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父の一言で、自分の仕事に自信と誇り

こんにちは。高橋奈央子です。

前回の記事では、
未来書き換え自分年表作成講座の無料説明会で
お伺いしたAさんのお話をさせていただいたのですが、

先日のAさんのエピソードを
読んだ方々からは、

「私も実は親に、私が選んだ道について
あれこれ言われ、私も親との間に
違和感を感じた経験があります」と、
沢山のご感想やご自身のエピソードを
頂いたんですね。


こういった返信から、
幼少期からの両親との関わりの中で、
違和感を感じる方も多いのではないでしょうか?
と思ったりもします。

今日は、前回お話しできていなかった、
私がナースを志したことで、
両親に感じていた違和感について
お話ししていこうと思います。

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それは幼少期にさかのぼるのですが、
私は10歳の時に悪性リンパ腫になり、
診断された時には、すでに病状が進んでおり、
まさに瀕死状態でした。

緊急入院するやいなや、
人工呼吸器に繋がれ、
私はICUで1週間以上生死をさまよったんですね。

両親は医師から、
「今日明日が山でしょう。心の準備もしておいてください」
と言われていたくらいの状況でした。


その後、医師や看護師さん、両親の献身的なケアによって、
奇跡的に完治を果たした私は、
この出来事をきっかけに、
私の命を救ってくれた医療に
自然と興味を持つようになりました。

そして次第に、私も誰かの役に立ちたいと
看護師という道を選んだんですね。

そのような思いがあって
目指した医療という道でしたが、
両親は私に医者を目指して欲しかったため、
地元の短大で看護学科に合格した時には、
「おめでとう」とも言ってもらえず、
ささやかなお祝いもしてもらえませんでした。

私が両親の希望通り医師という
社会的ステータスの高い仕事につかなかったことで、

両親は私を快く思っていないんだ、
だから合格を喜んでもらえないんだ、

という気持ちになり、
当時は両親に不満を感じていました。


それと同時に、
子供が選んだ道を応援してくれない両親に対して、
違和感というモヤモヤをどこかで抱えながら、
看護師の仕事をする日々が続いたんですね。

その後、ナースとして一人前になり、
仕事にやりがいを感じ始めた私が
25歳の誕生日を迎えた直後に、
信じられないことを母親から聞かされました。


それが、

「お父さん、悪性リンパ腫って言われたんだって。
ステージ4って言われたんだって。」

私は、頭が真っ白になりました。

小さいころから私の一番のファンであり、
サポーター的存在だった父が、
皮肉にも私が10歳の時に、
私の命を奪いかけた悪性リンパ腫という同じ病になるとは…。


私が10歳の時、
両親はできる限りのことを私にしてくれました。

今度は私の番・・・


それに私は看護師という仕事柄、
できる限りのことを全力でしたいと、
オーストラリアに行く予定を変更し、
父の看病に専念することを決めました。


その後、ただれた口の中のケア、
筋力が落ちてトイレに行けなくなった父のお下の世話など、
私に出来ることは父親専属ナースとして、
全てやったんですね。


そんなある時、
父は私が思ってもみなかった言葉を
伝えてくれました。

「なおちゃんの仕事はすごいね。
なおちゃんはいい仕事を選んだね...」

私はやっと父に、
看護師という仕事をする私を認めてもらえた、
受け止めてもらえた嬉しさから、
父の前ではありましたが涙が出ました。


その後、父は半年間の闘病生活の果てに他界しましたが、
医者になってもらいたかったと言っていた父が、
あの時、初めてナースの仕事を認めてくれた、
評価してくれたんですね。


それが今に繋がって、
さらなる飛躍を目指してオーストラリアで
ナースになったというわけです。


父に看護師をしている自分を認められたというのは、
本当に大きなエネルギーになっています。


今では、その仕事に就いていることに
誇りを持ちながら働いていますが、
なぜ私が、ナースになると言った時、
父が反対したのか?というのは
謎のまま時間が過ぎていたんですね。


ですが、先日父が亡くなった分まで
母との仲を良くしていきたいと受講した
未来書き換え自分年表の自分の棚卸しを通して、

実は父が何故、
私にナースではなく医者という仕事をさせたかったのか?
ということまでクリアになるという機会があったんですね。


私の父は英語とスペイン語が堪能で、
海外旅行の添乗員として、
若い頃は世界中を飛び回っていて、
父は社会的にステータスのある人や
何かキラキラしている人にとても興味を持っていたこともあり、

私にはキャビンアテンダントやお医者さんのような
お仕事に就いて欲しかったようです。


でも、私が選んだ仕事ナースというのは、
汚物も扱うようなお仕事で、
そういった仕事をさせたくないという思いが
父の中にあった、
そのようなことがわかってきたんですね。


私はそのことが解らずに、
なぜ、父は、ナースの仕事につくことを喜んでくれないのか?
と、とても悲しい気持ちでいたのです。

ただ、父は父なりに、
私の事を思って父なりの愛情をかけてくれていたのを
私が感じ取れず、
愛情の行き違いというのが自分の中にあって、

父に対してモヤモヤや違和感というものを感じてたんだな
ということが、わかったんですね。

このように私たちは様々なやりとりを
幼少期から両親としてきて、
自分が親にやってもらいたいことと
親がやってくれることが、
全てパーフェクトであれば、

愛情不足や親との心の行き違い・違和感というものは
起こらないですが、そういった事を知らずに
違和感やモヤモヤを感じてしまったことによって、

自分の仕事にもいまいち自信が持てなかったり、
誇りを持てなかったりします。


私の場合、
父が最後の最後に私の仕事を認めてくれたこと、
そして未来書き換え自分年表の棚卸しから
なぜ父がナースを認められなかったのか?
ということがわかったことで、

更に仕事でキャリアップしてきたことにも
誇りと自信が持てましたが、

もしも以前の私のように、
両親との行き違いでモヤモヤしているのなら、
是非、未来年表作成講座はおすすめです。


今、以前の私と同じように
家族との関係で悩む方、

ご両親に言われるがままの人生を歩んでいると
感じている方、

ご両親に認めてもらえないことがあって
モヤモヤしている方、

本当は今の仕事よりやりたいことがあったのに
諦めた方、

今の仕事に誇りや自信を持ちたい方、

これからの自分の生き方や働き方を
じっくり考えたい方、

自分の人生なのに誰か他の人のために
生きているように感じる方、

このような方がいらっしゃれば、
自分年表作成講座で幼少期を棚卸しすることで、
今までのご自身に変化を感じることが
できるかもしれません。


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