1705年 ケルン 都市景観 ターラー銀貨 (1705 Cologne Thaler)
ドイツケルンの都市景観コインです。
初めてこのコインを見たときは、"扇子を開いた"感じなイメージを持ちました。これを書きながら"孔雀が羽を広げた"感じという感想もたった今持ったところですw。
都市景観コインの自分的好きなポイントである、ちょこまかしたヒトは見当たりませんが、代わりに帆船と建物がちょこまかしてますな。これだけ集まっていると商業的にかなり発展していたのだろうなと思います。背の高い建物はケルン大聖堂でしょうか。船が浮かんでいるのはライン川です。
ケルンは自由都市で、通貨を鋳造する権利も持っていたそうです。
肖像面はヨーゼフ1世です。
カタログによれば、Hommage to Joseph I 記念コインということで、直訳すればヨーゼフ1世への敬意を表すといった意味合いですが、1705年なので彼の神聖ローマ皇帝就任記念コインといったところだと思います。
このコインのエッジが斜めギザなんですよねぇ。
500円玉に斜めギザが採用されたときに、おぉー!って感じでしたが、1705年にすでに実現していたとは!鋳造方法は違うと思いますが、最初見たときはおぉー!って声に出てましたw。
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