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アームストロング・フローリング 1Q決算

決算概要

売上高 1億4,890万ドル(7.4%増)
調整後EBITDA損失は760万ドル
EPS -0.38ドル

販売の状況

 中国とオーストラリアでの販売が堅調、前年同期比7.4%の成長。一方、北米は荒天の影響とサプライチェーンの混乱により収益を落とした。なお、1Qにおける需要回復がみられ、北米での需要増はリフォームと新築によるもの。また、値上げによる売上増を見込むもものは、売上数量が減少し収益は相殺。
 また、寒波の影響で工場3社が数週間閉鎖しことで原材料の供給が中断し、前年四半期に比し原材料費と輸送費が引き続き上昇した。

中期(3年)計画の遂行状況

 中期間における変革のための柱は3つ。

1 顧客リーチの拡大
2 製品の提供と運用の簡素化
3 コア機能の強化

 顧客リーチの拡大のため、フローリングプロの活用やセグメント化された製品ポートフォリオ準備し、アジアのヘルスケアチャンネルで収益をあげた。

 製品の提供と運用の簡素化に関連して、当社は非中核資産の売却推進、今四半期にサウスゲート施設売却を完了。

 コア機能の強化は、サプライチェーン、カスタマーサービス、調達組織間の組織を改善。さらに、協業と技術革新にため独自の研究開発チームをランカスターにテクニカルセンターを正式開設。2021年より活動を開始する。

将来の見通し

 新規住宅及びリフォームの需要が、2Qに向けてさらに勢いを増すと予想する。

市場予想(FY21 2Q)
売上 1.62億ドル
EPS 0.07ドル