やっと自主隔離期間が終わり、故郷へ。そして父との対面!
2020年6月27日土曜日。東京・川崎のホテルで14日間の自主隔離を終えて、娘は故郷へ帰ることができました。
父親(元夫)の主治医との面談が6月29日の月曜日。私もLINE電話をつなぎっぱなしにしてもらって、容体やこれからの治療方針を聞くことができました。
元夫の病名は悪性リンパ腫
悪性リンパ腫はほかのがんに比べると、抗がん剤の治療が効きやすいそうですが、元夫のものは、腫瘍が外側から食道に食い込んいるとても珍しく難しいケースだそうです。
主治医曰く
「今までこのようなタイプのものは見たことがない」
と・・・
食道に沿って病変があるらしく、抗がん剤があまりに効きすぎて、腫瘍がなくなってしまった場合、食道に穴が開きそこから細菌感染して容体が急変する可能性があるので、口から食べることは出来ず、点滴で栄養を入れているそうです。
食べることが大好きな人で100kgくらいあったので(汗)食べられないのは辛いだろうな~なんて。すでに1回目の抗がん剤治療も始まっていて結果は良好だったようです。
コロナだから面会禁止!と聞いていたのですが、特別な計らい?だったのか、主治医から様子を聞いたあとに、会わせてもらえることになりました。
父と娘の1年ぶりの逢瀬でしたが・・・そこは日本人!感動的な再会!?にはならず、淡々としたものであった。と付き添っていた私の母が言ってました。苦笑
うちの母は、ゴリ子でこういうときに気を利かせることが出来ない人でして・・・笑
気管切開をして呼吸器をつけていますが、いちおうしゃべれるようにしてくれているので、しゃべっている声も聞こえていました。このときスピーカーを切っていたので、私も伝えたいことがあり何度も呼んでみましたが、母が気が付くはずもなく・・・苦笑
父親の顔が見れて話も出来たので、娘も1カ月かけて帰った甲斐もありました。
オーストラリアの鎖国は来年の7月まで!!ということになったようなので、娘の仕事はずっと休みでラッキー!!と思っていたのですが、そうは問屋も下ろさず、9月から国内線勤務で仕事復帰をしなければいけないそうで、お盆あたりまで日本に滞在したあとオーストラリアに帰ってくるそうです。
そしてまたシドニーで2週間。今度は一歩も外に出れない監禁のような待機期間があります。こちらは徹底的に監視されるので、日本のように必要最低限なら外出できる。などのように甘くはありません!Orz
そして10日目にもう一度受ける検査結果が陽性。または拒否した場合はプラス10日間の足止めをくらうそうで・・・そのころには自主隔離期間の間、自己負担で1日200ドル、14日間で2800ドルの支払いもあります。涙
本当にコロナのばかやろ~~~~!!!!ですが、父親の顔も見ることなく逝くことだけは避けることが出来たので、良し!とします。
最後になりましたが、
娘が父親に会えるように祈ってくれたみなさま。ご心配いただいたみなさま。本当にありがとうございました。みなさまのお心遣いに感謝いたします。
これからは父親孝行ということで、病院に日参するそうです。(^0^)