第23回ポテンシャルポケカレポート
お読みいただきありがとうございます。
オータムと申します。
今回は第23回ポテンシャルポケカ総合優勝しましたデッキについての解説記事を書いてしまおうと言う理由から始めてnoteに挑戦してみようと思います。
お手柔らかによろしくお願いします
0.自己紹介
0-1 経歴
シティや大型大会での戦績
・特になし。凡人です。
0-2 ポテンシャルポケカ経歴
総合優勝4回目 卓優勝8回目
※ポテンシャルポケカとは、投票数+勝利数で優勝が決まる大会です。
この大会では4or6人で卓を作り、その対戦相手のデッキの中で1番気に入った、面白かったデッキに1票投じることができます。
その投票数と勝率から計算されたポイントにより、その卓の中での優勝が決まります。それぞれの卓優勝の中から計算されたポイントが1番高かった人が優勝となります。
勝率だけでも、面白さだけでも優勝することはできません。
詳しくは下記をご参照ください。
0-3 本記事を書くきっかけ
久しぶりに総合優勝
①新しいことの挑戦
②自分の脳内整理
③デッキを作ったきっかけ
などせっかくなので色々と書き記していこうかと思った次第です。
あとは下記ツイートのようなことがあったので、というのも追加しておきます。
1.使用デッキレシピ
1-1.コンセプト
今回はいちげきのディアルガをメインに据えて戦いたいなーと思ったので使いました。
また、ディアルガのメインウエポンは「クロノワインド」ではなく「ヘビーインパクト」で考えていました。
超鋼鋼無でヘビーインパクトが使えるのですが、基本的には超鋼鋼一撃(闘/悪)で起動して230ダメージが出るのでポケモンVやたねex(ミライドンやコライドン)あたりまで取れるなーと思っていました。
と言うのが机上論。
元々このディアルガはずっと考えていたのですが、2つ問題を抱えていました。
①VMAX/Vstar/1.2進化exに打点が届かない問題
②エネルギー重すぎ問題
問題①について考えてたところ、この布陣に太刀打ちできるカードねぇかなぁ??
・・・
・・・
・・・
あったわ
ということで牙竜の巻を咥えたディアルガが爆誕(お前、スタークロノス使うから一撃じゃなくて連撃側じゃなかったんか)
エネルギーも超鋼鋼一撃(闘/悪)+無色1個で動けるので色問題は完全に合格。
次に②のエネ重すぎ問題。
超鋼鋼無4エネ、3つも固定色あるし流石に色縛り重すぎ、(さすが重量級!) どう動かすねん!!
・・・
・・・
・・・
存在していた。知っては居た。
そして問題の問題が生まれた。
・・・ロスト7枚て!!!!
この時の会話を思い出して閃いたオータムの中のデッキネットワークがすべて繋がった瞬間だった。
・・・
ポケモンほぼ一撃じゃね??
もうすべてが解決した。
2.採用カードについて
2-1.ポケモン
・ディアルガ(いちげき) s7D(摩天パーフェクト)
1-1.コンセプトでも紹介した通りのメインアタッカー
ヘビーインパクトは210って書いてありますが大体230出ます。
クロノワインドも優秀で、ポケモンVを1ターン縛ることができます。(Vstar/VMAX倒せない問題これでなんとかなったんじゃね?説もありますが、お口はミッフィーちゃん)
・デルビル(いちげき) s5I(一撃マスター など)
・ヘルガー(いちげき) s5I(一撃マスター など)
いちげきポケモンのお友達セット。
1ターンに1回いちげきエネルギーをいちげきポケモンにつけることができます。
このデッキだと初速がものすごく遅いので、序盤はよくヘルガーが殴ります。
やみのキバの打点は70で覚えておいて問題ありません。
それといちげきなので牙竜の巻を咥えることができます。
まさかヘルガーがごうりきざん使うことになるとは思いませんでした。
(※光ってないヘルガー探すのが大変でした)
※スタートデッキ100にて収録
・カゲボウズ(いちげき) s6H(白銀のランス など)
唯一存在するいちげきのカゲボウズ。
他のカゲボウズに比べるとHPは10低いですが、あくの塔のコストでドローになります。(こいつ捨てると祟られそう)基本的に攻撃することはありませんが、うっかり牙竜の巻をお供えすることができます。
相手からすると何のジュペッタに進化するかわからないので結構圧になると思います。
・ジュペッタ(にんぎょうくよう) s11(ロストアビス)
このデッキを繋いでくれたスーパーカード(でもなんでHP100なん?)
