Voアンティーカ座談会 議事録(要約版)
初めましての方は初めまして!
そうでない方はいつもお世話になっております or 霧子1凸札などでご迷惑をおかけしております。
Voアンティーカ座談会を主催しました"おーろる"と申す者です。ゲーム内では"おいでよ南魚沼"を名乗っていることが多いです。
先日は多くの方々にご参加いただき、またアーカイブを視聴していただき本当にありがとうございました!
この記事では3時間半にも及んだVoアンティーカ座談会にて議論された内容を簡潔に要約し、まとめたものとなります。あんなに長いアーカイブを観てられないよ!って方もこの記事を読んでいただければ十分な情報が得られるかと思います。「議事録」とは言いつつも実態は「報告書」に近いと思います。
↓↓↓座談会アーカイブはこちらから視聴できます!↓↓↓
完全版はそのうち制作します。完成したら以下にリンクを貼っておきます。
(長すぎるので製作しないかもしれません……)
【にゃんにゃんにゃ〜ん♡】月岡恋鐘
どうして座談会当日に触れざるを得ないカードが追加されるんですか?
(以下「トワコレ恋鐘」と表記)
Ce結華or恋鐘では必須とまではいかないものの非常に強力。Ce霧子では必須かもしれない。最低でも2凸から、できれば3凸してライブスキル(以下「札」と表記)を使えるようにしたい。
育成性能について、現状Vo育成では【かわいいひと】白瀬咲耶(以下「かわいいひと」と表記)、【murmurmaid】田中摩美々(以下「マメみ」と表記)を採用するケースが多く、そこで発動するユニットマスタリーSPLv10、ユニットマスタリー体力Lv3が強力。アンティーカ育成なら恋鐘と一緒に行動するだけで体力が9回復する。
さらに体力サポートも持っており、体力サポートとユニマス体力を組み合わせればラジオやトークでも実質体力消費なしとなる。
Voステータスと初期絆が高く、パーフェクトマスタリーも持っているためステータスを非常に伸ばしやすい。
(Le育成でラジオを連打するときが一番ユニマス体力の偉さを実感できそう。)
3凸札は興味無視Vo5倍の高い縦打点に加え、デュエット・10%自傷・Voバフ60%がついており、アンティーカと相性が非常に良いのはもちろん、他のVo編成では特にストレイと相性がいい。一方でアルストとは相性が悪い。
このカード1枚で【あけまして、大吉~!】月岡恋鐘(以下「大吉」と表記)や「マメみ」で供給していたライブスキル(5ターン持たせるための興味操作などの手段)、「かわいいひと」や【GAP】緋田美琴(以下「GAP」と表記)で供給していたパッシブの両方を満たせる。逆に言えば前述したカードが揃っている場合は必ずしも必須ではないが、非常に強力なので可能であれば引いておきたい。
恐らく運営は「大吉」を嫌っているため、あの手この手で大吉環境を終わらせようとしており、このカードもその一環だと考えられる。運営の目論見通りに大吉が減少した場合、現状では興味操作で5ターン持たせているCe霧子で5ターン持たせることが困難となり、3凸札のデュエットによりCe霧子でも4ターン目に思い出Linkを可能とするこのカードは必須となる可能性がある。
しかし、完全に大吉を採用しなくなるわけではなく、1枚は残しておきたいかもしれない。
「トワコレ恋鐘」3凸以上と【縷・縷・屡・来】幽谷霧子(以下「霧子」と表記)無凸以上、あとは「マメみ」があればグレ7残留レベルのVoアンティーカを最低限組めることから、後から始めた人には嬉しいカードかもしれない(3凸以上できるかは別として)。
他のトワコレVoサポとの比較
今までは【DIVEIN!】市川雛菜(以下「DIVEIN!」と表記)を入れていた枠が「トワコレ恋鐘」にとって代わられたため、「DIVEIN!」の重要性は下がった。しかしVo育成やCe育成では「GAP」を抜いて「DIVEIN!」を採用することも考えられる。
