彼女のこれからがジスタージンのように光り輝きますように。
一緒に東大に入ろう。
子供の頃に交わした幼馴染との約束。
僕はそれを胸に小学生の時から勉学に励み、掛け算割り算を誰よりも早く覚え、元素記号を把握し、源氏物語の中に入り、江戸幕府を崩壊させた。
とかそんなエピソードはなく、小学生の時から学業は衰退の一途をたどり、今現在悲惨な人間として泰平の世を生きている。
頭脳明晰な人が羨ましい限りだ。
そんな僕が東大王(クイズ番組)に惹かれるのは自然の摂理。
原始人が初めておこした火を見るより明らかである。
今回、東大王の鈴木光とジャスコ林が卒業することとなった。
地下鉄の席の取り合いに負けた時ぐらい悲しい。
しかも、「ジャスコ」「ジスタージン」という謎の誤回答で有名なジャスコ林は芸能界に残るようだが、「ディーン・フジオカ」の名前が出てこず、雰囲気だけで「デーブ・スペクター」と答えた光ちゃんは、完全にメディアから撤退するらしい。
いずれインスタもTwitterも消滅するそうだ。
濁りなくそう宣言した彼女には、夢へと向かう真っ直ぐ想いと、強すぎてCIAとか投入しないと勝てそうもない意思を感じた。
寂しくなるけれど、きった彼女の未来は明るい。
そんな風に思わせてくれる潔さは、彼女らしい決意だな、と思えた。
最後のインスタライブも拝見した。
3万人もの人たちに見守られ、彼女は彼女らしく気丈に振る舞っていた。
あとは配信ライブが光ちゃんをメディアで見られる最後になる。
5回公演。
全部のチケットを買ったら、嫁が不審な目で見てきた。
僕は今、盛大にロリコン疑惑をかけられている。