ロストゾーンに遊びに行く代わりに人が一人帰って来ます。基本的にはアクロマさんを蘇らせることが多いです。アクロマさんとジュペッタでロストゾーンにいっぱいお供えするとミラージュゲートが開きます。(ディアルガが時空司るならこれくらい開けるようにしとけ)キュワワーを採用せずにロストが増えて手札も増えるカードのはなかなかに珍しいのですごい1枚。
キュワワー採用してない理由をあっさり書くと
①スタジアムがビーチコートで固定になる
②入れ替え札を積む枠がない
③対策されてそうだと思った
④いちげきのサポートを受けられない
ざっくりこんな感じです。
2-2.サポート
・アクロマの実験 s11(ロストアビス など)
ロストを増やす兼ドローカード。
よく言われていますが、悩みすぎ注意。
時間には注意しましょう。(この人の髪型どうなってるんだろう?)
・シバ(いちげき) s5I(一撃マスター など)
ウー!ハーッ!
でお馴染みのシバさん。(なぜかいちげきにカテゴリーされてる)
このデッキでは
①あくの塔でウー!ハーッ!
②普通に使ってウー!ハーッ!
③手札に来すぎたエネルギーを山札にウー!ハーッ!
する時に使います。
みなさんもご一緒に!
ウー!ハーッ!
・ミモザ sv1V(スカーレットex)
保健室の先生らしいトラッシュのポケモンを救助してご奉仕として3枚引くことができます。(色々と)すごいミモザ先生。
このデッキにおいてはメインアタッカーであるディアルガが4枚しか採用されていないので、その5枚目以降を創り出すことができます。
レスキューキャリーが抜けてミモザ先生に変わりました。(個人的には紫色が色の中で1番好きなので、紫髪の先生っていいよなぁ・・・)
・シマボシ s9a(バトルリージョン など)
なんでシマボシ入れてるんですか??
と思ったあなた。
いい質問ですね。
このカードの使い道としては採用枚数の傘増しをこのカード1枚でやってしまおう、という根端です。
何言ってるんだこいつと思うかもしれません。
役割はこんな感じです。
「エネルギーリサイクルを使ったのにエネルギーが足りないよー!」
こんな時は
シマボシ→エネルギーリサイクル→あくの塔でドロー
あら不思議手札にエネルギーリサイクルが帰ってきたではありませんか。
こんな感じでシマボシ→必要なカードを山札上に置く→あくの塔で引く
ということや
「いちげきのほうこうが使えないよー!」
なんて時はシマボシ→いちげきエネルギーを上に置いていちげきのほうこう、といったように動くことができます。
とても器用に動ける天才的カードだと思ったのですが、一度も使いませんでした。そもそも25%で何も起きないんであんまり信用してないといえばそれまでですが
・ボスの指令 (イラストはお好み)
相手のポケモンを釣り出してゲームを決めるカード。
過去の歴史と好みの関係でフラダリにしましたが、ディアルガメインのデッキということでアカギにする方がオシャレだったかもしれません。
2-3.その他トレーナーズ
・いちげきの巻物 牙竜の巻 s7D(摩天パーフェクト)
ごうりきざん 320ダメージ サイド3枚取ります
声に出して読んだら脳汁が飛び出るワード第一位
300って書いてありますが、闘の枠はいちげきエネルギーなので最低保証320出ます。
最初からアクロマでロストに置いたりあくの塔で捨てたりせずに最後まで頑張って見せないようにして最後にミラージュゲートで必要以上にエネルギーを加速して
「なーにやってんだこいつ」
みたいに見せた後に牙竜の巻をバチーン!と叩きつけましょう。相手が泡を吹きます。自分は脳汁がドビャーっと出ます。盤面が水浸しになります。
基本的にはディアルガで使うことを想定としていますが、上記のようにいちげきポケモンなら使えるのでヘルガーやカゲボウズがうっかりアタッカーになります。
・あくの塔 s5I(一撃マスター など)
このデッキのメインエンジン
いちげきのカード1枚が2枚になります。
序盤はトレーナーズをよくトラッシュして、終盤は友達を呼びすぎたデルビルやヘルガーなどをお供えすることが多かったです。
このデッキが苦手とするシンオウ神殿や、最近よく使われるビーチコートなどを上書きするのにも使えるため、スタジアムのドローは貴重だと思います。
このデッキの大黒柱と言っても問題ありません。
・ミラージュゲート s11(ロストアビス など)
このデッキにおいてこれがないと基本始まらないエネルギー加速手段。ただし使えるのはめっちゃ遅いので頑張って耐えましょう。
とはいっても基本的にはサイドを1枚ずつしか取られないので、比較的ゆっくりでも間に合うことが多いです。相手もルールなしだと基本的には間に合いません。
このデッキにおいては2タイプのエネルギーを1匹で使うドラゴンタイプならではの旨味が生きていると思います。
