KORG mr-2000sを実証【S/PDIFでの同期】
マスターレコーダー用に購入したmr-2000s。
これの最大の欠点と思っていた外部同期がバージョンアップで対応してますね。(もっと前からだったかもしれませんけど…)
結構、この”同期”に関しては適当にやってしまう方々が多く、スタジオエンジニアであれば基本中の基本なんですが。
このmr-2000sは外部同期が44.1KHzしか受けられないとあったようでして、以前スタジオに持ち込んだ時には"SONY PCM7040"から44.1KHzをつくったような。
(そのスタジオのMaster Gen.はVideo同期でProtoolsもVIdeo同期、同じく7040もVideo同期で、そこから44.1KHzををmr-2000sの送った)
ちゃんとやるなら自宅にもMaster Gen.ってなるんでしょうけど、流石にそこまでは…..。
そんなことで自宅ではずっと箱に仕舞われていたのです。
使わない機材だったらヤフオクにでもと思い、動作チェックをしていて気がついたという次第でして。
ではいざ実証。
ProtoolsトラックにGenでつくったPlusを頭から10フレームのところに置きます。
(別に10fである必要はないんで、ど頭でなければどこでもいい)
同じものを1Hのところにも。
これをS/PDIF出力し(Input Sync)mr-2000sにて録音。(1時間再生録音する)
して結果は。
なぜPlusにしたのかは、合わせる時に波形が見やすそうだったからですね。
さてど頭をしっかり合わせます。
して、その1時間後にズレは生じているのでしょうか。
おぉ!
1サンプルのズレもないではないですかぁ!
理屈では当たり前のことですけど、やっぱり実験しておかないとね。
ということで。
1時間のソースで試してみましたが「1サンプルのズレもなかった」でした。
めでたしめでたし。