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中学校の先生⑥体育

小学校までは男女一緒に体育の授業も受けていたが、中学になると、男子、女子に分かれて授業を受ける事になった。人数が半分ほどになるので、その分、となりのクラスと合同で授業を受けていた。

男子の体育の授業は、私の学年では、この先生が全て受け持っていたと言っても過言ではないと思う。私たちのクラスとは、教室が離れていたが、この先生も同じ学年のクラスを受け持っていた。たしか剣道部の顧問を担当していたと記憶している。式典や授業参観などでない限り、ほとんど緑っぽいジャージ姿だったと記憶している。まぁ、体育の先生なんてそんなものだろう。

身体を動かすのが好きな男子たちで、上に兄弟の人たちは、入学以前から、その先生の事を知っていて、授業を受ける前から人気が高かったように見受けられた。

ただ、私は、場面緘黙だったこともあり、消極的な性格で、大体動きが決まっているような種目ならまだしも、球技などは、どれを取ってもルールがよく分からず、どう動いていいのかよく分からず、体育の通信簿は5段階中の2とかだったように記憶している。私も消極的な性格だったし、先生はビシバシ行くタイプだったので、私と先生は、同じ極の磁石のように、お互いにあまり深く関わろうとしないのだった。

保健の授業もこの先生が担当していて、座学においても、冗談などをよくとばす面白い先生だったようだ。

私の担任の先生も一時期、学校にギターを持ってきていたが、この先生も持ってきていた時があったようで、先生のクラスで弾いていたのをチラッとだけ見たことがあった。

学年が上がり、3年の卒業間近になると、今日はバスケとかソフトとか言われるだけだった時もあったような気がする。(これは、もしかしたら高校の時の記憶かもしれず、記憶が曖昧である。)

そして、運動にあまり興味がないまま育ち、未だに野球のルールなども、よく分かっていない私である。

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