が付けば食後は胃が重くなっているなんてことは毎度のこと。
そこで、レモンバーベナのお茶を飲むと胃がスッキリするんです。
フランスのスーパーマーケットにはティーバッグタイプのレモンバーベナティーが多く売られていましたし、チョコレート専門店ではドライハーブのレモンバーベナが売られていました。
レストランで食事したあとにハーブティーをオーダーしたら、レモンバーベナティーが出てきました。
このようにフランスではよく見るハーブなんです。
フランス語ではベルベーヌと言いますので、お店で見聞きする言葉はレモンバーベナではないのでご注意ください。
なんだか、旅行記のようになってきましたが。。。
ハーブティーとしてのレモンバーベナ
日本人にはまだなじみの薄いレモンバーベナのハーブティーですが、飲んでみるとスッキリさわやかな味です。
ハーブティーのイメージは苦くてマズい、または甘いお茶というのが一般的ではないでしょうか。
私もハーブティーを飲み始めたころ、売ってあるティーバッグのお茶の多数が甘いか苦い味のお茶でした。
レモンバーベナは、まずレモンの香りがスッと胃の中までいきわたり気分が落ち着きます。飲んでみるとミントほどの爽快感はなく、柔らかなさっぱり感が2口、3口と飲み進めることのできるお茶です。
男性でも飲みやすいお茶ではないでしょうか。
スッキリさわやかなブレンドハーブティーを飲みたいときはレモンバーベナを入れてみるといいですよ。
アヴォンタージュのレモンバーベナ
アヴォンタージュでは、岐阜県飛騨地方とフランスで無農薬栽培で育てられたレモンバーベナを使ってブレンドします。
どちらも安心安全な製法で作られたハーブであり、香りも品質も高いものです。
ドライにしてもレモンバーベナは香りがたつため、サシェなどにも使われることが多いんですよ。
わが家では芳香剤としても使っています。虫よけ効果もあるのか、苦手な虫たちを部屋の中で見ることはなくなりました。
私がレモンバーベナに最初に出会ったのは、知り合いの無農薬栽培農家さんが作物の虫よけ用に育てているハーブがあるという話を聞いて購入してみたのがはじまりです。
試しに乾燥させてみたところ、初心者に優しくすぐに乾燥して香りも残っていたのでブレンドをしてみました。
私好みのすっきりとしたハーブティーが出来上がったので、一気にレモンバーベナのファンになりました。
さらに、大好きなフランスへ行ったときに偶然にもフランス人が愛飲する飲み物と知り益々興味を持ちました。
今年は3年ぶりに飛騨のレモンバーベナが手に入りました。
今からどんなブレンドにしようか楽しみです。
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