【速報】代理申請に関して~第11回事業再構築補助金~
令和5年12月15日に事業再構築補助金事務局のホームページが更新されたので速報とこれまでの情報をまとめます。
案内の内容とは
令和5年12月15日に出た案内は「第11回公募代理申請について」という題名でした。
主に事業再構築補助金の代理申請について該当事業者への対応と過去の事務局対応を謝罪している内容と見受けられます。
代理申請とは、事業者以外の第3者に補助金申請の業務を代行してもらう行為です。事業再構築補助金では、事業者が自ら事業計画書を作成し、申請することが原則であり、代理申請は公募要領に違反する行為です。第11回の公募要領で代理申請が明確化されました。行政書士様でも代理での申請は不可なようです。
事業再構築補助金は電子申請で申請を実施します。そのため、主にPCで申請を行いますが、その際にGbizIDを用いて申請します。GbizIDには以下の情報(スクショ参照)が取得されます。
特に「(4)その他本サービスの利用に伴って取得する情報」に記載された内容から個人レベルで特定できる可能性があるのでは?と感じます。
実際に11月から現在にかけて代理申請の疑いのある会社に事務局からメールが届いたようです。
事務局からメールが届いた場合の対応
事務局から以下の内容の要求があるようです。(事実確認は取れていないのでご参考までに)
事務局へ申請状況に関する事情説明や資料をご送付いただきましたら、いただいた内容で審査を進めさせていただきます。
指定の期日、指定のフォーマットで申請に関する事情説明や資料などを送付。
送付内容をもとに審査を進める
申請状況に関する事情説明や資料というものが決まった形式がないので、証明が難しい内容ですね。代理申請はおそらく事業者の住所と申請をした住所の位置関係で疑いがかかっていると推測できるので、これを証明する資料があれば正当性は指摘できそうですね。
事務局対応に関して謝罪
この内容は明確ではないですが、各SNSやインターネット(この記事の内容も含む)の情報から事務局の対応の不備など全般的に謝罪しているのかもしれないですね。
案内に内容をSNSの内容を照らし合わせると以下の対応が実際にあったように感じます。
電子申請をその場で実施したという証憑を提出すること
→認められなければ次回以降は申請を禁止する
事業者多忙のため、数十回にかけてマメにログインをして申請
→異常なアクセス回数なので代理申請の疑い
その他の高圧的な口調で対応
これらに対し西村前経産省大臣は以下のように事務局を指導しています。
対応がスムーズになれば事業者にとっても事務局にとってもメリット大きいので良い変化ですね。
結果はいつでるのか?
これらの事態を受けて、11回公募の採択結果発表が、令和4年1月下旬から2月上旬頃に延期されました。
第12回事業再構築補助金の公募もあるようですが、11回の採択結果発表延期に伴い、後ろ倒しになる可能性は高そうですね。
筆者の所感
今回の事態を受けて、事務局は代理申請の防止に向けた対策を強化した上で代理申請の禁止を絶対的なルールとして認識できる機会となりました。
別の記事(下記のURL)で筆者の考えを記載していますが、事業者の主体性という部分がキーワードになると実感しています。
なお、令和5年度の補正予算の内容は、ここ数年間において大きく内容が変化しているため、事業者が補助金の活用を検討する際には、最新の情報を入手することが重要です。
情報の進捗があれば更新していきます。
また、詳細の情報が欲しいやタイムリーな情報が欲しいという方に対してはAMS自動車整備補助金助成金振興社のコミュニティへ無料参加いただけるとご提供が可能です。
詳細が気になるという方は以下のURLよりお問い合わせください。
AMS自動車整備補助金助成金振興社
独自コミュニティ内での最新情報のご提供やご不明点の解消をチャット形式で実施しています(無料参加)。
DXに関して
人事も経理も営業も現場もオールインワンで実現できる業務効率ツールをご案内(無料参加)。
自動車整備工場の方
ご希望の設備が見つかるサイトをご用意しております。お気軽にサイト内をご確認ください。ご不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。