【22-23セリエA】フィオレンティーナvsユベントス【第5節】
フィオレンティーナvsユベントス
2022.09.03
実況:八塚浩
解説:柱谷幸一
主審:ダニエレ・ドベリ
【スタメン】
フィオレンティーナ
監督:イタリアーノ
433
GKテラッチアーノ
DFドド、ミレンコヴィッチ、イゴール、ビラーギ
MFマレー、アムラバト、バラーク
FWクアメ、ヨビッチ、ソッティル
ユベントス
監督:アッレグリ
433
GKペリン
DFクアドラード、ダニーロ、ブレメル、サンドロ
MFマッケニー、パレデス、ロカテッリ
FWディマリア、ミリク、コスティッチ
【試合の感想】
因縁の対決、ユベントスが近年でもヴラホヴィッチやキエーザなどフィオレンティーナの主力を奪い続けてきた歴史がある。
前半立ち上がり、ユベントスが後ろで丁寧に繋ごうとするが、フィオレンティーナが前から圧力を強める。
9分、クアドラードが高い位置を取り逆サイドへクロス。コスティッチがボレーシュート、ミリクが身体に当ててコースを変えてゴールに押し込みユベントスが先制。
フィオレンティーナは左から前進、特にソッティルが仕掛けてチャンスシーンを作り続ける。クアドラードとディマリアのサイドなのでやや守備に難ありか。
ユベントスは先制したのでしっかり引いて跳ね返し、期を見てカウンターを狙っている。
25分、フィオレンティーナはドドが右のハーフスペースで受けて枠内シュートを放つがペリンの正面。
29分、CKの流れからカウンターを放ったフィオレンティーナ、クアメが抜け出してニアサイドを狙い流し込んだ。同点。
41分、ソッティルのクロスがパレデスの手にあたりフィオレンティーナにPKの判定。ヨビッチが蹴るが、ポストに当てて決められない。
PKを決められなかったフィオレンティーナは痛いが、確実に押し込む時間は多かったので続けたい。
ユベントスは後半の頭からディマリアに代えてデシリオ投入。右サイドを殴られていたので修正を加えてきた。これがどのように影響するか楽しみである。
48分、フィオレンティーナは左でチャンスを作る。ビラーギがニアゾーンに侵入しマイナスの低いクロス。シュートはブロックに合うがいい形を作り出す。
65分、ドドが右サイドでうまく抜け出してCBとGKの間に速いクロスを入れる。ダニーロがなんとかクリアするも足の負傷の心配が。
後半途中から右サイドでイコネを中心にドド、ジュルコフスキと繋ぎながらチャンスを伺う。
88分、フィオレンティーナのアムラバトがミドルシュートを放つがペリンがスーパーセーブ。
ユベントスは守備的な選手交代が目立った。勝ち点1でよしと見ているか。
結局フィオレンティーナが最後まで攻め続けたが1-1のドローで試合が終了した。
【試合結果】
フィオレンティーナ 1vs1 ユベントス
9分 ミリク(ユベントス)
29分 クアメ(フィオレンティーナ)
個人的に気になった選手は、フィオレンティーナのアムラバト。1996年8月21日生まれの26歳、モロッコ代表。激しい守備もさることながら、ボールの受け方が非常に上手い選手。アンカーポジションでCBからのボールを受けた時にしっかり前を向き、両サイドへの展開で起点になっていた。また、試合終盤には自ら際どいミドルシュートを放つなど攻守においてとても効いていた印象だった。
サッカー見たぞ記録
(*敬称略)
(**あくまでも個人の感想です)