RME Fireface800とProtools
P波ではありません。
Protoolsあるあるレイテンシーの話です。
北のスタジオ、iMac Pro + Fireface800の組み合わせなんですが。
HDではないので(192 I/Oなし)なので当然遅延波あるんですけどね。
まぁここのスタジオは声を録るだけ目的なので、そうそう気にはしていなかったのですが。
最近ボーカル収録が増えてしまってですね.....。
勿論、ナレーション収録も行う訳でして、ヘッドフォンへの返しもある訳でして、192など使っているスタジオならば、だいたいProtools経由の音をヘッドフォンへ返していると思うんですが、ここでそれをやると当然遅延が起こる。
よってヘッドフォンへの返しはProtoolsのリターンではなく、Firefaceのマトリクスでリターンさせているのですね。
まぁこれで解決だなと思っていたんですが。
実はそのセッティングですと、モニターからでる音が遅延していることがバレてしまいましたとさ....。
それが表紙の写真。
一番上がマイク入力、Auxフェーダー経由バス送りで録音したもの。
真ん中は録音トラックの入力をマイクにしてフェーダーを通さず録音したもの。
一番下はモニター前にマイクをたてて録音したもの。
最大の差は2フレームほど。
ナレーションなどならばさほど気になっていなかったですけどね。
先日、テンポの速い曲を録っていた時のこと。
なんかズレてない...?
再生すると問題ない.....?
ということで検証したらご覧の通りとなった訳でして。
ということでの改善策。
マイク入力もProtoolsを通さずFirefaceから直接モニター出力する。
これで一応解決となりました。
問題点はフェーダーを使えないことですね.....。
私は直接マイクアンプのゲインを触るので、それほどの問題ではないですけど...。(複数の時は流石に辛そう.....)
まぁ逆に言えば、RMEのマトリクスはホントよくできてるなぁと。
(初級者にはちょっと混乱しそうですが....私も時々混乱してますが.....)
お金があればどーんと買ってしまえなんですけどね。
結構、Firefaceのマイクアンプの音は気に入っているので、現状維持でもまぁいいのかなと.....。