[移植元:Diarynote] 9/16チャンピオンズリーグ東京【122位/CSP60】2018年9月17日 ポケモンカードゲーム
頑張りました。
予選6勝3敗。9戦完遂できて良かった。
実は初めてチャンピオンズリーグでCSP取れたのですごく嬉しい。
記録として、初めてのレギュレーションで何を考えて大会まで望んだか、そして当日のマッチアップを記しておこうと思います。
最初、特に大会とか他の人の構築を見る機会もなかったので、脳内で考察を進めてデッキ組んで一人回ししていました。みんながジムバトルなどでSMレギュデッキを使い始めると、私もぼちぼち新レギュで対人戦ができるようになり、このレギュレーションの展開速度や強い動き、立ち回りの限界などが見えてきました。時期としては7月入るかどうかくらい。ここら辺でSM環境に対するスタンスは固められたように思います。
スタンスはこんな感じ。
・Nが無いので、サイド先行して増えたハンドからグズマで終わる。分かりやすく捲る手段がない。なのでサイド先行していきましょう。
・ドローが貧弱なので特性で盤面固定するデッキが安定する。ゾロアークやヤレユータンのように手札を補充するか、メタグロスやクワガノンのように手札に寄らず継続戦闘していく形を作りましょう。
・カードパワーがXYと比べて弱く、トップ1枚から全部解決できる確率は結構低い。なので初手ジャッジマン(やぶれかぶれ)の回答はとても難しくとても強いが、雑に使うと自分に刺さるので諸刃の剣。初手ジャッジマンへの安定回答があるデッキで使う初手ジャッジマンが最強です。
で、色々強いデッキ考えてたんですが、超爆インパクトの「ロストマーチ」「ウツギ博士のレクチャー」でそこまでのデッキ案が全部ひっくり返されてしました。よって、超爆のリスト公開後から直接の環境考察とデッキ構築をする羽目になりました。ここまで環境動くと思っていなかった。
CL東京の環境読みとデッキ選択については、次のように考えていました。
・ロストマーチは雑に強い。しかし9戦安定して戦えるデッキを組めるのは極一部のプレイヤーのみ。上位層プレイヤーは強いロスマ組めた人以外使わないので、怪しいロスマをちゃんと食う側に回るのが正解。強いロスマ引いたら運負け。
・全人類対ロスマで構築が歪むので、ロスマ切った速攻デッキはロスマ以外切って勝ち抜ける可能性がありそう。
・対ロスマで構築が全く歪まないウルネクwithギラティナがトップメタ。
・2勝するまでは何引くか考えるだけ無駄なので、対有象無象性能が高いデッキ・デッキパワーが高いデッキを握るべき。あと事故率が低いことが一番大事。
対有象無象性能が高くて練度の高い手持ちのデッキが、ロストマーチに勝てないか、ロストマーチにしか勝てないかだったので、とりあえずゾロアークGXだろう、という結論には至るも、強いゾロルガが組めなくて困っていました。そこで一緒に考察していたシゲルくんから朗さんが組んだゾロルガのレシピをもらい、とりあえず回して見ることに。自分では組めない枚数配分だったので、下手にいじるよりもそのまま回して配分の意図を探って行くほうが意味があるかなと考えて、練習会に持ち込んで色々試してみました。回してみたら、ベンチにシステムポケモンを置くデッキ(ウルネクなど)に強いルガルガンと、単体で速攻馬鹿打点出すデッキ(ゼラレックやカルゴ)に刺さる悪の戒めマニューラと、綺麗に役割対象分かれていてほとんどのデッキに回答を作れることがわかってきたので、このまま立ち回り煮詰めて行った方が勝てそうだな、となりそのまま持ち込むことにしました。改めて、構築をシェアしてくださった朗さん、構築相談乗ってくれたシゲルくん、ありがとうございました。
ということで当日のマッチアップです。
■CL東京予選
use:ルガルガンGXゾロアークGXマニューラ
1戦目:○6-2レックウザゼラオラ
ベンチにフル展開してくれたので、マニュで2回とルガンで1回ワンパンして勝ち。
2戦目:○マグカルゴGXタッチ妖アローラキュウコンGX
マニューラで相手ベンチ広げるのを咎めて、ブラッディアイでじならしから取ったら止まってくれたので、ツーパンしていって勝ち。
3戦目:○6-3ツインソルガレオGX妖アローラキュウコンGX
お互いリーリエ2ドローみたいな感じで展開できず、スローな始まり。先にソルバーストGXから展開されたので、こだハチエナジードライブで130乗せて返す。ディアルガで殴ってきたので、70イワンコから進化したルガルガンでソルガレオを取る。相手のディアルガがルガルを殴れなくなったので、そこからテンポ取って2体目以降のソルガレオ作らせず勝ち。
4戦目:●4-6アローラナッシーラランテスゼブライカ
アセロラ薄いし160ワンパンできないしルガン出せないしでキツいマッチアップだと思っています。初手グズマばっかりだったので、裏のシママを3回狩るもゼブライカ立てられてしまい、順調にナッシー立てられて間に合わず負け。
5戦目;○6-4レックウザGXゼラオラGX