ロストの増やし方は基本的にアクロマ(2)→ジュペッタアクロマ回収(4)→アクロマ(6)まではほぼ確定です。残りの1枚はジュペッタかアクロマで何とかするか、後述するロストスイーパーであくの塔をやむなく飛ばしましょう。(このカード、原作にも特に出てないから何もボケられない。流石環境カード)
・ロストスイーパー
吸引力の変わらない妨害兼ロスト加速のカード。
相手のいやらしいどうぐを飛ばしたり自分のあくの塔を無理やり飛ばして起動したりと役割は未知数。
サポートと進化でしかロストが増やせないこのデッキにとっては奇襲になる1枚。
・レベルボール s5R(連撃マスター など)
このデッキで持って来れるのはデルビルとカゲボウズのみです。
ディアルガも持って来れるからネストボールのがいいんちゃうん?エアプ乙。みたいに言われそうですが、あくの塔を意識してこっちにしました。
ネストだとベンチに直行してしまうので、あくの塔のお供えが手札に用意できません。基本的には山札圧縮兼2ドローカード、デルビルカゲボウズ立てるためのカードとなっております。
じゃあディアルガ持ってくるカードないけどどうするんですか?という質問が出てくると思います。というか実際に聞かれました。
私の回答は
「気合いで引き込みます」
これです。割り切りってやつです。
そもそもたねポケモンは4-3-3の10枚のうちの4枚、つまり40%はディアルガがスタートカードになります。ゲーム開始時40%の確率でディアルガに出会えることになります。もうそれでよくね?となったのでそうしました。
・活力の壺 s5I(一撃マスター など)
いちげきエネルギーのお供の怪しい壺です。
基本的に1試合に1回または2回使って残りはあくの塔のコストになります。
1枚目は問答無用にコストにしましょう。あくの塔に売りつけられる壺、一体どんな壺なんだ・・・??
・エネルギーリサイクル s5R(連撃マスター など)
このデッキではエネルギーの消費が激しく、1枚だと足りないことが多かったので2枚採用です。いちげきエネルギーを山に戻す壺とリサイクルで合わせて5枚と多めの採用となっておりますが、結構ちょうどよかったです。最近このカード高いですね。多めに持っててよかった
2-4.エネルギー
・いちげきエネルギー
サポートの手厚いエネルギー。
このデッキだとごうりきざんの闘枠とヘルガーのやみのキバの悪枠、ディアルガの無色枠として使います。今話題のカードとなってるだけあって1エネルギー加速するだけで火力が上がるエネルギー、弱いわけないですね。
・基本超エネルギー、基本鋼エネルギー
ディアルガの起動用エネルギーです。枚数は完全に感覚です。ディアルガとごうりきざん両方に鋼2枚を要求されるので鋼の方が多めです。
3.回し方など
スタートはディアルガを持っていれば基本的にディアルガでスタートしましょう。
序盤は殴れるポケモンが基本的にはいないので、デルビルを優先的に立てるようにしましょう。カゲボウズは後回しでいいことの方が多いです。なぜなら、このデッキだとまともに火力を出せるのがディアルガとヘルガーしかいない為です。
ヘルガーでやみのキバを使って軽めのたねポケモンを狩っておいてテンポをとる動きをしないといけないことが多いです。
序盤のあくの塔の動かし方は上にも書きましたが、活力の壺>あくの塔>ヘルガー≧シバ>カゲボウズ≧デルビル>いちげきエネルギーです。
終盤は
活力の壺は1〜2枚、落ち方にも寄りますが大事に握っておきましょう。終盤ほどポケモンが必要ではなくなるので(特にヘルガー)、優先度はだいぶ変わります。
相手に気絶された時には基本的には殴れそうなポケモン、もしくはジュペッタを握っているならカゲボウズ前でカードを引き切ってから考えましょう。
時間が経てばロストが溜まっていくのでタイミングを見計らってミラージュゲート、いちげきのほうこうで一気に加速してヘビーインパクトを狙います。
最後の最後に隠しておいたごうりきざんを叩きつけてフィニッシュ!!
できると最高です。
4.最後に
大変長くなりましたがご覧いただきましてありがとうございました。
今後はもしかしたら過去の振り返りや新弾を使ったデッキレシピやデッキネタなど投稿できたらいいなーと思っております。
三日坊主にならないように細々と続けていきたいと思います。
おまけ
今回の景品がトリプレットビートということで、後日自宅に届くそうです。
新弾カードリスト見ながら当日ノーマルカードを漁る、という時間が一気に短縮できるのは個人的にはめっちゃ嬉しいです。スーパーエネルギー回収やルミナスエネルギー等、強化拡張パックなので一箱の封入率も多めになってると思うので大変助かる予定です。
普段箱買いしないでシングルで揃えるマンなのでたまには箱のありがたさを噛み締めたいと思います。ハヤトSR、絶対来るなよ