【基本情報技術者試験】企業活動-経営・組織論→徹底解説!!
企業とは
企業は,経済的機能,営利活動,所有と経営の分離,市場での独立性などの多面的性質 をもつ有機的な組織体である。そのため個人個人が共通認識のもと組織の目標達成に貢献する業務をするように、組織全体が仕組み化されている。
経営組織
経営組織には複数の種類がある。ITパスポート試験合格に欠かせない以下の7つの組織を覚えよう。
◆事業部制組織
企業の事業ごとに組織を分割し、事業部ごとに独立的に業務を行う。企業の中に自己完結的な事業部を設置する組織形態である。各事業部は、製品の種類や担当地域、顧客セグメントなどの単位で分割される。利益責任の所在が各事業部にあるのが特徴。
◆カンパニ制組織
事業部制組織の各事業部を分社化して、事業部制組織以上の権限を委譲する組織形態。カンパニ(Company:会社)という言葉が使われているが、あくまで社内組織であるため子会社ではない。
◆職能別組織
職能・専門性を軸として組織を分割し、個人個人の専門的なスキルを最大限に発揮させる組織形態。また、各部門で専門業務を繰り返し遂行することで、知識と経験が蓄えられるため、より業務の効率化やパフォーマンス向上を図ることができる。
◆プロジェクト組織
有期性のある業務ごとに組織メンバーを配置され、チームごとに業務を推進する組織体制。プロジェクトの目的が達成された時点でチームは離散する。コンサルティング会社では業務がプロジェクト単位で区切られているため、プロジェクトマネジメントの力が身につきやすい。
◆マトリクス組織
事業部制、職能別、プロジェクトなどの組織構造をマトリクス状にして、それぞれのメリットを享受しながら業務を行う組織形態。
◆社内ベンチャ組織
社内で新規事業ができる組織形態のこと。社内組織ですが、利益責任と大きな権限が委譲される。
◆xxx
xxx
組織原則
企業の組織体制を構築するための5つの原則を紹介する
企業統治
コーポレートガバナンス(xxx)では、事業経営が適切に行われているかを監視する。企業統治には、ステークホルダーに企業活動の正当性を証明する目的がある
<高品質なxxxを構築するためには>
企業の透明性、健全性、遵法性を確保する
ステークホルダに対する説明責任を重視する
迅速かつ正確な情報を開示する
経営責任を明確にする
●CSR(xxx)
企業は商品の生産やサービスを提供することで、代価として利益を得る。しかし、利益を追求するあまり、法令を破ったり、社会の秩序を乱す行為は公害または犯罪である。そのため、企業には利益を追求するとともに、社会的責任を全うする義務があるとされる。
企業における社会的責任のことをCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)という。CSRの一環として、企業は以下の項目に取り組んでいる
・コンプライアンス(=xxx)
企業が法律や社会的規則に沿って企業活動を推進すること。コンプライアンスを実現する仕組みをコンプライアンスプログラムという。コンプライアンスの管理をコンプライアンスマネジメントという。
・xxx(=情報開示)
企業の経営状況やかつ同実績を利害関係者に情報開示すること。企業側が不正に投資判断を仰ぐのを防ぐ目的があり、会社法や会社商品取引法でディスクロージャは企業側に義務付けられている。
事業の継続
◆BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)
大規模な災害や都市障害によって企業活動を推進する経営システムに影響を与える場合、企業活動を停止せずに継続するために予め用意された計画のこと。万が一、災害や障害が発生した場合、事業は以下の手順で復旧を試みる。
BCP発動 事前に用意されたBCPをもとに、BCP基本方針の決定を実施する
業務再開 各業務で緊急度の高い業務を再開する
業務回復 復旧優先度の高い業務から徐々に再開する
全面復旧 災害や障害様に用意された代替設備や予備施設から本番環境に切り替えて、業務を完全再開する
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