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フィギュアの固定にはセメダインBBXがお薦めです...( ੭ ・ᴗ・ )੭♡
PCオーディオデスク周りをたくさんの美少女フィギアで埋め尽くしていることでも世界的に有名な?箱庭的"AUDIO STYLE"管理人です。ところで、PCモニタを古いEIZOのIPSモニタからDELL P1934Sに更新した際に困ったのが、モニタに美少女フィギュアが乗らなくなってしまったこと...( ³△³ ).。o
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前のEIZOのモニタは設計が古い(2003年発売)こともあって外枠ベセル部分の厚みが2.5cm程あり、そのままでも普通にフィギュアが乗せられましたし、両面テープで留めるだけで固定には何ら問題ありませんでした。しかし更新したDELL P1914Sのベゼルは、外枠の平面部分の奥行きが僅か7mmしかありません。これまでより薄くてスタイリッシュなのは良いのですが、デメリットとしてフィギュアの固定が難しくなってしまいました。
これまでフィギュアの固定に使っていた両面テープは、子供の頃から愛用している3M STD-19 。糊残りしない汎用の超強力両面テープとして家庭内や車内その他マルチに使える優れものですけれど、この超強力両面テープによる固定のみでは、暫くするとフィギュアが自重で傾いてしまうのです。
ほとほと困り果てていた折に、Twitterのフォロワーさんから教えて貰ったアイデアがこれ。フィギュアの固定用に使える優れものグッズとして模型界隈で隠れた人気を誇る「セメダインBBX」貼って剥がせる粘着剤です。
ベタベタとした粘性のある透明なゲル状の接着剤なのですが、接着面に貼り付け、公称7分(23℃湿度50%)経過後に貼り合わせると固定が出来、後々剥がす際にも接着剤が残らず綺麗に剥がせるというものです。
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実際にフィギュアを何カ所かで貼り付けたり剥がしたりしてみたのですが、まずチューブから出して7分での固定は無理。7分はあくまで薄く塗って自重でそのまま動かないものでの最速固定時間だと思います。貼り付けたフィギュアが傾かない程度の程よい硬さになるには、夏場(室内クーラー下)で少なくとも15分、その他の季節は30分〜程度待った方が良さそう。但しあまり長く待ちすぎると今度は粘着力が落ちてしまうので、その辺りは何度か試してみて匙加減を掴む感じです。
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画像は夏場(室温27℃)。冬に試したときは垂直面でもあまり垂れなかったのですが、暖かいと固まる前に垂れてきてしまいますね...( ³△³ ).。o 。尚、はみ出した不要な部分は硬化後に慎重に指でなぞればペロッと千切れて剥がれます。
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先日、セメダインBBXでモニターの角に固定ている「すーぱーそに子 ぬーどるストッパーフィギュア」にカバンの角を引っかけて、下に落としてしまいました。そに子本体は無傷で粘着剤も全く残らず。セメダインBBXについては全てモニタ側に残っていましたので横着して再びそに子を貼り付けてみたものの、ものの10分で再落下。2年前に盛ったセメダインBBXでそのまま再張り付けを試みるのは流石に無茶だったみたい.~゜゜(´□`。)°゜。
と云うことで、再接着前に残った古いゲルを指で擦って剥がすのには多少の手間がかかりますが、フィギュア/PCモニタ双方に接着剤の侵食が原因と思われるような経年変化は全く見当たりませんでした。
上下の画像はセメダインBBXをモニタベゼルの胸と膝が当たる部分に新しく盛り直して再固定したもの。完全に固化した後も触ると動く程度にはぐらぐらするのですが、弾性があるためか不思議と自重で傾かなくなります。
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↓モニタ上の別のすーぱーそに子も胸と膝部分をセメダインBBXで同様に固定。※このフィギュアも微妙なバランスの点接点で手前に傾きやすく、両面テープでの固定は無理でした。
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↓元々固定されていない手の上に載ったマカロンのお皿も触れると落下しやすいのでセメダインBBXで固定しています。
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↓右手にセメダインBBXを塗ることで、管理人のヴァイオリンの弓がちょくちょく風で飛ばされる→あやまって掃除機にin→大慌てでサルベージの無限ループから解放されました\(^o^;)/。
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セメダインBBXは正しく使えば非可逆接着にはなりません。接着強度も剥がそうと思えば簡単に剥がせる適度なレベルです。上記のようなディスプレイ固定用途以外にも、手足が取れやすいフィギュアのパーツ接着や、色々な小物類の固定に重宝しますので、フィギュア模型マニアの方には必須のアイテムではないかと思いまする...( ੭ ・ᴗ・ )੭♡。
貼ってはがせる(塗って固めると粘着剤になり貼ったものが剥がせる)
塗ってすぐ貼り合わせると接着剤として機能する(ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーンゴムにも接着する)
柔らかく固まるので風合いを損なわない
耐久性があり、経時で脆くなりにくい。(通常の粘着テープの粘着剤対比)