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ぶつけてしまったカーポート修理費用を火災保険を使って車の修理代まで賄えてしまうかもしれない方法と申請のコツ・注意点

忘れもしない2019年8月の朝、私は子供を保育園に送った帰りの車庫入れで縁石をかわす為のS字でバックしながら車と車の間に入れるという高難易度の技を繰り出した際、ハンドル操作を誤りカーポートの支柱へ車をぶつけてしまいました。

原因としては                            ①いつもと違う車の入れ方をした                     ②バックミラーで後ろが見えない程の大雨が降っていた            ③後続車がきていたので焦った                    ④運転中着信があった                         ⑤朝に妻から小言を言われていたので少々苛立っていたetc.

「ドカンッ!」という衝撃を感じ、顔面蒼白になりました。        カーポートの前側の柱は【く】の字に曲がり車も後部分が凹みました。   家の中を掃除機かけていた妻にぶつけてしまった事を報告すると「なにやってんだよ」「私の車は大丈夫なんだろうな?」と確認され、

えっ、あっソッチ??

自分の車しか心配しない態度には拍子抜けです。カーポートを修理する余裕がなくてしばらく柱はくの字のまま時が流れる訳ですが、近所のママ友には言いふらされ、ディスられ挙句の果てには家の前を通る小学生にもからかわれる始末・・・、 私の心は間違いなくカーポートの柱以上に凹んでいました。

と身の上話はこの辺にしておき、

カーポートの支柱に車をぶつけてしまったけれど加入している火災保険で補償される事を2年後になって知りました。火災保険でどの部分の記載でカバーされているかというと

『建物外部からの物体の落下・飛来・衝突等』になります。

保険金をお支払いできない主な理由の欄には

「ご契約者や被保険者等の故意、重大な過失または法令違反によって生じた損害」とあるため、うっかりカーポートにぶつけてしまったのは重大な過失にあたるのではないかと考えがちですが、しっかり補償されます。

なのでまずは加入している火災保険契約書の中に上記の記載があるかどうかを確認しましょう。

火災保険では住宅部分以外の敷地内にある車庫なども補償されるのでいざという時かなり頼りになります。しかも火災保険を何度使ったとしても翌年の保険料が高くなったりしないのが有り難い特徴です。

しかしながら、ぶつけてしまった車のほうは火災保険の補償対象外なので自動車保険の管轄で、多くの場合は車両保険を使うと3等級ダウンの事故として扱われ、おおよそ3年前の保険料に戻ります。

なので車両保険を使って車の修理をする際は今の等級を確認しましょう。例えば20等級の人が17等級になっても保険料にはさほど影響がありませんが、9等級の人が6等級になると保険料はかなり高くなるはずです。

車の修理代と上昇分の保険料をてんびんに掛けて安く済む方を選択するしか方法はないのですが、実は間接的に車の修理代を火災保険でまかなえてしまう方法があります。もちろん違法行為ではありません。

ですが、火災保険屋さんにとっては不利益になる情報かと思いますのでここから先は有料とさせていただきます。ご了承いただける方のみ読み進めて下さい。

以下の内容を読めば、申請してどれくらいで申請用紙が郵送されてきてどんな資料を添付しなければなかないか、見積り依頼時のコツと注意点などが書かれています。


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