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三井海洋開発 2021年12月期Q1決算(短信)

会社概要

 1968年(昭和43年)に創業、石油及びガス生産を事業とする。海洋事業に特化し、最近ではクリーンエネルギーの代表である天然ガスが大きく伸びている。従業員は単体で200名、連結で5000名を超える。

事業内容
 ・浮体式生産設備(FPSOFSO,TLP等)の設計・建造・据付および販売
 ・リース及びオペレーションサービス
   ※FPSO - Floating Production, Storage and Offloading system
       (浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)
   ※FSO - Floating Storage and Offloading system
       (浮体式海洋石油・ガス貯蔵積出設備)
   ※TLP - Tension Leg Platform(緊張係留式プラットフォーム)

決算概要

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 売上高  1198.55億円(前年同期  805.66億円)
 営業利益  16.65億円(前年同期 △120.46億円)
 経常利益  51.68億円(前年同期 △ 103.4億円)
 純利益は  38.75億円(前年同期 △100.66億円)
 EPS  68.77円(前年同期 −178.66円)

 アナリスト予想は、売上1000億円、EPS44.36円でありいずれも上回り着地した。また、パンデミックの影響があったが、建造工事(見積)に追加費用変更を加える程の影響はない(決算時点)
 ↓参考で親会社の決算(21年Q3)

業績見通し 変更なし

 会社予想:変更なし

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ハイライト

□原油価格 60米ドルまで回復し安定した生産状況と深海域開発を継続
 ・足元は、経済活動の正常化に対する期待
 ・OPECおよびOPECプラスが協調減産を継続
□今後、の主要事業の浮体式海洋石油・ガス生産設備は中長期的成長期待

 FPSO建造プロジェクトの新規受注等
  受注高 458.40億円(前年同期 1591.47億円)

財務

□資産  3744.67億円(前年年度末比 169.34億円増)
    (要因:現金及び預金と投資有価証券の増加)
□負債  2640.90億円(前年年度末比 15.73億円増) 
    (要因:契約負債の増加)
□純資産 1103.76億円(前年年度末比 153.61億円増)