けいれん性発声障害が起きるココロの前提と動き
あなたの人生は音で変えられる!
バイオサウンド研究所アウワの鈴木祐可子です。
今日もこのnoteをお読みくださりありがとうございます。
私たちバイオサウンド研究所アウワは、
その人のココロとカラダが発している音(周波数)を解析し、その音をご自分で変えることで、人生や現実に変化を起こすことを目的として
コンサルティングやセミナーを開催しています。
※現在募集中のセミナーはこちらからご覧ください。
そしてその一環として、
「自分で病人をやめる」ということを提案しています。
当たり前ですが、私達は医師ではないので医療行為は一切していません。
することは、「お話を伺う」ことと、人によっては「イーマ・サウンド®︎」というカラダの音を聴かせるくらいで、
周波数(音)を聞き、それを(したければ、)調律するだけです。
面白いことに、それだけで病気が消えてしまう方が結構いらっしゃいます。
ですが、私たちが何かをしたわけではないので、「病人をやめる」という言葉にしています。
元は、人間の意識(意識も周波数ですから)を研究しているときに、「病気をやめる」ということを始めておられた梯谷幸司先生に出会い
副社長が一期生として学んだことがきっかけです。
そこから、カラダと意識の研究がより深くなり、今は弊社独自のメソッドができて、さまざまなご病気の方がご自分で病人をやめるべく
弊社にいらしてくださっています。
その辺の話はこちらでしています。
前置きが長くなりましたが、今日は「けいれん性発声障害の心理的要因」についてお話をします。
「けいれん性発声障害を抱えているのですが、自分でやめることはできるのでしょうか?もし辞めた例があるなら経過を聞きたいです」というご質問があったのでお答えします。
弊社でも、けいれん性発声障害の方が寛解に向かいつつあります。
今回はそのお客様のご承諾をいただきましたので、その方の例をもとにわかっているメカニズムをお話ししたいと思います。
けいれん性発声障害とは
声を出す時に、声が震えて言葉が聞き取りにくい・不明瞭になる
ということですが、
今弊社にいらしているお客様も、いらした当時は声が震えていました。
ボツリヌス注射(筋肉を麻痺させる)で一時的に回復するか、手術適応になるそうですが、ものによっては手術の意味もないものもあるようですね。
人と話す上で、声が震える・聞き取りにくいというのは、ご自分にもお相手にもストレスになりますから
話すことそのものに抵抗も出てくるでしょうし、とてもお辛いことでしょう。
心理的要因(ココロの動き)
詳しいお話に入る前に
弊社のお客様の場合ですので、必ずしも「これがそうだ」というものではありません。
あくまでもサンプルの一つとして、お読みいただければと思います。
1 「私のことは相手に伝わらない」
これは実際にお客様が、「(けいれん性発声障害のグループで)みんな、そう言うんですよね」と教えてくださったことなのですが
「私の(こと・言葉)は相手に伝わらない」という前提を持っています。
実際にこのお客様も、幼少期の親との関係の中で
ご自分が伝えたことを素直に親が受けとらないどころか、叱られる体験を多くしています。
ですが、それは相手が受け取らないのが悪いのではなく
「相手が受け取られるように話していない私が悪い」
「相手の都合を考えず話した私が悪い」
というような自分責めになっていたりします。
ですが、私たちがお話を伺うかぎり、
「どうして相手はそう受け取るんだ??」と不思議になってしまうほど、お客様ご本人は悪くないのです。
例えば、このお客様の体験の一つに
幼少期に喘息があったそうなのですが
(ちなみに喘息のテーマは「言いたいことがあるけど言ってはいけないと思っている」です。この頃から親に言いたい事が言えなかったんですね……。)
喘息発作が出ると・またはゼイゼイいう音で親を起こしてしまうと
「怒られる」という体験をしていました。
なので、発作が起きて苦しくしても親に言わず我慢をしたり
音が漏れないように布団をかぶっていたと言います。
それで悪化して、しまいには医者からも「どうしてこんなに悪くなるまで放っておいたのか」と怒られる……
という体験をしていますが
いやいやいやいや、これは悪いのはご本人じゃないですよね!?
喘息発作を起こしていて、なんで怒られないといけないの?
なぜ心配して病院に連れて行ってももらえないの?
それでどうにもならなくなったからといって、なぜ医者から叱られないといけないのか?
こどもの私は悪くないのに、自分のせいにされてしまっていたのです。
そう言った体験が積もり積もって
「私のことって伝わらないな」という信じ込みになり
それが発症の心理的要因の一つになっていたのでした。
2 伝わってしまうと、私に辛いことがある
もう一つの要因として
スラスラと話せて伝わってしまうと、ご自身に辛いことがあると
痙攣性発声障害を続けたくなってしまいます。
ちなみに、お客様の例を引き続きご紹介させていただくと
喘息になっても、怒られるばかりで
あまり自分を顧みてくれない親。
そこからお客様は心の深いところで
「私は愛されていないのではないか」という疑念を持っておられました。
そして、スラスラと話せても自分の言うことが伝わらない……
つまり「相手は聞く気がない」と言うことが明確になってしまうと
いよいよ
「私は愛されていない」
「私はこの家で必要とされていない」
がはっきりしてしまう。
それはとても辛いことなので
「私の伝え方・伝わらないのが悪い・仕方ない」と言うことにしておきたい
という無意識のココロの防御反応から
声を震わせると言うことが続いていたのです。
3 自分の望みを伝える時に、人にどう思われるかが怖い
1の「私のことは伝わらない」と言う前提とも関わりますが
そう考えるに至った親子間の人間関係から、
他者に迷惑をかけるのではないか・嫌な思いをさせるのではないかと言うような「自分の望みを伝えることに抵抗がある」と
やはり声が震えるようです。
これは恐れによる緊張から声が震えるという側面もあるでしょう。
今回ご紹介しているお客様も、お話を伺っていると「そこまで恐れなくてもいいのに、きっと今までも生きにくかっただろうな」と感じるようなものが多々ありました。
けいれん性発声障害を辞めても辞めなくてもいい
ここではっきりさせておきたいこととして、上記3つのように感じてしまうのは、
サンプル数2/70億と言う「親との関係」の中で作られたものであり
必ずしもそれが、すべての人間関係に当てはまるわけではないと言うことです。
自分の素直な気持ちが伝わらないのは、私が悪いからではないし
素直な気持ちが悪い、なんてこともない。(悪意があるなら別ですが)
もっと気楽に自分の望みを伝えていいし、心配なら「(自分が心配していること)を気にしているのですが」と相手に伝えてもいい。
自分のことを伝えるために、相手を判ろうとするために言葉があり、声があり、音があります。
それでも分かり合えないこともあります。
(それは合わないと言うことなのだと思いますが)
そして残念ですが、親子でも分かり合えないことはあります。
ただ、違いを受け入れることはできると思うのです。
弊社のお客様は、現在はかなり声の詰まりが取れつつあり
今までにはなかった新しい人間関係の形を模索されていて
その中で、ご自分が自分や他者に心を開いてリラックスして話せるようになっていかれるのだろうと思います。
一方でけいれん性発声障害という病気が、今のご自分を心理的に守っている側面というのもありますから
病気を続けることで自分が心理的に守られるなら、そちらの方が良いという選択もできます。
病気そのものは悪いものではないので
ご自分が病気をする理由がわかると、続けるか辞めるかを選ぶことができます。
このnoteがけいれん性発声障害で悩む方の一助になれば嬉しいです。
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