(【こんなのホラーでしょ最悪】七草にちか(以下「ホラー」と表記)について話してなくない……?育成性能は非常に強く、「GAP」とユニマスを発動できるのも偉いです。)
主要なpSSRについて
【縷・縷・屡・来】幽谷霧子
新生Voアンティーカの必須カード。
Ce霧子の場合、霧子のライブスキルを打つことはあまりない。
一方でCe結華or恋鐘の場合、1ターン目に完凸札を打ち、デュエットから入る立ち回りが強力である。また、思い出アピールではなくライブスキルで締める立ち回り(以下「札締め」と表記)も考えられる。
よってCeなら無凸から、それ以外なら完凸が要求される。
言及されていないが、無凸札を採用するケースはほとんどないと考えられる。
1凸札について、興味反転がかかっている盤面にPlus条件を満たしているタイミングで打つことはほぼない(※)ので、1ターン目に打つor札締めで打つことが考えられる。
完凸札について、前述したように1ターン目に打ってデュエット発動から入る立ち回りが強力である。
注意点として、最大火力を出すためには注目度-50%以下が必要だが、1ターン目に満たす方法は霧子の2ターン以前が条件のパッシブくらいしかない。しかし、STEPパッシブなどで6枠埋まってしまい霧子のパッシブが鳴かない場合が多いため、札締めを考える場合はこの札を後に回して1凸札から入り、注目度DOWNを挟んで条件を満たし、全体5倍となった完凸札で締める立ち回りも考えられる。
(※興味反転は[2-興味倍率]倍となる。よって1凸札のPlusアピールで0.3倍をかけると[2-0.3]=1.7倍となってしまい、ライバルのアピールで審査員が大きく削られてしまうため。)
【く ら く ら】三峰結華
(以下「くらくら」と表記)
Ce候補の1人。これをCeに置き、霧子をVoに置く編成が多分一番強い。
思い出はLinkなしでもVo2倍、LinkでVo最大4倍の合計で最大6倍。
しかし条件は「メンタルが少ないほど」なので実際の火力はそこまで高くない。
完凸札がVo5倍Da2倍+50%自傷の強力な縦打点となる。思い出Linkで審査員2人を先に帰した後、この札でPLを取るムーブが可能。また、Ce恋鐘の場合に脇に置いて自傷札として運用し、思い出の火力を高める動きも可能。
完凸札と上限があるので使うなら完凸したいが、今更これにはづきさん入れるの?って思うくらいのレベル。
【あなたと、月の満ちる頃】月岡恋鐘
Ce候補の1人。思い出LinkでVo最大5.5倍を出せるが、条件が「メンタルが少ないほど」なので実際はそこまで出ない。【リバーシブル・トースト】田中摩美々(以下「リバみ」と表記)の札(60%自傷、詳しくは後述)を経由しても4~4.5倍ほどなので、高い育成の質が要求される。
恋鐘である=「大吉」「トワコレ恋鐘」の札を積めないため、基本的に札を切らないCeに恋鐘を置くことで実質それらの札を1枚増やせるので立ち回りやすい。
思い出3で運用できるため、強力なSTEP産Ceを育成しやすい。
(……のだが、「トワコレ恋鐘」の実装によりGRADでも非常に強力なCe霧子やCe結華が育成できるようになったこと、恋鐘であるため育成に「トワコレ恋鐘」を使用できないことから以前よりもこのメリットは小さくなった。)
【リバーシブル・トースト】田中摩美々
3凸札にVo4.5倍[興味無視]+注目度60%DOWN+60%自傷+3ターン以降のPlus(Vo1倍アピール)と強いことしか書いてない。代替となるライブスキルは存在せず、これを目当てに採用するため3凸以上が必須。
この札を打つだけでPlus1回分の加点ができ、注目度60%DOWNによってCe霧子の完凸札と思い出は最大倍率となり、60%自傷によってメンタル○%以下のパッシブが発動し、Ce結華やCe恋鐘の思い出倍率は大きく上昇する。また、Vo4.5倍を興味無視で打てるため縦打点を出すことができ、興味DOWNや興味反転がかかった審査員を自分だけ一方的に削れるのも優秀。