ぼちぼち展開しあって、マニュを立てて戒めでレックを取る。次デスローグでゼラオラを取り、こだハチディアンシー爪で切り裂く160+回転飛行でレック取って勝ち。
6戦目:○6-4マッシブーンGXルガルガンGXカプ・コケコ
ベンチにイワンコだけ並べてスタート。ルガン爪で切り裂くでコケコ、次デスローグでマッシGXを取って小マッシを避ける。ビーリンからルガン落とされた返しにジャッジでハンド絞りつつこちらの小マッシを押し付ける。相手ベンチにイワンコが出たので先に取り、グズマから手負いのマッシGXを取って勝ち。ゾロアーク出さないで回しきったの上手かった(自画自賛)。
7戦目:●4-6ズガドーンGXアーゴヨン
ベベノム→アーゴヨン→ズガドーンの順番で取るプランで勝てるので、ベベノムから取る。次アーゴヨン取るところでマオ打ったら、130打点出すためのパーツ2つ(ディアンシーPSと食い尽くされた原野)が両方サイド落ちして倒せなくなる。ズガは210打点遠いのでせめてゾロで殴るべきところをルガで殴ってしまい、返しで落とされてそのままテンポ取られて負け。ディアンシー爪で切り裂く130だけじゃしんどいから原野ライオットビート130のルートも用意してたのになー、という感じ。ゆうてサイド落ち見た後の立ち回りが何も強くなかったので、経験値不足を感じました。
8戦目:○6-2ジガルデGXゾロアークGXカプ・コケコ
先行2で4エネジガルデ作られて負けを覚悟します。茶色はマニュも通らないからとてもしんどいですが、せめてサイド先行するべく先に爪で切り裂くで後ろのゾロアークを取る。お相手後続のゾロが立たず止まってくれたので、エナジードライブ120でジガルデを削り、返しのジャッジメントGXに対して、グズマ+ブラッディアイからのライオットビートでジガルデを倒す。その後は相手後続立たず勝ち。
9戦目:●2-6ウルトラネクロズマGXネクロズマ暁の翼GXギラティナカラマネロ
お相手ギラティナから入ってきて、こちらもゾロアークで動かしていく展開。テテフのエナジードライブで落とされた返しに小マッシでビーストエネこだハチスレッジハンマー180で返して勝てるなって思ったら相手のサイドが残り3枚だったのでgg。見落とした要因はいくつかありましたが、要は連戦で集中力が持たなかったんだと思います。体力をつけます。
マッチアップ運は、マニュが立てばガン有利のゼラレックを2回引いてちゃんとマニュ立ってるので、比較的良かったと思います。不安のあったロストマーチを引いていませんが、明確な不利デッキの茶色2回引いてるし妥当なところ。事故による一方的な負けが一度もなかったのが一番の勝因だと思います。
以上、最終戦まで残れたので文句はありますがほぼ最高の結果でした。でも最終戦のこともあってもう1勝と欲が出てきますね。今シーズンの滑り出しとしては理想的なので、今後も安定してこのくらいの成績を出せるようにすることを目指していきたいです。
最後に、構築相談や練習にお付き合いいただいた皆さん、当日対戦したりお話ししたりできた皆さん、ありがとうございました。
ひみつ日記
自分なりのこのデッキの理解を書いておこうかなと思います。
基本ムーブ。初手ハイボテテフウツギ→ゾロアイワンコメタモンメタモンにユニットエネが理想ムーブ。初動を安定させないといけないと思ったのと、ハンドにエネやゾロアークがあるときのシロナが怪しさあるので、リーリエ1枚増やしています。初手リーリエ率を上げたいという意味込みで。
GXへのワンパン打点がデスローグ、悪の戒め、ビーストエネスレッジハンマーだけなので、通しどころを意識したゲームプランを立てる。
ウルネクにはブラッディアイ切ってイカイカ→デスローグでGXを取るの流れ。アゴズガも同様。
レックやカルゴはマニュを2回通すことをイメージして、ウツギでニューラを持ってくる。
サナやガレオ、ジュカインはライオットビートでたねを狩り続ける動き。あとはテテフなどを絡めて2進化をツーパン取る。一発目はGXで殴ってサイドを取らせず、二発目で非GXを押し付けられると強い。
Wキュレムはマニュが通らないので、ディアンシーPS込み爪で切り裂く130か原野ライオットビート130を連打する体制を作る。相手はHP200以上のワンパンが難しいので有利な印象。
ゼラオラはルガルガンで弱点ビートして、裏にマニュマッシ置いて勝ち。
祠バレット系は、小ルガルガンかゾロアークでワンパン体制を作ることを優先する。スタジアム後出しが絶対。
基本的に全て序盤に130ビート体制で非GXを倒していき、サイド有利取ったところにデスローグで一気に突き放す動きをしたい。終盤の詰め筋はこだハチ込み130~160打点に、回転飛行またはブラッディアイグズマでツーパン取る形。
捲る展開のときは、サイド差追いつくことは考えずに裏のシステムポケモンを潰すことから考える。どこかで1ターンドローゴーを作らせないと捲れないので。
最後に、このデッキの自分じゃ思いつかないポイントをいくつか。
・ビーストエネ
・マニューラライン1-2
・タイマーボール
以上です。