読みオワタ『トレンドフォロー大全 上げ相場でも下げ相場でもブラックスワン相場でも利益を出す方法』
ずっと Kindle のライブラリに入ってたからなんとなく読み始めたものの、って!
我、自腹で買ってたんか!Kindle unlimited かと思ってた。
様々なトレンドフォロー投資家の実績やインタビューや関連する論文などを集大成した大著。金融伝記が読みたい人には満足感があるかもだけど今日から実践に活かせるサムシングス何かはほとんど得られないので、8千円あるんだったら、それを種銭に小ロットでFX(通過 or 仮想通貨)トレードの訓練したほうが8千倍有益。1発で溶かしちゃだめだお!数ドルのロットからちびちび始めるんだ。おすすめの仮想通貨取引所はこちら!!!
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トレードとは全然関係ないけどマークした箇所はこちら。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」が有名すぎるので、気取ってこちらを使っていきたい。
わかりみ。(古典や新古典の)経済学者は、空想から生み出された「経済モデル」を弄ぶ学問だから現実とかけ離れててぜんぜん役に立たないどころか有害だ!って話は『21世紀の貨幣論』に詳しい。
これもそう。政府債務残高は、は将来税金で返さなくてはならない "政府の借金" みたいな話は、調べれば真っ赤なウソって分かるん
『金融政策(最も単純な意味では、貨幣の発行)』これもそう。"借金" は現実社会においては "貨幣の発行" 具体的なオペレーションを含めてそこらへんは『MMTがよくわかる本』が詳しい。
ドンチャンチャネルだ!
ドンチャンチャネルが登場した第2章「偉大なトレンドフォローたち」の リチャード・ドンチャンの事例んとこは唯一具体的な手法に触れられてて、株や商品をスウィングトレードする人には古典的なガイドになりそう。
タートルズの選考基準
設問は大変に示唆いんだけど、出題者による模範解答や質問の意図など補足がまったくないのつらみ。とはいえざっと読んで、自分なりの回答と根拠を考えるのはよいと思いました。
買いか、売りか、どちらか心地良く感じるほうに特化したほうがよい。
利益が出たらぴったりいくらで清算すべきか、最初に決めておいたほうがよい。
すべての市場で同じ枚数だけ売買したほうがよい。
10万ドルのリスクがとれるのなら、4つのトレードで2万5000ドルずつのリスクをとるほうがよい。
損失が発生したらぴったりいくらで損切りすべきか、最初に決めておいたほうがよい。
利食いをしていけば破産することはない。
仕掛ける前にファンダメンタルズがあなたにとって有利であれば役に立つ。
上昇トレンドがすでに始まっているのであれば、窓を上に空けて寄り付いたときが仕掛け時だ。
ストップ高が予想されるときは、そのストップ高が終わるまで待ち、その後もトレンドが続くことを確認して、少し高めで買うほうがよい。
3種類の注文(成り行き、逆指値、指値)のうち、最も注文が通りやすいのは成り行き注文だ。
上昇トレンドがかなり長く続いたあと、強気のニュースが出たり、買う人が増えると、上昇トレンドはそれ以上続かない可能性が強い。
トレーダーの大部分は常に間違っている。
ポジションを大きくすることは、総合的に見てパフォーマンスにマイナスに働く。
大口トレーダーは「力づくで」市場を自分たちに有利な方向に動かすことができる。
休暇はトレーダーが正しい見通しを維持するうえで重要だ。
ポジションサイズを抑えることは何の問題にもならない。
理想的には、平均利益は平均損失の3倍から4倍あったほうがよい。
トレーダーは利益が損失に変わっても気にしてはならない。
トレードの大部分が勝ちトレードになったほうがよい。
トレーダーは損を出すことを嫌がってはならない。
現在の価格が直近4週の高値や直近13週の高値よりも高いことが特に重要だ。
お金を必要としているか、欲しいと思うことは、良いトレードを行ううえでの良いモチベーションになる。
人の自然な気持ちはトレードの意思決定における良い指針となる。
長い目で見れば、運は成功するトレードにとっての一要素になる。
買っているとき、ストップ高は良い利食いの目標値になる。
お金を稼ぐにはお金が必要だ。
トレードでは勘に頼るのは良いことだ。
どんなトレーダーでも、相場に逆らってはならない。
投機家はみんな破産して死ぬ。
市場をよく理解するには、経済学よりも社会心理学を学ぶべきだ。
損切りをすることはトレーダーにとって難しい決断であるに違いない。
大きな利益が出たあとの次の同じトレンド方向のトレードは損失になることが多い。
トレンドは長続きしないことが多い。
コモディティに関するほぼすべての情報は意思決定をするうえで少しは役に立つ。
10以上の市場でトレードするよりも、1つか2つの市場に精通しているほうがよい。
連勝しているとき、トータルリスクは劇的に上昇するはずだ。
株式のトレードはコモディティのトレードと同じようなものだ。
市場が開いている間に、どれくらい利益になっているか損失になっているかを知ることは良いことだ。
負けた月は何か間違ったことをしている証拠だ。
負けた週は何か間違ったことをしている証拠だ。
大きな下降トレンドのあとの安値で買えれば大金が儲かる。
ナンピン買いは良いことだ。
トレンドが長く続いたあと、次のトレンドが始まるまでには市場は保合期間を必要とする。
コモディティのトレードがうまくいかないとき、何をすべきか知ることは重要だ。
