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働きがい改革

 最近働き方改革から働きがい改革へというワードが流行りだしています。
働き方改革で残業規制を強化するあまり、本当はもっと仕事をしたいとしている人の意欲を削いでいるというのです。脱時間給、成果に応じて報酬を出すやり方に変えたほうがいいというものです。また日本人はやりがいなどないけど仕事をしている人が諸外国に比べて多いと言われています。

ではやりたい仕事とは

 仕事を課題を自ら発見してその解決策をトライしていくことだとすると。
課題を見つけるには、今やっている仕事を今一度見直してみることです。
 なぜ何のためにやっているのか
 本当にやる必要があるのか
 誰が喜ぶのか(誰が何に使うのか)
断捨離する、やらなくていい仕事はしない、意味のない仕事をしない。
そのうえでやるべき仕事について今一度見直してみる
 今のやり方がベストなのか
 改善の余地はないか、ほかのやり方はないか、もっと新しいやり方はないか。
 今までやってきたからを疑い、小さなことでも自ら考え、より良きようにする、新しいことを試みるようにするのです。
 そうすることで本当に必要なことが見えてきます。

 その仕事はやりたくないけどやらされている仕事でしょうか。
 そもそも何でその仕事を始めたのか。
 もともとその仕事に意味がないならやめればいいので、これは必要なないのでやめてもいいですね。
 誰もやりたくない仕事って何でしょう。それは意味のない仕事ではないでしょうか。
 皆がやりがいがあり、やりたいと思う仕事などない。いやでもやらなくてはいけない仕事はある。と言われますが、人によりやりたい仕事、やりたくない仕事は違いますよね。
 その人にとってはやりがいをもってやっている仕事でも、他の人から見たら何であんなしんどい仕事をやっているんだろうと思われることがあります。逆に他の人から見てこんなに面白いやりがいのある仕事なのに、いやいややっている人もいます。

 意味がある仕事はそれだけ価値がある仕事であり、仮にやりたい人が少ないのなら、そのインセンティブ(例えば金銭)が大きくなります。本来ブルショットジョブ(誰もやりたくないどうでもいい仕事)などないはずです。
 皆がやりがいがあり、やりたいと思う仕事を増やすのがマネジメントの役割です。
 他の人はやらない、やれないけど自分ならできることを増やすのが働く人の役割です。
 理想といわれるかもしれませんが、理想と現実のギャップを埋める。その課題を自ら発見して解決策をトライしていくことを仕事ととらえるのであれば大切なことです。

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