寓話と税血

はじめに

これは日記です。
タイトルについて思った事をつらつらと書くだけで本題はミッドレンジに関わる話になるので、ためになる文章読みたい方は次に挙げる記事だけ読んだ方が良いと思いますw
(※勝手に引用したので、怒られたら消します)

https://note.com/mijukumono3776/n/n3541a10a08fb

きっかけ

というのも、先に挙げた未熟者さんの寓話に関わる「無視したら負ける」、というフレーズを読んで浮かんだ話を軽く言語化してみようと思った次第で。。。とはいえ簡単にまとめようとしたのに案外ボリューム出そうなので結局noteに。
およそ1年半前、イニストラード、神河の実装から姿を見ないことのない2枚のカード。いまや脳内からその存在を消すのも難しい。とりあえずこれら2枚のカードについて思う所を書いて、その後適当になんか書きます。

税血の収穫者

ここ数年数少ない神話アンコモン。徴収者じゃないよ!

スタッツ十分でパーマネント2つ。クロック、ルーティング、除去まで可能とおよそアンコモンがやる事を超えている。それでもスタンではそこそこ強く、パイオニアでは2ターン目に出ると準フィニッシャーの仕事をすることも、という立ち位置。2マナなのでアグロなカードでもあるけど殴らない事もそこそこあり運用はミッドレンジ的になりがち。

ここ数年のデッキ構築における考察(というか味するカード選択の効率化/絞り込み方)になるのだけど、ミッドレンジにおける採用カードは
 ・パーマネントはレア以上、除去やスペルについてはコモンアンコもOK
が最適解になるケースが多いと思っていたけど、これは例外も例外かなと。
直近でいうと死体鑑定士とかさまよう心あたり?やや赤が優遇されてるイメージあります。なんとなく。

鏡割りの寓話

諸悪の根源と言って差し支えない活躍っぷり。お世話になってます。

今でも時々どこかで禁止を囁かれることのあるこいつ。「無視したら負ける」パーマネントが「2つ」。先手で出されてゴブリントークンが処理できない場合すぐさまマウント取られるなんてこともしばしば。クロック、フィニッシャー、ルーティングと3マナのカードに全部入ってる。レガシーまで影響を及ぼすのも全く不思議ではない。とはいえ絶対的な支配もできないサイズ。いや、やっぱおかしいんじゃないかw

今の構築環境(主にスタン)について

本当は番狼というかメリーラみたいなシンプルなゴリラで遊んだり、もっとスケールの大きいカードをさっと出せるデッキで遊びたい!
とは思うものの前回のローテーション入れ替えの結果として制圧力があるデザインのカードが減った状態だと思っています。スケールが大きく速やかに勝ちに直結するカードが少ない。
言い換えるとミッドレンジに向いたカードが今のスタンダードを占めすぎているかなと。これだけ下の環境まで採用されるカードが多いのはここ数年の特徴かなと。異論は認める。
2マナ圏が相対的に弱めで、対して3,4マナが圧倒的に強い。これもよく言われる話。

ミッドレンジに対して強いデッキといえばスケールの大きいデッキ、つまりランプになりますがマナブーストや中継ぎになるカードが今は心許ない。以前のように2-4-xの動きが安定せず、xにあたる高マナ域も制圧力がちょっと薄め。主に前環境のスゥルタイ根本やティムールランプに含まれるカード群を指していて、この環境には根本もなければアールンドの天啓も無い。アトラクサという天啓は現れたけど、他は地味。
さらに言うと今のカードプールでは寓話や税血、銀行破りを扱った方がリターンが大きい。盤面のプレッシャーも強く長期的に効果的なアクションが取れる。というか重いカードより全然リソースを稼ぐ。これ以上が無い状況とも言える。
序盤から毎ターンのプレッシャーが大きく終盤まで驚異の粒度があまり変わらない事も多い、息苦しく長い。とにかく長い。出た時の誘発無い生物少なすぎて疲れません?ほぼ全部誘発しますよね。

メリット

改めて寓話や税血のメリットを雑に考えてみる。

  • 対応範囲が広い。どちらも便利すぎる。

  • 無視すると負ける能力(ボーナス)持ち。特に寓話は手番ごとに質、量の何らかが増える。

  • 軽く、連打することに意味が見いだせるカードデザイン。サイズの大きい生物も手軽に倒せたり有限増殖も決まる。

  • つまり視界に入れた段階で対話を余儀なくされる。

つまり何が言いたい?

かというと、これらを使った時点で強制的に相手と向き合わされる/向き合う事になるのでこれらを使う事、そしてその存在自体がミッドレンジそのものなんだな、と思いました。というか思ってましたw
どんなデッキで使ってもミッドレンジの側面が自動的に備わってしまう。色々書いた気がするけど言ってみたかったのこれだけです。

ここで日記はおしまいです。駄文を読んでくれたみなさんありがとうございました。


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