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【地震保険】軽微な被害でも使えた「実例」と被害程度・保険金額・連絡から保険金振込までのスピード感等、裏技的な事までお教えします

2024年1月1日元旦の16時頃に能登半島地震がありましたが私の住む新潟県も震度5強でしたが激しい揺れを経験しました。
緊急地震速報が鳴ったとき自宅2階の部屋にいたのですが、高さ2mほどの本棚が踊りだし、中身は落ちましたが本棚を抑えながら窓から外を見ると駐車してある自動車がジャンプしているのが見えて隣の家との敷地境界線ギリギリのところまで動いていました。

地震翌日に家の廻りの被害状況を確認すると雨どいの塩ビパイプが折れて見えたのと、家を支える基礎部分に小さなひび(ヘアークラック)が10か所以上確認できたため写真を撮っておく事にしました。

地震保険が使えるかもしれない事や保険屋さんに連絡して見に来てもらいたいとは考えていたものの、震源地近くでは建物が倒壊して住めなくなってしまった方が最優先であると思い、3か月程期間を置いてから申請しました。

結果からいうと基礎の小さなひび割れでも【一部損】で保険金を頂き、基礎の補修工事費として充てる事ができました。
地震保険は自分で被害程度を確認して申告しない限り適用されませんので、
ある一定以上の地震があれば都度ご自身で被害状況を確認し写真を残しておく事がマイホームを守る事につながります。

このnoteを読めば「震災被害は大したことなかったから気にしなかったけどウチも地震保険が使えるんじゃないか?」「小さなひび割れはよく見たらウチにもあった」と気づくとこがあるかもしれません。次の大きな地震がくると保険適用外となってしまうかもしれませんので、もし上記に当てはまるような事があればすぐに行動にうつされたほうがよろしいかと思います。

せっかく地震保険に入っているのに使えるときに使えないのは損でしかありません。そればかりか使える状態を見逃したことで次の地震で被害を認めてもらえない事もあります。
例えば、最初の地震で外壁が一部剥がれた状態で応急処置としてテープで補修してそのままにした場合などです。
テープでの処置は所詮その場しのぎでしかない為、時間がたてばテープは劣化し、そこから雨水が流れ込み内部木材が腐食した状態で数年後に大きな地震で外壁が崩れ落ちたとしましょう。そこで保険屋さんへ連絡すると鑑定人が訪問し家主立会のもと状態を確認していきます。鑑定人は疑問を抱きます。内部の木材の腐食は今回の地震とは関係がないと判断されれば保険金は一円もおりません。

逆に最初に一部外壁が剥がれた状態で保険屋さんに連絡し「一部損」を認めてもらえていればその時点で保険金額の5%が支払われます。
一般的には火災保険とセット契約で火災保険金額の50%が上限であることがほとんどなので仮に2000万円の火災保険であれば地震保険は1000万円、その5%なので50万円です。
さらにその50万円の中から外壁の補修工事を行い、数年後の地震で外壁が崩れた場合はその時申請すれば、再度50万円の保険金がおります。
地震保険を使っても翌年の保険料が上がったりしないのが特性の一つです。

地震保険の主な特性として

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