お仕事紹介-廃材を使ってベルト作り-
先月、大阪 阪急うめだ本店で「サスティナブル・持続可能な社会」をテーマとした取り組み内で、コトコトステージにてアパレルブランドの廃材アップサイクルのワークショップの講師をしてきました。
衣服を作る際の生地の残反を使ってこのベルトを作りました。
着用画像です。
残反を大体3センチ幅・長さ2mくらいのひも状にカットし素材にしました。
ちなみにこのお仕事は以前書いたnote
で頂いたような案件でございます。
きっかけはとある展示会だったんですが、この記事を書いてなかったら実現してたかちょっと分かりません。
(実は展示会って、相当な数の出展者と来場者がいるので、回遊している来場者の属性とか求めているものを瞬時にキャッチして提案していかないとただの名刺交換で終わってしまうので、コミュニケーションが本当に大事なスキルだったりします。
なので、ものを作っている作家さん・ブランドは日々こうやってnoteなどに自分のやりたい事書いておくことを本当におススメしておきます。)
話それましたね、ということでワークショップは無事に終えて、当初はベルトの予定だったのですが、参加者さんの中には「頭に巻いたら可愛いんじゃないかな?!」とアイディアが浮かび、実践。
こういう手を動かしているときに思いつくアイディアっていいですよねぇ。
お二人ともとてもお似合いでした! かわいかったです!
マネキンは私が作ったサンプル。
右は参加者様の作品。 来ている洋服と雰囲気がぴったりですね。出来上がった作品はそのまま着けてお帰りになりました。(こういうのすごく嬉しい)
そして快くネットに写真をUPすることを承諾してくださりありがとうございました!
(何かのお役に立てるならば!と言ってくださりありがたい限りです。)
ワークショップで講師をする醍醐味はやはり参加者が出来上がった時の笑顔を見れることでしょうか。
同じ作り方・材料でも組み合わせに個性が出ること、そして新たな発見やつながりを共有できるところなど、挙げたらキリがないのです。
私自身も「どうやったら簡潔に分かりやすく伝えられるか、その場限りではなくこれからも使えそうなアイディアであるか」をとても大事にしています。 他にも使えそうな汎用性の高いもの、もう少し手を加えて応用できるもの、そういった余白のあるものがきっと生活を豊かにすると思っています。
最後にこのイベントで余った残反は私が回収し、これから作品の材料として使わせていただきます。
(何つくろかな…)
そしてそれとは別にこのベルトの作り方を今度有料にはなってしまいますが、レシピとして公開予定です。
出来上がった作品の写真や着用画像などの利用は禁止しますが、
レシピはご自由にお使い下さい。
この比喩、微妙かもしれないけど、
マジシャンが種と仕掛けを買うイメージでいてくれたらいいかな。と思います。
権利とか、僭越すぎていえませんので私は。
ただ、こういうアイディアは自分の中でだけに眠らせておくのはなんだか勿体無い気がするので、こうやってここに書いてます。
今日はここまで