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もし僕が動画制作を今から始めるならこの機材を揃える - 2019.08

昨日noteデビューしたのですが、想像より遥かに多くの方に読んで頂いてテンションが上っている AUXOUT です。

これまでに得た知識や経験から、お役に立てるような情報を発信しようとスタートしたんですが、第一弾はどうしようか考えたんですが、まぁl機材が無いと始まらないよねって事で、今回は僕が今から映像制作を始めるならコレを選ぶ!という機材紹介をしようかなと思います。

前提として、現在の作品と同クオリティーの絵が撮れて、可能な限り持ち運びが苦にならないサイズ感で、コスパの高い必要最低の機材を選んでみました。

それでは、見ていきましょう。

カメラ - SONY a6400

理由
・120fpsで撮れる(スロモーションに必須)
・AFが優秀(ただし120fpsで撮ると瞳AF等は使えない)
S-Log2HLGで撮れる(後から色調整がしやすい)
・液晶をフリップさせて自撮り可能
・外部液晶やマイク等も接続可能

動画機は120fpsで撮ってスローモーションを扱える事が絶対条件です。4Kや10bit等が重視されがちですが、それはプロ仕様の話で僕も使っていません。編集するPCの要求スペックやモニター環境も跳ね上がります。また、動画ピント合わせはほとんどの場合オートフォーカス頼みになるのですが、a6400は申し分ないです。

予備バッテリー - Newmowa NP-FW50

理由
・純正は高いけどサードパーティーでも問題なく使える

a6400の欠点はバッテリーの持ちが悪いことです。丸一日出かけて撮影するなら3,4個は必須になります。

レンズ - SIGMA 16mm F1.4

理由
・動画は広角が基本(背景を多く取り込める)
・F1.4と非常に明るい(ボケるし暗所でもISOを抑えてノイズが少ない)
・AFスピードがそこそこ速い

Sony 純正レンズは APS-C 用のラインナップが弱いです。それでも a6400 を勧められるのは、SIGMA の Contemporary シリーズがあるからです。お手頃価格で写りも抜群のレンズが揃ってます。

NDフィルター - MARUMI ND16

理由
・本当は可変NDが良いけど高いので...
・安心の国内メーカー

明るいレンズで昼間でも開放でボケ感を出したい場合はNDフィルターが必要になってきます。最初のうちは取り敢えずつけておいてF値固定でISO AUTOで光量を調整して撮るのが楽ちん。ただし、NDフィルターを付けると色味が変わってしまうのですが、海外のノーブランド安物NDフィルターはその辺りが顕著なので安心の国内メーカーが良いと思います。

ジンバル - Zhiyun Weebill LAB

理由
・a6400で大きめのレンズを使っても安定して使える
・将来一回り大きいカメラに移行しても使える
・サイズとスペックのバランスがa6400に合ってる

ジンバルって最初から要る?って思うじゃないですか、要ります。なぜか?初心者だからこそ、滑らかでブレの少ないホームビデオとは一線を画す映像を自分で撮った事が大きな自信に繋がります。

紹介している製品よりも安い製品はあるんですが、サイズも大きく重くなるので、ここは小型軽量さを優先してこれを選びました。

編集ソフト - Davinci Resolve 16 (無料)

公式サイトよりダウンロード可能(無料)

理由
・無料版と有償版がある(無料版は有償版の95%の機能が使える)
・初心者でも使いやすいインターフェース
・他のソフトに比べカラーグレーディングに強い
・動画だけでなくオーディオやVFXも扱える

Adobe Premiere がメジャーだと思うのですが、既に Creative Cloud のライセンスを持っているとかでない限り毎年7万円ほどのコストがかかってきます。ただ、トリッキーなトランジションやVFXをバリバリ駆使した映像を作りたい場合には Adobe 一択になります。

マイク(音声を入れたいなら) - RODE VideoMicro

理由
・電池不要
・音質が値段の割に良い

もし動画にトークを入れたい場合はマイク必須です。このワンランク上に行くと20,000円を超えてきて、電池も別途必要になってくるので、最初はこれで良いと思います。

PC

メーカーは問いませんが動画編集はかなりのスペックを要求されます(特にGPU)Windowsマシンなら、そこそこのゲーミングPCレベルのマシンが必要で Mac なら iMac とかが良いでしょう。

最後に

はい、既にご承知かとは思いますが、動画の機材を一気に揃えるとなると結構な金額がかかります。全て揃えると22万程ですが、それでも僕がメインで使っている Sony A7III のボディーとほぼ同額で一通りの機材が揃います。

前回のノートで書いたんですが、僕はコンパクトデジタルカメラと小型ジンバルでスタートして、3本動画作った時点で物足りなくなり今回紹介した機材とほぼ同じ感じのものに買えかえました。

これらを揃えられれば、映像のクオリティーは全く問題ありません。予算に余裕がある場合には上位モデルを買うのもアリですが、その場合はなかなか重量も増してくるので、お気軽感というより完全なガチ勢ですね。

では、次回からは

ではまた。


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