Ce性能も持っており、特にノーリンク思い出でVo最大2.5倍を出せるため、霧子のノーリンク思い出のVo3倍に次ぐ火力となる。そのため、短距離ルールにて思い出Linkを狙わず、霧子札による札締めを狙う編成ではCeに置かれる場合がある。
ほぼほぼ必須レベルの準必須。Ce恋鐘なら必須。Vセレチケが販売されたら購入してこのカードを入手するべき。
【海と太陽のプロメッサ】白瀬咲耶
ライブスキルの興味無視Vo3.5倍/5倍+興味0.5倍(3ターン)+思い出加速15%/25%が昔は非常に強力だったが、大吉を筆頭とした興味反転により大きく評価を落とした。
しかし、前述したように今後大吉が減少していく場合、このライブスキルが再び脚光を浴びることは十分考えられる。
思い出Linkが興味無視のため、ルール次第ではCeに置くことも考えられる。
環境次第では活躍のチャンスがある1枚と言える。
【ノー・ライフ】三峰結華
主に3凸札の全体Vo4倍をトワコレ霧子の全体札2枚に次ぐ3枚目の全体札としての採用になる。
Plusは条件を満たすことがまずないため、実質ないようなものだと考えられる。
(発動したらエクストラウィンでもいいレベルらしい)
一応Ce性能も持っており、実際に結果も出ている。2種類の80%を超えるパッシブがあるため6枠埋まらない事故は減ると考えられる。
ただ持っているなら「くらくら」でいい。
その他のpSSRについて
【真・TRAVELER】田中摩美々
3凸札に60%自傷と注目度DOWN20%がついており、「リバみ」の代用として使えないこともないが、
Da札なので縦打点は見込めない
注目度DOWNの値が小さい
など性能は大きく劣る。一応「必ず最後にアピール」なのでメン死しにくい利点はある。
【1/60 NaturalHeart】白瀬咲耶、【フィドル・ファドル】田中摩美々
採用理由はどちらも2凸で解放されるパッシブスキル。メンタルダメージ50%UPでメンタルを大きく削ることを目的とする。Leに置き最初にこのパッシブスキルを取得することで1T、2Tにかなりの確率で発動してメンタルを大きく削れるうえ、2回発動済となり思い出を打つターンに暴発しないのも大きい。
摩美々は「リバみ」を採用したいため、どちらかと言えば1/60咲耶を採用することになるだろう。
(このためだけにはづきさんを使うのは非推奨)
【はらりひらり結ぶ】白瀬咲耶
Plus札による加点が見込めるが、札自体がVoアンティーカでは弱い。
完凸で解放される興味無視パッシブにより、短距離ルールで大吉を貫通して全体アピールで締める動きも狙える。しかし、興味UPには頼れなくなるためかなりの育成の質が要求される。
ちなみに使用率は稼げない。
主要なsSSRについて
【あけまして、大吉〜!】月岡恋鐘
ライブスキルを目的として採用する。
座談会では解説を省略したが、上の画像に示した通りである。基本的には思い出の2ターン前に打つ。
育成面ではテンションマスタリーMe+で不足しがちな集中力を稼げるのが偉い。Le育成ではラジオマスタリー体力も有効に働く。
【murmurmaid】田中摩美々
STEP育成においてボーカルマスタリーMeが優秀。不足しがちだったりSPに変換できたりする集中力を稼げるのが偉い。
パッシブは実質無条件のVo100%と強力。
このためにVoアンティーカのMeは4500以上となっている。
ライブスキルは縦打点、興味反転、注目度DOWNと複数の役割をこなせる。
また、恋鐘に持たせる札がこれくらいしかない。
1枚で育成、パッシブ、ライブスキルと複数の役割を持っており、ほぼ必須と言える。
【かわいいひと】白瀬咲耶
主に育成性能とパッシブ目的の採用。
