引き継ぐものから、自由になるには(2)
続きです。
前回は、モノに想いが残る(のかも?)と気づいたというお話をしました。
今日は「どのようなモノに想いが残るのか?」というお話をしたいと思います。
想いが残るもの
「思いや想念」が周波数として残存するということがわかってから、真っ先にお客様からの依頼が増えたものが「遺産として扱われるもの」。
つまり、貴金属でした。
これらは普段から身につけることが多いので、想いが残りやすいという側面もあります。
実際にあった例で、「形見わけでもらった貴金属があるのですが、見てもらえますか?」と言われて
過去に「そんなことがあるのか」と驚いたパターンでは
「合うもの」と「合わないもの」を分けて行った時に
お客様が大変驚かれて、「どうしたのですか?」と伺うと
「『合うもの』として選んでいただいたものは、すべて叔母からもらったもので
『合わないもの』として選んでもらったものが、すべて祖母からのものなんです。」
と言われたことがあります。
もちろんこちらは一まとめで見せていただいてるので、その前提を知らなかったのですが
「そもそも、ご依頼者様とお祖母様の『気が合わない』状態だったのかもしれないですね」と申しましたら、納得しておられました。
同じように、「思い入れがあるために想念が残るもの」としては、本やタンスなどでしょうか。こちらは前回の記事でタンスの例を出していますが、いくつかあります。
ちなみに昨今では、ブランドバッグなども遺産となるそうですが、バッグについては、今のところご相談をもらってことがないのでわかりません。
想いが残りにくいもの
一方で、「日常的に身につけ」「人に貰われることがある」のが衣服ですが
意外に衣服は、「洗う」せいか、想念が残っていないことが多いです。
これは私も驚いたのですが
「水で洗う」のはやはり「水に流す」ことになるので、想念も流れてしまうみたいです。不思議……。
ところが、同じ衣類でも着物は別で、想念が残りやすいようです。
なかなかしょっちゅう洗えないからというのと
ドライクリーニングになるから(水で洗えないから)?なのかと思いますが
「洗えない」「水に流せない」ものは、残りやすいのかもしれません。
想念の全てが悪いわけではない
ちなみに、現段階では「想念が残る」ことをネガティブな形でお伝えしていますが、全ての想念がネガティブなわけではないです。
残された想念が、あなたに合うか合わないか?が重要で
もちろんそれが合うこともあります。
また「想念はモノに残るもの・宿るもの」と捉えた時に、
感謝や喜び、幸せな気持ちが残ることだって、もちろんあるわけです。
それらは引き継いだ人に
感謝や喜び、幸せを感じさせてくれることもあることでしょう。
そう考えると、
今私たちが日常的に使っているものや手にしているものを
引き継いできたものを
「受け取り」
「どのような気持ちで使うか?」
「ご自分に・ご自分の人生にどう喜びを増やすか?」が
すごく大切なのではないでしょうか。
私たちはさまざまなものを引き継ぎますが、
私たちが自分なりの明確な目的を持ってモノを「使う」ことで
残された想念を超えていけるのではないかなあと考えています。
次回は、想念やモノの合う合わないをどのように計測しているのか?というお話をしますね。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。