見出し画像

出川イングリッシュを小学校から教えるべき理由5つ

世界の果てまでイッテQ!の人気企画「出川哲朗はじめてのおつかい」で繰り出される出川イングリッシュで大爆笑した人も多いことでしょう。

日本がますますこれから貧しくなり、海外へ出稼ぎに行く若者もどんどん増えて行くでしょう。

そして出稼ぎ先は英語圏ではないかもしれません。
そんな時、出川イングリッシュを多言語に応用することも勿論可能です。

日本国民が将来困らないためにも出川イングリッシュは初等教育から教えるべきだと私は思います。

では出川イングリッシュを初等教育から教えるべき理由を書きます

理由1海外に出て卑屈にならない

出川さんの海外でのコミュニケーションの基本は
自分は正しく、理解できない相手が悪いというマインド
です。

「どーしてわかんないかなぁ~」と出川さんはよく仰っています。
正論で返答すると、出川さんの英語がほぼ小学生並みだからという身もふたもない物になってしまいますが、そこはこの記事ではどうでもよいところです。

なぜなら子供を除く多くの日本人は出川さんよりは英語の知識があるからです。

分からないのはお前が悪いからという超強気な姿勢は海外の方とコミュニケーションをとる上で大変重要だと思います。

出川さんであれば、うざがられたり、アホに絡まれていると思って逃げる人も多いとは思いますが、彼を理解してあげられなくて申し訳なさそうにしているひとも番組では見ることができます。

とにかく外に出てちょっと英語がわからないからと卑屈にならないマインドは精神論として学ぶべきところがあります。

理由2 大声で自信たっぷりに話すことが英語で一番重要

とにかく出川さんはジェスチャーも含めながら大声で相手に質問しています。

ここで少し興味深い話をしましょう。
東南アジアで英語を話すと我々日本人の英語はよく通じます。
私も同じ経験があります。タイ、ベトナム、フィリピンなどでそうでした。

英語が母国語でない人間通しのコミュニケーションはお互いに相手を理解しようと考えるから通じやすい。

私もこのように考えていました。もちろんこの側面もあるでしょう。

しかし、どなたが仰っていたか忘れてしまったのですが、「われわれ日本人は同じアジアの国々に対しては下に見ているので堂々としており、話す声も自然と大きくなる」というものでした。

反対に白色人種に対しては劣等感を抱いているので英語を話すときも自然と声が小さくなってしまう。

この説を聞いた時は私はとても腑に落ちました。自分が無意識のうちに差別意識や劣等感を抱いていたことに大いにショックを受けましたが、言われてみればその通りだと感じたのです。

欧米人と話すとき、自信がないので声が小さくなる
⇒相手は聞き取れないので聞き返す
⇒こちらは理解されなかったのだと思い、自信がさらになくなりもっと声が小さくなる

こういう悪循環があったのです。

だから誰に対しても自信たっぷりに(例えなくとも)大きな声で英語を話すことが一番大切で、このことを小学校から教えるべきです。

理由3なんとしてでも伝えたいという気持ちは相手に通じる


勿論出川さんの場合は番組が用意したミッションをこなさいと前にすすめられないわけですからそれは必死です。

冒頭でも書きましたが、これから日本人が海外に出稼ぎにいかなくてはならなくなったとき、日本人同士のコミュニケーションを取るように、相手に察して貰ったり、みなまで言わずとも理解してもらおうなどという態度は全く通じないでしょう。

自分の主張と要求を相手に理解してもらい受け入れて貰わないと、いつも相手の言いなりで不利な要件を押し付けられてしまうことになります。

出川さんのように相手が嫌がっていてもしつこく付きまとう、諦めない姿勢は自分の要求を通さなければならないときに大いに役立つことでしょう。

理由4 少ない武器で相手に理解してもらおうとする行為は頭にもよい

出川さんの英単語力はほんとうに低いのであそこまで武器が少ないケースは稀だと思います。

ですが、英語の全く通じない国ではジェスチャーだけでもある程度乗り切ることはできます。

私はイタリアで長距離バスにのり途中で気持ち悪くなり、このまま乗り続けるとヤバいと思い、休憩時に薬局に駆け込み酔い止めを買いました。

私はイタリア語はグラッチェとプレーゴとボーノしか知りませんで薬局の店員さんに英語で話しても通じませんでした。

そこで私は自分を指さし、見ろと注意を惹きつけ車の運転をする真似をし、気持ち悪くなった顔をして、吐く真似をしました。

そうすると店員さんはめっちゃひらめいた顔をして、🚢🚙✈の絵が描かれた薬を持ってきてくれ、私もその絵から酔い止めと分かったのでした。

必死であれば言葉がなくても通用しますね。

余談ですが、伊丹十三氏の本の中で「私は知り合いと呼べる人々が世界に大勢いるが本当に友達と呼べるのはイタリア人とホモだけだ」というのがあって、私も全く同感です。
いい国なので是非イタリアに行ってみてくださいね。

理由5 コミュニケーションの楽しさを覚えると語学学習が加速する

理由1~4を駆使することで自分の英語が単語を並べただけの無茶苦茶なものであっても、文法が間違いだらけであったとしても通じることが分かれば楽しくなるものです。

それを単語はなるべく多く知らないといけない、文法ミスをしてはならないなどと四角四面に考えて勉強してもちっとも楽しくありません。

LangmateやHello Talkなど外国に行かなくても英語をリアルな人と話せるアプリも多くあるのでそれを活用するのも英語及び英会話上達の手です。

出川さんほど英語力がなくてもコミュニケーションはとれるので我々にできないはずがありません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?