オトンにVket4を見せた話
はじめに
感想を聞いた話、というよりかは
実家帰った時の日記みたいな感じなので
家族でのんびりしましたーって報告が主なので
そこだけ注意してほしい。
きっかけ
Vket4、それは4月29日~5月10日まで開催された
VR業界史上最高のマーケットイベントであり
一番の特徴はなんと申しても、フリーマーケットよろしく
自分で出店・販売が行える部分であると言えよう
ていう話をくら寿司で父に話したのがもう5月中旬、Vket4終わったぐらい
スマホでBoothアプリ開いてオーダマンが作った作品を見せてみると…
「なんか思ったよりしょっぱいな」(99%意訳)(本当はもうちょっとオブラートに包んでくれた)(お寿司美味しかった)(ありがとう父)
と言われた。
というのも、父も大概ゲーム大好き人間。
FF14等でも変形武器なんか売ってたりするし、吟遊詩人の弓兼琴や赤魔導士の杖兼剣も正直見てるだけで楽しい。
自称、目の肥えた父は見た息子の作品はあまり魅力的に感じなかったという。
この時のオーダマンはぶっちゃけた話、Twitterの動画やVket4のブース見て回る配信で腐るほど褒めてもらった結果、天狗の鼻が20mぐらい伸びてたわけで、すごいショックだった。
帰った後もしばらくショックだったけれども、
視点を変えるきっかけになりまして、
あの時の父には本当に感謝しております。いやマジで。
んでVketていうのがあるんだよって話と
オーダマンがこんな事をしているんだよって話をしてから数か月後…
もうすぐ父の誕生日だなーって思いながらblenderと格闘していたある日
「レディ・プレイヤー1」が地上波で配信された。
ちょいちょいVRChatみたいだななんて話がTLで散見される中父からLINEが飛んでくる
父「レディ・プレイヤー1見たか?面白かったで!!」
オーダマン、家にテレビ無いんだなこれが
せっかくだからこれを機会にVket見せてみようと思ったキッカケがこれだった。
7月10日に電話かける。
オ「Vket一緒に見に行かない?」
そんなわけで7月18日、ノートPCを持って実家に帰る。
父「せっかくやから一緒にレディ・プレイヤー1見よう」
と約束を添えて
1手目:シャイニング
朝から実家に電車で帰る。ノートPCは充電したし、マウスも持った。
なんかあった時のためにゲームパッドも用意した。
満を持して実家へGO。
んでまぁ「最近どう?」みたいな話になるわけで
父はというと「ここ最近毎日映画見てる」とのこと。
レディ・プレイヤー1きっかけでシャイニングまで見たそうだ。
俺が「まだ見てない」って話をすると
父「夜にレディ・プレイヤー1見るんだからこれだけは見とけ!」
というわけで父と息子でシャイニング視聴。
めちゃくちゃ面白かった…
いやもう面白かった。
シャイニングっていう超能力がキーワードなんだけれど
スキャナーズやジョジョの3部みたいに能力バトルになるわけではなく
小説作家が狂気に陥っていく姿を描いた映画で
後でWikiとか見たら「やべーホテルのやべー霊が小説家をやばくする」みたいな書き方してたけど
俺的にはジャックニコルソンがシャイニング使い(無自覚)で
やべーホテルの影響を人一倍感じる体質だったって解釈の方が
なんか納得いく。異論は認める。
ちなみにこの後、父が推しのアニメ見せてくれた。
「ぼくのとなりに破壊神がいます。」ってアニメ。
普通にギャグアニメなんだけどBL脳こじらせオーダマンには絵柄が若干刺激が強かった。ケルベロスかわいい。
後でPixivあさろうと思った。まる。
2手目:アバターショーケース
ここでようやっと本題。
まずVketとはなんぞやをわかりやすく見せるために
一番”これがVketだ”と言いやすい場所を選んだ。
アバターショーケース
