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こどものバス閉じ込め対策デバイスの実証実験スタート!!

こんにちは、アバナード関西オフィスの大北です。

以前、ブログでご紹介していたこどものバス閉じ込め対策デバイスについて、本日(3/10)、遂に実証実験を開始しました!!
こどものバス閉じ込め対策デバイスを作ってみました!!

河南町にあるこども園の送迎バスにデバイスを取り付けてきましたので、ご報告いたします。

設置した子供閉じ込め対策デバイス

当初は半日で終わらせる予定でしたが、思っていた以上に時間がかかり2日に分けて作業することになりました。

実施した作業をざっくり纏めるとこんな感じです。
1.バッテリーから電源供給するように配線
2.実際の配置/配線に合わせてケース作成
3.デバイスの取り付け
4.動作確認

では、作業風景等をご紹介していきます。

1.バッテリーから電源供給するように配線

園バスのバッテリーは前輪と後輪の中間にあり、デバイスを設置する場所まで配線をひっぱってくる必要があります。
(子供たちが触ったりしないよう床の下や壁の中を通しています)

手慣れた様子で作業を進める杉本さん

2.実際の配置/配線に合わせてケース作成

配線が完了したら、ケースのどこに穴をあけるべきかが分かってくるので、ケースを作成していきます。
(電動ドリルでセラミックのケースを削っていきます)

作成したケースを確認している際の写真

この時はまだ途中段階なので、配線がごちゃごちゃしていますが、最終的にはすっきり綺麗な配線になっています。

3.デバイスの取り付け

出来上がったケースを園バスに取り付けていきます(^^)/

取り付け作業中の杉本さん

4.動作確認

バスのエンジンがONになったら、デバイスが停止し、エンジンがOFFになったら電源が供給されていることの確認をしていきます。
まずは、エンジンをかけ、リレーモジュール(青色の装置)のディスプレイがつかないことを確認します。

エンジンをかけた状態(電源が供給されない)

次にバスのエンジンを止めてみます。そうすると電源が供給されるので、リレーモジュール(青色の装置)のディスプレイが点灯しました。

エンジンを止めた状態(電源が供給される)

最後にセンサーで検知した情報がデータベースに格納されていることをアプリから確認します。

アプリでの動作確認中

実証実験の期間や今後の確認ポイント

デバイスの設置が完了したので、これから1ヵ月程度運用し、どのぐらい安定稼働するのか、センサー感度のチューニングが必要かどうか(誤検知の頻度から判断)を確認していきたいと思います。

最後に

お忙しい中、2日間に渡り、ご対応頂いた河南町職員様およびこども園職員様、ご協力いただきありがとうございました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

アバナード関西 大北 真之
naoyuki.ohkita@avanade.com

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