ボーカルマスタリーVo上限、ユニットマスタリーSP、ボーカルマスタリー体力と強力なものを揃えており、パッシブも実質4ターン以降が条件のVo120%と非常に強力。
ライブスキルは興味0.5倍1ターンと取り回しやすい反面、興味反転との相性は悪い。しかし、環境の変化により興味反転が減少すれば相対的に高く評価される可能性がある。現環境ではMerry+の上からさらに遅延可能なのが高評価。
「トワコレ恋鐘」の実装により育成、パッシブともに密度が高まったため、重要度は相対的に低下した。しかし、「トワコレ恋鐘」とユニマスを発動できるため育成性能は非常に高く、評価は準必須のままでよいと思われる。
GRADでは「マメみ」と同じViひらめきなので主にVi2,他1で育成することになり、PRでVoを伸ばしにくくなること、アビリティのVo上限が取りにくくなることに注意が必要。
(座談会ではSTEPセンターが広まっているとか言ってますけど、グレ7の一部の話なのであまり気にしないでください。GRADでも十分強いCeを育成可能です。)
【心に住む人】三峰結華
(以下「心峰」と表記)
主にパッシブとライブスキル目的での採用。
パッシブは実質Me49%以下が条件のVoDaVi100%と強力。しかし、育成性能は低く、Vo育成では採用されない。
ライブスキルは「リバみ」に次ぐ2枚目以降の自傷札としての役割がある。デュエットで摩美々を引いた際のリカバリーとして摩美々以外にも1枚は持たせたい。
「リバみ」の2枚目のライブスキルをこれにすることで必ず経由する摩美々で確実に自傷札が打てる、「大吉」の代わりに「トワコレ恋鐘」を採用できるためステータスが高くなるといったメリットがある。前述したようにリカバリーとして摩美々以外の誰かにも仕込みたい。
強いがセレチケを優先して使用するほどではない。
【GAP】緋田美琴
主にパッシブ目的での採用。
アンティーカなら実質無条件のVo120%、Me74%以下が条件のVo100%という2枚の金パッシブにより、パッシブの質と厚みを一気に強化できる。
一応ライブスキルでVo20%バフ付与、注目度20%DOWNが可能であり、1枚で複数の役割を持つことができる。
GRAD育成においては「マメみ」、「かわいいひと」と同じViひらめきなので、これらを持っている場合は採用されない。
「ホラー」を持っている場合は育成において「かわいいひと」よりも優先されていた。しかし、「トワコレ恋鐘」の実装により、ユニマスを発動できる「かわいいひと」の方が育成においても優先されるだろう。
その他のsSSRについて
【晴れ、よかばい~!】月岡恋鐘
GRADでのMeひらめき要因、自傷できるライブスキル、注目度DOWNつきのVo100%パッシブが強力だったが、「トワコレ恋鐘」の登場によりお役御免。長い間お疲れ様でした。
【午・燦・娘・娘】幽谷霧子
2凸で解放されるVo100%パッシブが強力。理想編成には入ってこないが、脇で採用する場合がある。
(例:「かわいいひと」を採用できない咲耶育成の5枚目)
GRADにおいては貴重なVoひらめきだがCe霧子育成では使えない。
育成性能は強くないが、Ce結華をGRADで育成する場合は強力。
【モーニング・グロウリー?】西城樹里
ライブスキルを目的に採用。
注目度が関係ないCe結華やCe恋鐘では金パッシブの採用も可能。
【キュン!とwith us】大崎甜花
パッシブの密度が低かった昔は使われていたこともあったが、現在では他のパッシブにMe○○%以下条件のものが多いことから基本的に採用されない。主催者の私がエアプを晒したポイント。
【Can't give up】風野灯織
施設マスタリーLv6、ボーカルマスタリー体力Lv6が強く、育成面で採用。
パッシブも一応使えるが無理して取るほどではない。
【斜陽】樋口円香
施設マスタリーLv3を持つ。「DIVEIN!」のユニマスを発動できるため、過去には理想編成に入ることもあった。今でも十分強い。
