Visual Studio 2022 について調べてみた
こんにちは。アバナードの井関です。
2022年になって早くも1か月が経とうとしていますね。
ということで、最近プロジェクトでも初めて使い始めたVisual Studio 2022について調べてみたので、個人的に気になったところを備忘録として投稿します!
「新しいバージョンが出てるのは知ってたけどまだ使ってないし、色々調べる時間もないよ」という人はさらっと読んでみてください。
ちなみにVisual Studio 2022が一般公開されたのは、2022年になるよりも少し前の2021年11月8日(現地時間)です。
VisualStudio初の64bit化
今までのVisualStudioってずっと32bitだったんですよね。
いまやOSは64bitが当たり前になってるので、本体インストールの時や、拡張パッケージインストールの時に「VSって32bitなのか~」と何度か思った記憶がありますが、そういうものなんだと感覚が慣れてしまってました。
それがついに64bit化されるとユーザにどんな嬉しい事があるのかというと、メモリ不足によるクラッシュが解消され、パフォーマンスは飛躍的に向上することになります。
「もうとにかく全部速くなる!」って感じです。
指標としてはファイル検索や、プロジェクト起動が今までのおよそ3倍速いとのことです。
マイナーバージョンアップで日々機能拡充されている中、今回の2022のメジャーバージョンアップの一番の目玉そして理由となるのが、この64Bit化ではないでしょうか。
参考URL:https://docs.microsoft.com/ja-jp/visualstudio/ide/whats-new-visual-studio-2022?view=vs-2022#performance-improvements
AIによるコード補完「IntelliCode」の強化
コード補完機能の「IntelliCode」にはAI支援が搭載されています。
入力候補の提案は以前から機能としてありましたが、その精度と範囲が強化されています。
仕組みの中で面白いとおもったのが、「IntelliCode の推奨は、星の獲得数が 100 を上回る、GitHub 上の何千ものオープンソース プロジェクトに基づいている」という点です。
なるほど!という強い納得感と感心です。
世界中のプログラマーの知見をGitHubから吸い取った優秀なAIが手助けしてくれるってことですね。心強い。
実際によく使うコード例で試してみました。
変数のms.まで入力した時点で、メソッドと引数の候補がグレー表示されてます!
Tabキーを2回押せば、1行完成です!
書きたかった内容がちゃんと書き出されてます。
ソースコードの前後を考慮して、行レベルで補完してくれました。
これはかなり助かりそうです。
UIの刷新
最後は機能性とは直結しないですが、起動画面やアイコンのデザイン刷新です。
個人的にはこういったデザインの変更で「最新のものを使ってる感」が出るので、ちょっと嬉しくなるポイントです。
「表示」メニューの中身で比較してみます。
↓↓↓↓↓ VS2022 ↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓ VS2019 ↓↓↓↓↓
この一覧だとわかりづらいですかね・・・。
並び順も違いますし。
次はソリューションエクスプローラーで比較です。
↓↓↓↓↓ VS2022 ↓↓↓↓↓
↓↓↓↓↓ VS2019 ↓↓↓↓↓
アイコンのラインがネオン文字っぽくなっていて、どことなくサイバーパンクを感じます。(私だけでしょうか)
余談ですが、マトリックスやブレードランナー大好きです。
以上、VisualStudio2022を調べてみた結果でした!
Microsoftの最新機能が搭載されたVisualStudio2022を駆使して、ワクワクするアプリ・ソリューションを作っていきたいですね。
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アバナード関西 井関 純一
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