バックトゥーザフューチャーみた
ネタバレあります。
バックトゥーザフューチャーって映画を初めて観た。
いわゆるタイムトラベル映画の王道で、かなりファンは多いし名作だとは聞いていたが、正直子供向けの映画なのでは無いかと言う気持ちが少しだけあって観るのを後回しにしていた。
大間違いだった。
この映画は三部作になっており、2日かけて全て見たが、3回くらい泣きそうになったところがある。
最初は、1作目のデロリアンが最初にタイムスリップするシーン。
過剰すぎるエフェクトと、成功したあとに残る炎があまりにもかっこよすぎて、何故かうるっと来た。
未知のスゴすぎる技術の力強さや異質さを感じてかなり良い。
2回目と3回目はほぼ同じ内容のシーンで、1作目と3作目のラストだ。
どちらも未来に向かうシーンで、デロリアンや機関車が空を飛んでエンドロールに向かう。
眩しすぎる。
希望すぎ。
色々映画を見ているけど、ここまでシンプルに希望に満ち溢れた終わり方の映画がパッと出てこなくて、相当刺さった。
1作目のラストは、クリフハンガーとして作った終わり方なのかなぁとも思ったが、3作目のラストを観ると、1作目の終わり方も純粋に未来への希望やワクワクを描いたんだろうなと思った。
1では、デロリアンで今回は過去に行ってるけど、未来には行かないのかな思ってたところで、未来からのドクの迎えと共に未来の技術を見せられて、開放感が凄かった。
3ではドクとの別れというネガティブにも取れる部分を、ドクの言葉と空飛ぶタイムトラベル蒸気機関車を見せることで、やっぱり未来っていいかもって思わせてくれた。
このシーンが1番感動した。
自分は映画や物語を観る上で、主人公がどういう方向に成長するのか、という部分を注視する癖があるが、この映画では3作通して最後の主人公の変化が、シンプルな独立なのが良かった。
デロリアンが事故で壊れてる所もいい。
結局、どんなに嫌なことでも受け入れて妥協して生きていくしかないのが大人だけど、その中でも未来の選択を続けていけば何かいいことがある気がするなと思った。
1作目のマーティの父とかはまさにそれかも。
自分は、未来に対しての期待を全くしていなくて、きっと生きている内に日本という国は最悪なことになっていたり、最悪戦争が起きて全て台無しになっていると本気で思っている。
しかしバックトゥーザフューチャーを観たら、少し光が差したような気がした。
皆さん、選択を楽しみましょう。
もしくはファイトクラブを観てプロジェクトメイヘムに参加しませんか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?