【MADE】緋田美琴
「GAP」を持っておらず、「ホラー」を持っている場合に採用することもある。施設マスタリーLv3を持つ。主催者の私は存在を忘れていた。
編成例紹介
Ce霧子型
(Le摩美々の理由は「リバみ」を所持していないため、ひかえめで注目度を補いたいが育成に「マメみ」を採用できず集中力が足りないため)
他の編成と比較して思い出LinkがVo最大8倍と高火力なこと、自傷が必須ではなく立ち回りが自由であることが特徴。
上記の画像の編成では基本的に(「大吉」札or「マメみ」札、引けたら霧子完凸札)×2→「大吉」札→「かわいいひと」札or「マメみ」札→思い出でフェスマを狙う。
「リバみ」を所持している場合は思い出直前にこちらを打つ。
道中火力を出す手段に乏しく、霧子思い出ワンショットのような編成であったが、「トワコレ恋鐘」の実装により異なる立ち回りが考えられるようになった。
例えば、「トワコレ恋鐘」札→「大吉」札→自傷札(「リバみ」「心峰」など)→思い出Link。
「大吉」札と「トワコレ恋鐘」札を合計で3枚採用できるが、配分は人による。恐らく初動で打ちたい「トワコレ恋鐘」札を2枚、「大吉」札を1枚が安定すると思われる。どのみち対面依存なので大吉0採用も考えられる。
しかし、大吉を減らすとその分興味1.5倍の恩恵を受けにくくなる点は覚えておく必要がある。
思い出倍率が注目度依存なので注目度DOWNの手段が必要となる。主な手段は以下の通り。
【リバーシブル・トースト】のライブスキル
【縷・縷・屡・来】の金パッシブ
【にゃんにゃんにゃ~ん♡】の虹パッシブ
【murmurmaid】のライブスキル×2
【murmurmaid】のライブスキル+ひかえめ
Ce結華やCe恋鐘と異なり、パッシブの発動条件を満たすMe74%以下にさえなっていれば良いため、それらの編成と比べて自傷札の優先順位は低い。
しかし、Me74%以下が条件のパッシブを発動させないとパッシブの密度が低くなるため、自傷札・Me調整・打たれ弱い・メンタルダメージUPのパッシブのどれかは用意したい。
初動で必ずしも霧子札を打たないため【1/60 NaturalHeart】のパッシブなどを実質デメリットなしで採用できる。
短距離ルールであれば霧子→霧子→思い出なども狙えるが、Vo霧子と比較して火力が大きく落ちるためあまり推奨しない。
「トワコレ恋鐘」札×2→思い出の3ターン締めも理論上は可能だが、
デュエットの成功率が低い
注目度DOWNの手段が霧子のパッシブしかなく最大倍率を安定して出せない
ことから成功率は低い。ただ5ターン持たせるよりは成功しやすい説がある。
加点要素に乏しく、PL性能があまり高くない点は注意が必要。
今回(2023/2/19~)のトワコレさえ引けばVoアンティーカの中では一番安く組める編成だと考えられる。
Ce結華型
初手の霧子札で火力を稼ぎつつ、興味操作札→自傷札と経由して思い出Linkで締める。Ce霧子より思い出Linkの火力は劣るものの霧子札の火力が高く、思い出Linkと合わせて十分な火力を発揮できる。
理想ムーブは霧子完凸札→「大吉」札→「リバみ」札→思い出。もしくは霧子1凸札→「マメみ」札→「大吉」札→「リバみ」札→思い出。
基本的に霧子札を初手に打つため、実質無条件の強力なパッシブが1ターン目から発動しても無駄にならない。
Ce恋鐘と異なり素追撃Vo2倍がついているため、霧子札を打ちつつノーリンク思い出で締める動きも狙える。
「くらくら」の完凸札が優秀で、思い出Linkで飛ばせない審査員が残ったとしても完凸札をLinkで打てるため霧子札、「リバみ」札、思い出、「くらくら」札と4回加点があり、PLでも残留点を狙いやすい。
Ce恋鐘型
思い出火力がMe依存で最大は5.5倍だが実際には4.5倍ほどしか出ず、思い出の火力は心もとない。よって、霧子札で火力を稼ぐことが重要となる。