ここが一番バーチャル”マーケット”な感じするよねってことで選びました。
ショーケースに並んだアバターや商品を見ながら…
父「へー!!すごーい!!」
父「あ、これが売り物なん!?」
父「ほんまにデパートみたいやん!!」
父「レディ・プレイヤー1でもこんな感じで物売ってて…」
めっちゃはしゃぐ55歳。正直うれしい。
が、ここでトラブル発生。
ノートPCの充電が切れる。
しかも充電ケーブルを家に忘れるという失態。
父「お前の家まで送ってやろう」
オ「ありがと…」
父「ついでにお前の家見せろ」
その後汚い家を見られ、布団買い替えろと言われ、
国から100万給付金でもらったから買ってやるとニトリに寄って
ついでに駅に到着した妹を回収して実家に帰還。
いろいろ災難だったわ。マジで。
みんなは常から掃除はしような。
3手目:レディ・プレイヤー1
恥ずかしながら先日まで未履修だったレディ・プレイヤー1を
家族そろった所で見ることに。
めっちゃ面白いやんナニコレ
「いやまぁVRChat見たいいうてもですよ、言うてそこまで…」みたいな気持ちで見てたら、「5年後か10年後、こうなって欲しいなぁ」みたいな要素がてんこ盛りなわけで…。
特にアバターアップロードとか改変とかもあんだけスマートにゴーグル被りながらちょちょいのちょいで出来たらええのにな!!!!Unityわからん!!!!!
てか1日にシャイニング見た後でレディ・プレイヤー1見ると、もう違うね。あのシーンが。気合入りまくりなのがめっちゃわかった。
今度DVD買おう。
3手目:ワールドエンドユートピア
晩御飯・誕生日ケーキを食べ終わり(焼肉とフルーツケーキでした)
妹も交えてVket4を見る事に
まぁ時間も遅くなってきたし、ババーっと見て回る事に。
ワールドエンドユートピア
オ「コンセプトワールドという物があって、ここはロボットと人間が戦争してた跡地なんだよー」
父「ふーん…」
妹「VR言うてるのにVRちゃうやん、ウソかよ」
父「別に嘘ちゃうがな(笑)」
オ「これでも動かせるってだけやがな(笑)」
父「こういうのって(ワールド)運営側が提供するん?」
オ「いや、プロのモデラーさん雇って作ってもらう、んでそこに皆ブース投稿して置いてもらう」
父「へぇー!じゃあこれも(ワールド)も人が作ってんねや…」
まぁそういうもんかと思った。
正直VRChatを始めてすぐの頃は、ワールドを作るなんて発想、俺は持ってなかったし。
オ「あ、見てこれ!」
父「何これ」
オ「結束バンドの終わってるやつ」
父「ほんまや」
妹「なんでこれ作ろうと思ったん」
オ「わからん…」
4手目:デフォルトキューブ
妹「兄の作ったやつ見せてや」
というわけでいよいよもってオーダマンの作ったものを見に行くことに
オ「今まで歩いてみてたやんか、売ってるやつ」
父「うん」
オ「ここはそうじゃなくて」
父「うん?」
オ「選んでこうやって呼び出すねん」
父「??」
オ「せやから歩く必要ないねんな」
父「???」
オ「…ごめん、そういうもんやと思って」
父「すまん…」
そんなこともありつつ、
お隣のブースやおにさわランドを見たりとかしながら
オーダマンブースを呼び出す
オ「これが俺の作ったやつ」
父「おぉ!こんなん作れんねや!」
オ「作ったでー!(前見たやろ)」
父「妹ー!見てー!これ兄作ってんてー!」
妹「ヘースゴーイ(何がすごいんかわからん)」
父「お前すごいなぁー、こんなん作れるようになったんやなぁ」
オ「皆これで遊んでくれてなぁ、うれしかったわ」
5手目:パブリックのワールド
父「動いてる人見たいわー」
というわけですずらん集会場に凸。
わちゃわちゃ動いていたり人がしゃべってたりする姿を眺めて
父「あーこんな感じなんやなぁ…」
となんとなく雰囲気を掴んでくれた様子。
