【ウソのようなホントの話】悩みが消えないのは「悩むこと」自体に目的があるから
「今日は有給でのんびりしてます。
仕事を辞めて、これが毎日になった何しようかと悩んでしまいました。
祐可子さんがメルマガで書かれているように、アクセルとブレーキ両方踏んでるような気持ちです」
お客様からこんなメッセージを頂戴しました。
あー、わかるなあ……。
人って、問題がある方が良かったりするんです。
今日は
悩みが消えないのは「悩むこと」自体に目的があるから
というお話をしましょう。
「えええ?わたしずーっと悩んでるんだけど!」っという方は
ぜひ今日の記事を読んでいただいて
ご自分を振り返っていただければと思います!
退院と入院を繰り返す末期がんのお客様のお話
もう7年ほど前のお話になりますが
うちに末期の肺がんの方が訪ねてこられたんですね。
末期の肺がんと診断されて、
入退院を繰り返しているという状況でした。
「早く良くなりたいのに、どうして自分ががんなのかわからない。」ということだったんですね。
で、色々とお話を伺っているうちに、あるパターンが見つかりました。
それは……
「入院中は調子が良いのに、
退院すると悪化して、また入院することになる」というもの。
言い換えると
「家にいたくない」のでは……と思いまして、そのまま伺いました。
「家にいると調子が悪くなるということは、家にいたくないんだと思うんですが、家にいて嫌なことってなんですか?」
そうしましたら、お客様の顔色が変わる変わる……。
「わたし……家事がしたくないんです!」
がんの原因はまさかの……
色々とお話を伺うと
実は、がんの話は今に始まった訳ではなかったのです。
がんが発覚する10年以上前から
このお客様は2度の腹膜炎を起こしており、肺と対応する大腸の問題がすでに起きていました。
「入院が必要ですよ、絶対安静です!」と医者に言われても、
子供もいるからと家に戻っていました。
寝ていないといけなくても、
パートナーは全く家事をしてくれず、カラダを引きずって洗濯物を干していたと言います。
お互いフルタイムの仕事を持っているにも関わらず、
家事も育児も、全てお客様が担っていて
それをパートナーにぶつけられない。
話したところで仕事に逃げてしまう。
追い詰められたお客様が、パートナーに家事や育児を手伝ってもらうために
また自分を休ませる口実を作るために
無意識に起こしたのが「末期がん」だったのです。
がんの原因は、喫煙でも(というかタバコは吸ってないのですが)なんでもなく
「パートナーに対する悲しみ」「感情の抑圧」であり
ここをケアしないまま、がんの治療をしてもそりゃ上手くいかない訳で……。
最終的に、お客様がパートナーに対してものを申し
家族の中のパワーバランスを変えることで、がんに対する治療の効果も上がり
翌年にはすっかり元気になり、登山に行くまでになっておられました。
悩みが消えないのは、悩みそのものに目的があるから
このように、何か悩みや問題がある時、なかなか解決しないのであれば
悩みや問題そのものに目的があることがほとんどです。
今回のお話のように、「がんになったからがんの治療をすればいい」という訳ではなく、
それにプラスして、「がんになって果たしている目的」をケアしないと、なかなか良い結果にはつながらないでしょう。
もし今あなたが、何か問題を抱えている。なかなか解決しないということがあるのであれば
その問題を抱えることで、
もっと見たくないものを見ずにすんでいたり
問題を作ることで、こっそりと望みを叶えていたりしている可能性大……です
ので、
ぜひその辺りを振り返ってみると、意外なものが見つかるかもしれませんよ。
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