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暮らしとものづくりの優先順位

こんばんは。アウフタクトのさいとうです。

今日は優先順位の話を。


今後、デザインの依頼をお受けすることに悩んでいます。正直。

8月1日に一時停止のお知らせをした以降も、有難いことに数件お声がけを頂いています。自分が30人ぐらいいたらぜひともお受けしたいけれど、私はひとり。なかなか難しい。

日中は市役所の職員として、地域おこし協力隊として、高校生の活動を支え応援する人として勤務し、夜はデザイナー。そんな暮らしをしています。(もちろん、市役所に副業申請をしたうえで活動していますのでご安心を)

そうなると、デザインをご依頼いただいた方とのやり取りは夜、または朝になる。デザインをする時間ももちろん日中の仕事を終えた夜や早朝。寝起き5分後にはPCでデザインをしている日もありました。

デザインをすることも、考えることも私は没頭できるので苦しいというわけではないんですが、自分の大事にしたい事ってなんだっけ?とふと考えてしまいます。

単にaiデータが欲しいのならば、私じゃなくてもいい。
シャッターを切ってほしいだけなら、私じゃなくてもカメラマンなんてごまんといる。

糸魚川に会えるデザイナーが少ない、カメラマンが少ない、という希少性だけでやっていくつもりはまったくないです。希少性だけに価値を担わせるのは、私である理由がなくなってしまうから。

どこかのだれかのデザイナーとしてではなく、さいとうのぞみとしてやっていきたいことは何なのか。それを自分で言語化しなければならない。そんなフェーズに立っているように感じています。

1日は24時間、1年は365日。自分はひとり。どこを見渡しても私はひとり。

そんな制限の中、私が大事にしたい事ってなんだっけ?すべてを大事になんてできない。すべてを大事にするなんて言葉、何も大事にできていないこと宣言しているようでどこか恐ろしく感じます。

自分が大事にしたい事、その優先順位。
きっと手元にあるはずなんだけれど、気づけずにいる気がする。


もっと深く、自分に潜る日々が続きそうです。

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