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M8旧5円金貨の手変り

M8旧5円前期(ハネ明)を調べていると、8年には前後期からさらに細分類されて数種類手変りが存在しているんですね。
月刊「収集」2009/5に島村一雄さんの記事が載っているよと教えていただき拝見すると、結構存在しているな!(8種類)と思ったんですよね。そこでオークション事例を調べて、記事に掲載されている分類に分けてみました。

前期A 極大八 A1 (R)

銀座コインオークションより引用:腹小ウロコ 狭口 ハネ明 極大八 / 深彫 正陽光 桐葉第1葉対生

前期A 大八 A2 (R6)

AWより引用:腹小ウロコ 狭口 ハネ明 大八 / 深彫 正陽光 桐葉第1葉対生

前期B 極大八 B1 (R5)

銀座コインオークションより引用:腹小ウロコ 狭口 ハネ明 極大八 / 深彫 短陽光 桐葉第1葉互生

前期B 大八 B2 (S)

AWより引用:腹小ウロコ 狭口 ハネ明 大八 竜図右端棘欠落 / 深彫 短陽光 桐葉第1葉互生

中期A MA (R7)

AWより引用:腹大ウロコ 広口 ハネ明 大八 / 深彫 正陽光 桐葉第1葉対生

中期B MB (R6)

AWより引用:腹大ウロコ 広口 ハネ明 中八 / 深彫 短陽光 桐葉第1葉互生

後期 短陽光 L1 (N)

AWより引用:腹大ウロコ 広口 止明 小八 尾付近刺細 / 浅彫 短陽光

後期 極短陽光 L2 (R2)

AWより引用:腹大ウロコ 広口 止明 小八 尾付近刺太 / 浅彫 極短陽光

旭日竜50銭が好きで集めているのですが、その知識前提だとM8旧5円の正/短陽光ってどこ?となりました。菊紋面のデザインが違うので記事を読んでいないと分からなかったです。

中央に位置している日章陽光の長さのコトだそうですわ。外側に配置されている八稜鏡までの隙間長でみても良さそうです。記事によれば画像では分かりにくいかもですが、現物を見るとハッキリと違いが分かるとのこと。

正陽光 / 短陽光 / 極短陽光

2009/5当時は、極短陽光は後期のみに存在するようですな。
2024年現在、他の手変りが見つかっているかもしれませんね?!


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