鬱を抜けた・引っ越しについて
ただの抑うつ気分なので、抜けるのは早い。
まともに動く心と身体を取り戻したぞ。
さて。今のわたしの一番の懸念事項、引っ越し。
実は引っ越しを撤回できる時期を過ぎた頃から、今のわたしにフィットした機能がコンパクトに全て詰まった家を手放すことに対し「なんてことを決めてしまったんだ…」としばらくブルーな気分になっていた。
しっかり採寸してみたら思ったよりデッドスペースが多く、思い描いていた家具配置ができそうになかったのが大きい。
しかし本日新居の玄関の前を通って「やっぱりこの家かわいいっ!毎日この玄関に帰るの最高!」とテンションが上がってブルーはおおかた吹っ飛んだ。単純でよかった。
それでも6年かけて整えてきた今の家はかなり気に入っているから、きっと引っ越し後も新居に慣れるまでは「なんで引越したん!?」と何度も後悔するだろうなと思っている。
それなりに安定した温泉のような現状を抜け出し、プラスになるかマイナスになるかわからない環境変化をもたらす博打に出るのだ、不安は消えるべくもない。
思えばこれは進路の悩みにも通じる。
わたしにはどうしても医業から転職しなければならない理由はない。
今回わたしはどうしても引っ越さないといけないわけではないけれど、ずっと感じていた「なんとなく引っ越したい」に従って引っ越す。
己の心に従って、一般的には合理的でない決断をするのは、思えば人生で初めてかもしれない。
落ち着かないわけだ。
よく考えると、この引越しのいちばんの目的は、「大きなことを自分で決めて、自分で変える」という経験を積むことかもしれない。
引っ越しが成功だろうが失敗だろうが、今後大きな決断をする際にきっと糧になってくれると信じる。
未来のわたしよ。
後悔したときはこの記事を見て、「そうだったな、何事も経験よ!」と前向きな気持ちになってほしい。
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