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NGCの銅貨鑑定は期間限定?!

お世話になっているディーラーより興味深いおハナシを聞きました。
NGCの銅貨鑑定は10年の期限付きで、NGCのサイトにもそう明記してあると…。
え〜そーなん?!ということで、手持ちで調べてみました。
記事ヘッダー画像のCert#を調べてみると、

NGCの個別ページ

なんと、スラブ画像の下に説明書きがあります。
copper(銅), bronze(ブロンズ), brass(ブラス) or copper-plated(銅のギルト) coins のグレード保証は10年とあります。そのままグレードをキープしたい場合は、10年が過ぎる前にリホルダーしろとも書いてあります。

自分のコインだけか?ってそんなハズもなく、ショップサイトやオークションサイトに上がっているコインを調べてみると、どれも同じ注意書きがされています。

確かに銅貨は時間経過で当初の輝きは失われていくもんなぁ。「Coins made of copper, bronze, brass or are copper-plated can change over time.」とあるので、NGCとしては、数字というよりは、RD(Red)/RB(RedBrown)/BN(Brown)表記を気にしているんだろうなと想像しています。その状態をスラブの中で保てるのが10年と判断しているということなのでしょう…。ということはスラブに入っているとはいえ、じわじわ〜っと酸化は進んでいるということでしょうか。

記事ヘッダー画像のコインは既にRB状態でもおかしくないかな…。

画像1

光の当て方次第では、まだRD状態には見えます。

画像2

例えば、スラブに入れたときにRD評価を得ていたとして、9年後に誰がどう見てもRB状態でしょうと思われるときでもリホルダーをすればRD表記が更に10年継続できるわけで、そのうちBN状態になってもリホルダーを繰り返せば引き続きRD表記は可能ということですよね?それならばそのままリホルダーせず放っておいても…。
いずれにせよNGCの真意は訊いてみないと分かりませんな。

1つ良いなと思ったのは、スラブ化した日付が明記されていることなんですよね。種類に関係なく全てのコインに日付が明記されていれば、楽しさが増すような気がします…。

では、PCGSはどう認識しているの?と個別ページを見てみましたが、特にそのような記述は見つけられませんでした。

鑑定といえば、別でお世話になっているディーラーが新しい鑑定サービスを始めたそうで、ロイヤルミントから購入したコインを直でそのディーラーへ送ってもらえればFirstReleasesが付くようにNGCに鑑定出しができるよとのこと。
数字はどうなの?と訊くと、70獲れる確率は大体70%ぐらいですって。

なるほどなぁ、最近はそういうFRに対応するディーラーが増えてきましたね。ちょくちょくそういうハナシを聞きます。確かに国内に入ってきてからの鑑定出しだとFRに間に合うかどうかは運次第っていうところがありますよね。

今の時代の流れとしてモダンはFRはともかく、70が付いていないとなかなかムズカシイんですよね。FR付いても69だと全然ですわ。私自身はコレクターでもありますので、69でも全然良いんですけどねー。捉え方は色々ありますな。
今度ロイヤルミントから発行されるニューゴシなら、69でもまぁ良いかも…。ロイヤルミントからそのディーラーへ直送してもらって、69FR路線を狙ってみようかな。あわよくば70で。

いやいや、その前にロイヤルミントから買えるのかYo?w


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