他の全体札持ちのpSSR(2.5倍と4倍が多い)と比較して、霧子はどちらの札でも4倍以上が保証されており、全体札の火力が安定している。
基本的な立ち回りはCe結華と同様に霧子札→興味操作札→自傷札→思い出となる。
Ce結華以上にMeを減らすことが重要となり、「心峰」のみの自傷では思い出Linkの火力がかなり低くなる点は注意。打たれ弱いもあった方がよい。
Ce結華と比較して、前述したとおり思い出3でよいためSTEP産Ceを育成しやすい、恋鐘の役割の無さを基本的にライブスキルを打たないCeに置くことで解消し、「トワコレ恋鐘」札、「大吉」札を合計2枚採用できる(Ce結華は基本1枚のみ)といったメリットが挙げられる。
基本的には札締めを狙い、思い出はあくまでも補助といったイメージで立ち回るとよい。霧子の全体札や「リバみ」「くらくら」の札で全体的に2割ほどは削れるため、思い出で残り1割ほどを削りきってフェスマを出す。
また、Ce結華と同様に審査員が残った場合でも恋鐘札の興味無視Vo4.5倍とPlus加点でPLでも残留点を狙いやすい。
グレフェスアップデートの影響
Plus加点とLink加点を有効に両立できる編成は現状ではVoアンティーカのみと言っても過言ではなく、高得点を狙いやすい編成である。
その他の話題
思い出加速・パッシブについて
思い出加速は上に示した画像の通りだが、「トワコレ恋鐘」の実装によりCe霧子でも4T締めを狙うパターンが発生した。テンションとSTEP歌姫七彩パッシブの発動次第では4Tに思い出が溜まらないことも十分考えられ、余裕があるなら思い出+や有償の思い出2%アビリティを積む価値は十分にある。
パッシブについては○ターン以前→Me○%以下→○ターン以降→(実質)無条件→STEP歌姫七彩の順に取るケースが多い。同じ発動条件のものは発動回数や発動確率が高い物を優先する。
(参考までに、私は"412パスを買っておらず、思い出加速が不安定"なため、○ターン以前のパッシブを取得した直後にSTEP歌姫七彩を取得している。)
アビリティについて
ひかえめ:
他に注目度を下げる手段がない場合、5人に積むと「マメみ」のライブスキルと合わせて注目度-45%まで下げることができる。
「リバみ」札や霧子の金パッシブ、「トワコレ恋鐘」の虹パッシブなどで注目度を下げられるため、それらを使えるなら重要性は低い。
(発言者の中では私しか積んでなかった)
人気者:
理由は上記の画像に示したとおり。
取れたらCeとVoを除く3人に積んでもいい、くらいの気持ちで。
ルールや盤面によって得することも損することもあるので枚数は使用感で調整すればよい。
物静か:
上記の画像には載っていないが、対面の人気者が多いためそれを抑えるメタとしての採用がある。また、将来的に大吉が減少し、興味DOWNによる盤面操作が主流になった場合は物静かによる遅延が効果的になる。
打たれ弱い:
パッシブを発動するためにMe74%以下を満たすだけなら1人に積めば十分。
Meの減少量が思い出火力に直結するCe結華やCe恋鐘はCeとVoを除いた3人に積みたい。積めれば積めるほど強い。
スマイルアリーナ:
基本はレッスン優先だが、滞在次第では取ってもよい。
具体的にはオーディションのある14,13,10週のどこかとライブのある9週の滞在が悪かった場合。
オーディションを受ける=ファン数が増える=SPが増えること、思い出火力が不安定なCe恋鐘は初手の霧子札の火力が重要なことからCeとVo以外の3人には積極的に採用しても良いかもしれない。
TOP SONGS/歌姫楽宴:
思い出加速パッシブが必要なこと、SPが不足しがちなことから取るなら歌姫。なんなら積極的に歌姫に行きたい。というか編成を問わずTOP SONGSを取得することはほぼないのでは?
