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ドル円 介入からの戻し

<ドル円 23日>


東京休場のなか、早朝に15分足中期移動平均線に上値を押さえられて下落するが、15分足一目雲下限でサポートされると徐々に下値を切り上げ。
欧州に入り買い優勢、15分足短期・中期移動平均線がほぼ重なって上昇し下値を支えると、早朝高値を上抜け、NYにかけて小動きながら高値143.46まで上げた。



USD/JPY 1H

22日急落後の戻り高値143.39を僅かに上抜け、1時間足で上昇トレンドへ転換した。


USD/JPY Daily

日足では介入での急落は8月2日安値から9月22日高値のほぼ38.2%押し、22日に日足短期移動平均線をひげで下抜けたが、終値は短期まで戻し、23日は短期をサポートに上値を伸ばした。

ただし、ここ3週間ほど高値波乱の動きで、大きく下押しの可能性もある。
下値余地は日足中期移動平均線137後半や月末の一目雲上限136付近など。
136は8月2日安値から9月22日高値のほぼ61.8%押しでもある。


<来週>

短期的な基調は上昇だろうが、どこで介入があるか警戒感があり、上値は重そう。
144や145などは特に注意が必要か。


米10年債利回り

指標は、特に週末の米PCEデフレータが注目。
上振れるようなら一旦米国債金利上昇があり得るが、今週FOMCでのドットチャート上方修正が裏付けされたと見れば、長期金利は落ち着き、ドル円の上値を押さえる可能性もある。


一旦143付近まで下押しして押し目を作り、15分足中期移動平均線や一目雲上限がサポートして23日高値を上抜けるところは押し目買いポイントとなる。

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