トレードしている市場のすべての気配値を見ても役には立たない。
ポジションは一度にすべて建てたり、手仕舞いするのがよい。
常に1つか2つの市場に投資するよりも、多くのコモディティ市場に分散したほうがよい。
1日の利益や損失が純資産に大きく影響するのはポジションが大きすぎる証拠だ。
トレーダーは利益よりも損失から多くのことを学ぶ。
手数料を除けば、注文での執行コストは年間を通せば微々たるものだ。
トレードは下手にやるよりも上手にやるほうが簡単だ。
トレードで成功することはあなたののちの人生にどんな意味を持つのかを知ることは重要だ。
みんなが弱気になったとき、上昇トレンドは終わる。
強気のニュースが多くなるほど、高値がブレイクされる可能性は低くなる。
ビッグトレーダーでないかぎり、長期トレードは3~4週以下の保有にすべきである。
市場に関しては他人の意見に従ったほうがよい。
出来高と取組高は値動きと同じくらい重要。
日々の上げ下げは大きな含み益を持つ長期ポジションを手仕舞ううえで良い指標になる。
ビッグトレーダーでない場合、異なる市場グループの異なる市場で分散化するのがよい。
トレンドの初期では多くの人が買えば買うほど、上昇トレンドが続く可能性は低くなる。
ビッグトレーダーでない場合、カレンダースプレッドはやるべきではない。
押し目で買って、上がっているときに売るのは良い戦略だ。
ほとんどの場合、利食いすることは重要だ。
一般的ガイドライン
一般大衆の間に広がっている認識に同調してすぐに反応し、行動してはならない。たとえ彼らが正しくても、すでに実際の動きには遅れているからだ。
動きが鈍くて停滞している時期から、出来高が増える方向の動きを見つけて、それについていく準備をしておくこと。
損切りは早く、利は伸ばせ。これはどんなルールにも優先する。
市況がはっきりしないときにはトレードは控えめにするのがよい。はっきりとした動きは頻繁に現れるのだから。こうしたはっきりとした動きに集中することで、利益の出ないちゃぶつきを防げる。
直近3日の急激な動きの方向にポジションは取らないこと。1日反転するのを待て。
逆指値を賢く使えば、利益を出す貴重な助けになる。逆指値は利益を保護し、損失を限定するのに使うことができるが、トライアングルのようなパターンでポジションを取るのに使うこともできる。逆指値はチャートと適切に関連づけて使えば役立つし、裏切られないで済む。
上昇が下降と同じか、それを上回りそうな相場では、期待リターンの観点から買いポジションは売りポジションより多く取るべきである。50から25に下落すれば50%の純利益にしかならないが、25から50に上昇すれば100%の純利益になる。
ポジションを取るときは指値でもよいが、ポジションを手仕舞うときは成り行き注文を使え。
ほかのすべてのルールに従ったうえで、値動きが強く、動く理由も強いコモディティを買い、弱いものを売れ。
鉄道株が先行するかしっかりと動いている場合は、遅行している場合よりもついていく価値がある。
会社の資本構成、株の動きの活発度、株の動きが鈍いのか元気があるのかを調べることは、統計学的なリポートを調べるのと同じくらい重要だ。
『5. 直近3日の急激な動きの方向にポジションは取らないこと。1日反転するのを待て。』は昨今の急激な米国株、日本株、ドル円のような動きにFOMOっちゃいそうなときに思い出したい。
ドンチャンのテクニカル分析のガイドライン
ある動きのあとに横ばいの動きが続いた場合、最初の動きと同じ方向に同じ程度の動きが発生することが多い。一般に、横ばいのあとの動きが自然な経過をたどるとき、横ばいのレンジに入る動きが期待できる場合もある。
反転や抵抗線に遭いやすいのは以下の場合である。
a. 過去に狭いレンジで長時間にわたって上下動していた水準に達したとき。
b. 高値または安値に近づいているとき。トレンドラインに近づいていて、出来高が少ないか中程度の場合、売買の良い機会がないかに目を光らせよ。そういったラインには頻繁に到達することはない。
マイナートレンドやメジャートレンドに沿って進むような動きや、何回もそれを試すような動きには注意せよ。そんなときはトレンドラインのブレイクに備えよ。
メジャートレンドに逆行するマイナートレンドラインをブレイクすれば、それはポジションを取るためのシグナルになる。そうしたブレイクでは逆指値を置いてポジションを取ってもよく、ドテンしてもよい。
トライアングルが大きく傾いている場合、ほかの条件にもよるが、買い集めまたは売り抜けが行われていることを意味する。しかし、トライアングルは通常は水平線側がブレイクされることが多い。
特に長い動きのあとでは、出来高が最多になる箇所に注目せよ。
ブレイクアウエーギャップ、ノーマルギャップ、エクゾースチョンギャップの区別ができなければ、窓が埋まることには頼らないこと。
ある動きの途中で1日だけ反転があった場合、反転がどんなに小さくても、特に反転したときに出来高が減っている場合は、元の方向にポジションを取るか増やせ。
『5. メジャートレンドに逆行するマイナートレンドラインをブレイクすれば、それはポジションを取るためのシグナルになる。そうしたブレイクでは逆指値を置いてポジションを取ってもよく、ドテンしてもよい。』ドテン許された!
『9.ある動きの途中で1日だけ反転があった場合、反転がどんなに小さくても、特に反転したときに出来高が減っている場合は、元の方向にポジションを取るか増やせ』ちょっと気にかけたい。
ソンジャーネ!!
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