(思い出を打たないマイバレなどはTOP SONGSを取る場合がある。)
他のVo編成との比較
Voアルスト:
【サマーハニー・シーズン】がVo最大6倍の縦打点と回復、思い出加速と複数の役割を持っておりフェスマ狙いでもPLでも強力で、【Feel Like Flower】の思い出LinkでVo最大6.5倍を出せることから非常に強力な編成であった。しかし、最近ではグレフェスアップデートによる多リンクの規制、横打点が要求されるルールが多いもののGRAD産Ceでは火力が心もとなく、総じて逆風が吹いている。ちゆメッサ【ひとひらで紡ぐ世界】の実装によりこちらをCeに、【Feel Like Flower】をVoに置くケースが考えられるが、全体札の火力が回復回数依存のため現状のカードプールではあまり安定しない。一方で、【あけまして、大吉~!】を減少させていく方針が明確になったことから【ひとひらで紡ぐ世界】のライブスキルが有効に働く場面は増えると思われる。
【Feel Like Flower】、【サマーハニー・シーズン】、【かしまし、みっつの願いごと】が必須となるが、今から【かしまし、みっつの願いごと】を入手するのか・はづきさんを入れるのか考えると今から始めるにはハードルの高い編成かもしれない。
Voシーズ:
立ち回りはViシーズに近い。【↓ろウTea】→【CHILLY】Linkでにちかのアピール倍率を上げて思い出Linkで締める動きが基本となる。常ににちかと美琴の履歴が残るため【こんなのホラーでしょ最悪】の虹パッシブの発動条件を常に満たす。使用率は下がるものの【CONTRAIL】を採用してVo全体札(【縷・縷・屡・来】【とびっきりジンジャー】【日刊ウィズ・ユー!】など)で火力を稼ぎつつ【CONTRAIL】札でにちかのアピール倍率を高め、思い出Linkで締める変則的な立ち回りも可能。現状はSTEP産Ceでないと少々力不足だが、限定美琴次第で大きく評価が変動しそうな編成と言える。
過去のトワコレ完凸が要求されるため、今から始めるにはハードルが高い。
Voストレイ:
バフ付与で2手使うため興味操作は不得意。
思い出3からLinkでVo最大6.5倍を出せるためSTEP産Ceを育成しやすく、育成をしっかり詰めれば非常に高い火力を出すことが可能。
脇に採用する【シャッターチャンス!?】やCeに置く【multi-angle】のライブスキルがLink込みで強い縦打点を出せるためPLを取る立ち回りがわかりやすい。しかし、多リンクPLが規制されたことは向かい風となっている。
必須となるトワコレがおらず、他の編成と比較すると組みやすいかもしれないが、パッシブを考えると【こんなのホラーでしょ最悪】は欲しい。
(【HouseKeeping!】よりも【multi-angle】と【シャッターチャンス!?】の方が重要なの初めて知りました)
Voノクチル、Voイルミネ、Vo放クラ:
(使用者がいなかったため省略)
相当厳しいと思われる。
総評すると、グレフェスアップデートによる多リンク規制の影響もあり、Link回数を稼ぎにくいがPlusアピールを持つVoアンティーカは他のVo編成と比較して明確な優位性を有している。また、【縷・縷・屡・来】、【にゃんにゃんにゃ~ん♡】と汎用サポート(【murmurmaid】など)があれば始められるため、今回(2023/2/19~)のトワコレさえ引けば他のVo編成よりも簡単に組むことができる。
寄せられた質問について
Q.STEP歌姫七彩パッシブの数は調整しないのか?
A.Leは両方取る、Voは取らない。DaViは数値の低い七彩を切っても良い。STEP産Ceの場合は6枠埋まらないケースを考えて取れるなら最後に両方とも取得すると良い。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
「要約版」なのに1万字を超えており自分でも驚いています。
ですがその分、内容は濃密かつ学びのあるものに仕上げられたのではないかなと思っています。感想など頂けたら非常に嬉しいです!
改めて、Voアンティーカ座談会に参加してくださった皆様、アーカイブを視聴してくださった皆様、そしてこの議事録を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!座談会を開催できたのは皆様のお力添えがあってこそだと実感しております。
ご意見・ご質問などがございましたら私のTwitter(@Aurore_Auroras)かDiscordサーバー「SHINY CORD」にお願いします。
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