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アメリカ ボーディングスクール◆キャンパス訪問のための心得◆準備してよかったこと、やってよかったこと

ただの旅行とは異なる親も初めての経験。慣れないところを旅してまわるうえに、子供も親も面接もしなくてはならない、ということで出発前は不安だらけでした。プレッシャーのせいか、私は出発前に体調を崩し寝込んでしまったほど。。

キャンパス訪問のために何を準備すべきか、現地での過ごし方などについてまとめてみました。キャンパス訪問=面接なのですが、もっとも肝となる面接準備は別で述べるので、その他の細かい点について述べます。


1. 訪問の時期

9月に入り新しいSchool Yearが始まると、学校側は訪問を受け付けます。アポの枠がなくなるので、早めにアポをとれ、とどの学校も口をそろえて言います。

しかしながら、普通なら面接経験のほぼない子供にとっては、多少練習することが必要となります。数週間でも子供は見違えるほど成長するものです。というわけで、心理的には、なるべく訪問を遅くして、準備の時間をとりたい、ということになります。

ただし、気を付けなければならないのは、11月下旬は感謝祭やら、12月に入ればもう冬休みだ、と学校が開いていない時期がありますので、訪問する学校のカレンダー、お子さまが現在通う学校との試験期間、そして帯同する親のスケジュールも見比べつつ、調整して決めなければなりません。
また、一点忘れてならないのは、北東部の学校を回る場合は、雪が降りだす前の方がトラブルなくまわれるでしょう。

ただし、人気がある期間はもちろん混みあっています。土曜日も訪問を受け付けている学校がありますが、やはり土曜日は人気が高いので早めに予約することをおすすめします。

2. 何校訪問するか

これはもちろんどのぐらいの日程をとれるか、にもよるので、すなわち訪問期間はどのくらいか、という話になります。せっかくアメリカまで行くのだから、なるべく多くの学校を見てまわりたい、と思ってしまうものですから、なるだけ詰め込みたくもなります。

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