あの時に生まれた気持ち
今日は8時過ぎに目が覚めて
ソフィーを起こしながら
着替えをして
会社へ出社
彼女からの『おはよう』の
LINEスタンプが無い日常に
戻ってしまった事が
とても悲しかったけど
それも仕方のない事で
そんなことを思いながら
久々の通勤の道
3週間ぶり
晴れているけど
シドニーはまだ寒かった
職場について
PCを開いて
3週間分のメールをチェック
隣の隣の席の社長が
『これお願いします』と
パスポートと免許証のコピーを持ってきた
あっ、JPのスタンプセットを忘れた
無くても手書きで書けばいいのだけど
とりあえず、ひかりちゃんにメッセージ
今晩会えそうであれば、彼女の荷物も
ついでに持ってきてしまおう
『今夜はやめておきます、もし明日の夜まだ空いていたら?』
全然空いているので、『土曜日のディナーにしましょう』
とお返事をした
という事で、スタンプだけを取りにお家に戻り
再び会社へ出社した、往復で徒歩20分
お天気が良かったので良いお散歩になった
席に戻ってから
先ほどのコピーに認証のスタンプを押して
日付と署名をして
社長の席に行ってお渡しした
ランチは同僚のポールと
ノースライドのゴルフクラブへ
前回行った時はグレースとLINEをしていて
写真も送ったなあと思い出していた
昨夜シドニーに着いた時に
着いた事と彼女が元気ている事を
お祈りしていると短く伝えた
月曜日に既読になって以来のLINE
明日でここの中華のお店が閉まってしまうので
食べ収めとなる
ランチの後、のんびり食べているポールを
待ちながら、カフェでアーモンドラテを
テイクアウトして久々のオージーコーヒー
グレースにもLINEを送った
色々な思いがあったけど
振り返ってみれば
彼女を信じ切れなかった自分の弱さが原因で
その後の展開の原因となる
メッセージを送ってしまった
もう遅いけれども
僕は彼女の事を100%信じる事にした
それを会えた時に伝えられていなかったのが
残念だけども、それもまた真実であり
そこで彼女が『もう会わない、連絡もしない』
と決めたのであれば、それはもう仕方のない事で
『相手の選択肢を奪わない』ことにする
彼女は間違っていないし
変わらずそのままでいて欲しい
『彼女は変わってしまった、
僕の知っている彼女は
居ないくなってしまった!』
とも思えたけれど、それも今では
自分の言い訳にしか聞こえないし
真実の波動ではない気がする
思っていたよりこの試練は重いし
その分、支援も良い感じでやって来る
『起きている事が最善』とは
『これで良かった』で済ますという
単純な話ではなくて
色々と考えたり、気づいたり
学ぶことも多いからで
苦しむことも、悲しむことも
その過程では含まれる
今日の気づきは
この2ヶ月間の彼女との
関係性を振り返ると
自分の気持ちがハッキリと見えてきた
彼女の気持ちも見えてきた気がする
損得勘定でもなく
自分に正直でいる事
これは非常に難しい
周りの声に惑わされていたのは
自分自身だった
僕は彼女が戸惑っているのかとも
思っていたけど
それは彼女や他の人を気遣っている点も
あったと思うけど、大きなところでは
彼女への思いも、彼女の思いも
不安になっていたのが原因だった
ファンタジーの編まで聞いた友人は
『グレースは無い、やめた方が良い』とか
『グレースよりはひーちゃんの方がまだマシ』
と僕にとっては気が楽になる指摘をしてくれるし
有り難いけれども、そこで楽になるのも
なんだか違うと感じてしまう
もう嫌われてしまっただろうし
このまま連絡は取れないまま
なのかもしれないけれど
やっぱり彼女の事が好きなので
しっかりと反省をして
自分の気持ちを理解して
彼女の事を信じ続ける事にした
17時に家に帰ろうと
支度を始めた時に
彼女に送ったLINEが既読になった
これまでもきっと開かずに
読んていてくれたのだと思うけど
月曜日に既読になった時は
彼女が間違えて開いちゃったか
とうとうブロックされたタイミングかな?
とも思っていたけど
既読がつくだけでも、
こんなに嬉しく感じるんだな
と自分の気持ちに気づくきっかけになった
そう、この試練は
楽な方に逃げてはいけないということで
見込みも無いし、期待も出来ないという
状況の中で、ファンタジーとさえ言える状況の後
自分がキチンと向かい合えるかという事だろう
グレースは好きにしていれば良いし
結局彼女の幸せを願っているだけで
そこに自分が居ても居なくても
二人の関係性がどうであったとしても
あの時に生まれた気持ちは大切にすればいい
ただそれだけの事だった