「ローソファ」
脚無しデザインと言うような言い方をされることもありますが、ソファにおいてはどっしり感を表現するためには有効的だと言えます。
これはイタリア高級ブランド製品にも比較的よく見られることもあり、高級感との観点においても用いられるひとつの手法かもしれません。
ソファ前に設置されるセンターテーブルにおいても、極力これを低くすることによりソファがそれに邪魔されることなく綺麗に見えることもあり、総じて低く設定する意味もあるのでしょう。
全体的に大きく低く設定することにより良い意味での存在感も生まれますし、周辺家具も含めて上手に空間をつくり上げることにより豪華で素敵な見え方になるものとも思われます。
これとはまったく違った観点になりますが、脚無しデザインの方がソファ下に埃等がたまることがないため清潔だとか掃除するスペースが減るとか思われている方も少なくありません。
しかしながら脚無しと言っても設置安定上の問題より実際は小さな低い脚が付いていますので、埃が入り込まないことはなく、掃除はソファを一旦動かす必要があることからも面倒なものです。
更に、特に日本の場合は湿気が問題となることもあり、ソファ下の空間が狭いと空気の流れが悪く結果としてカビが発生する原因にもなってしまいます。
こうなると清潔どころか場合によっては健康被害の懸念もありますので、相応に空間を設けることが出来る脚部はあった方が良いと言えるでしょう。
出来れば掃除機のヘッドが入り込むくらいの空間があれば都度ソファを移動させることもありませんし、最近特に増えている声としてお掃除ロボットが通れば更に良いのかもしれません。
オーセンティシティソファにおいては、ほとんどのお掃除ロボットが通る空間が設けられていますので、今の時代にもマッチしているとも考えています。