この世界の最果てでも

Berryz工房のサブスクが解禁されましたね。
イナズマイレブン世代なので、雄叫びボーイWAO!が好きです。
久しぶりに聞いたら、「この世界のどんな場所でも ひかり輝け イナズマのように」という歌詞がストレートに良すぎて泣きました。



人様の作ったものを見聞きするのが好きです。
別に文章じゃなくても絵じゃなくてもネタじゃなくてもお芝居じゃなくてもいいです。
ビルでも料理でも森でも良いです。 

先日、1/3公開のジェイソン・ステイサム主演、『ビーキーパー』見てきました。
ステイサムが激シブでこの世のものとは思えんほど強くて、アクション映画の体をとったほぼホラー映画でした。おっかねえ。
確かにありゃ敵認定されたらもう生きてはいられないな… 
個人的にはボビーナデリという役者さん(ワイリー役)が好きでした。
肉弾戦好きな方は是非。

お約束、というのはいいものですよね。
水戸黄門の安心感。勧善懲悪とわかっていてもちゃんとワクワクする気持ち。
今回のステイサムはお約束が行き過ぎて恐怖になるパターンでしたが…

その後、「ジェイソン・ステイサム」という単語とこの世で最も正反対の意味を持つ「カラタチ(お笑いコンビ)」のライブに行ってきました。
カラタチって「カラタチ(お笑いコンビ)」が似合いますね。もう「ニューヨーク(お笑いコンビ)」とか「和牛(お笑いコンビ)」とかだとしっくり来ない。
そして「和牛(お笑いコンビ)」はもうこの世に存在しないという悲しさ…

『最果てフェス』というカラタチのライブ。
渋谷ユーロライブで13時から20時過ぎまで3公演。
新年1/4から気合い入ってる…
わたしは2,3部しか行けなかったので1部はXの情報だけですが、楽しそうでした!
2部はシンクロニシティとのツーマン。
ネタをやる訳ではなく、カラタチのラジオにロクなリスナーが居ない(前田さん談)ためにリスナーのために1公演丸々ネタコーナーだけをやる企画。
よく考えたらチャレンジングすぎる。
基本的に大喜利よりも実体験の方がパワーのあるリスナーが集ってるのに大喜利を課しまくるビリーズブートキャンプみたいな部でした。
3部はカラタチの公式お兄ちゃんことシシガシラ脇田さんを迎えての今後のカラタチと最果てのセンセイ!についてじっくり語り合う1時間。
こちらは脇田さんの指摘が的確すぎて拍手喝采でした。


ラジオのいい所は色々ありますが、とくにネームバリューが少なめの若手芸人のラジオは、街角の定点カメラのようなものだと思っています。
賞レースなどの芸人的に大きな出来事があればそれに対してパーソナリティが笑ったり泣いたり叫んだり怒ったりするし、小さな出来事でも笑ったり泣いたり叫んだり怒ったり。
小さなことも大きなことも同じように定点観測するなかで、電波の向こうに人間がいることを教えてくれます。

ただ、最果てのセンセイが他の若手芸人のラジオと違うところは、その定点カメラがわたしたちリスナーにも向けられていることです。
リスナーの帰省や留学、髪の色から仕事の内容、学生時代の恥ずかしい思い出までカラタチに知られています。
そして、リスナーも一緒になって成長したりしょぼくれたりしているのです。
それを証拠に、2部ではネタコーナーメインでリスナーがある種メインになったり、3部では脇田さんの指摘が大山さんだけでなく色んな人に刺さる、という相互の作用が見えた気がしました。

「お約束」ももちろん安心するしそれでワクワクすることもあるけど、次の瞬間どう転ぶかわからん未来だって面白い。それはもちろんカラタチだけじゃなくて私たちにも言えることだ、ということを改めて教えてくれます。


人が作るものが好きです。作った人が信頼を置いているもの、置いていないものがわかる気がするからです。
チーム最果ては(多分)リスナーに信を(少しは、あるいは大いに)置いてくれていることを感じました。

楽しかったです。
ありがとうございました。

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