その後CONNECT STATIONに移動、初心者案内中に遭遇。
オ「今多分、初心者案内中やわ」
父「へぇー」
オ「カレンダーあるやろ、これこんだけイベントあんねんで」
父「ほえー、これ参加できひんの?」
オ「今は無理やなぁ、フレンドなってその人の所に飛ばないと」
父「そうなんかぁ…」
オ「まぁ、荒らしとか視界ハックとかあるからなぁ。引きこもってやらなしゃーないんや」
父「そっかぁ…」
その後、japan streetを散歩したりチュートリアルワールドに行ったりして
人のアバターを眺めたり、会話している所を眺めたりして遊んでた。
父は終始、「ゴーグル被ってみたら違うんやろうなぁ」と呟いていた。
俺も正直、ゴーグル付けて見せてあげたかった。
誰か強強ノートPCを譲ってください。
あとWindowsMR。
6手目:ネオ渋谷Day
その後、妹が帰宅。父が駅まで送る事に。
父帰宅後にせっかくだからとVket3のネオ渋谷Dayのセブイレに向かう。
何気にオーダマンがVketで一番好きな場所なので見せたかったからである。
父「え、普通にコンビニやん」
オ「せやで」
父「え、古谷徹?」
オ「せやで」
父「アムロやん」
オ「せやで」
父「これ商品は買えるん?」
オ「さすがに無理やなぁ」
父「そっかぁ」
オ「やってた当時は、皆でセブイレで物買って」
父「うんうん」
オ「皆でコンビニの前で屯って食べてた」
父「なるほど(笑)」
その後うろうろしながら企業もブース出してるんだよーみたいな会話をして
父「ほんまに買い物とかできたらいいのにな」
オ「せやな」
父「デパートのテナントみたいに、金払ってその場所借りて、んで人はその場所行ったら買い物できるとか、そんなんなれへんかな」
オ「なったら面白いかもなー」
なんて会話をしながらVket巡り終了。
父曰く、「お前がハマるんもなんとなくわかるわ」とのこと。
その後
なんとなくTwitterで募集した、「これがVRChatです」画像を父に見せてみる。(送ってきて下さった方々、ありがとうございました)
オ「パブリックやったらあんなんやけど、フレンドで固まってる場所やったらこんな感じ」
父「おぉーなるほど、ええやんか。これとか全部買ったやつなん?」
オ「買ったやつもあるし、自分で作った人もおる」
父「へぇー」
オ「これはフレンドさん」
父「こう好きな恰好というか好きな姿になれるわけやな」
オ「そういうこと」
オ「塊魂やな」
父「これもアバターなん?」
オ「これ1個でアバターのはず」
オ「…なんやこれ」
父「火って出せるもんなん?」
オ「出そう思ったら出せるで」
父「ほえー」
オ「花火見ながらデートしとるな」
父「これこそレディ・プレイヤー1みたいやな」
オ「これなんかはパーティクルライブちゃうかな」
父「なんそれ」
オ「音楽に合わせて演出を作るやつ」
父「画像見たらなんかすごそうやな」
オ「これはさっきのネオ渋谷やな」
父「左の人えらいカッコイイな」
オ「これも売ってたはず」
父「へぇー」
オ「これは…リアルアバター集会か!」
父「え、実写ちゃうのこれ」
オ「ちゃうちゃう、全身こうスキャンして(坪倉ポーズ)」
父「それアバターにしてんの!?」
オ「そういうこと」
父「すごいな(笑)」
みたいな会話をしつつ風呂入って就寝。
なんというか修学旅行の土産話をする孫とお爺ちゃんみたいな感じだった。
翌日、オーダマンと布団を車で送ってもらいながら会話した。
それこそ、レディプレイヤー1みたいなことが出来たらいいなぁなんて話をしたり、
やっぱりゴーグルをつけて見てみたいなーなんて話もしたり。
今度来る時はアストネスさん所でスタンドアローン型のヘッドセット借りれないか調べるかなんて思ったり。
んで家まで布団を運んでもらい
汚い家を2回目見られて、「またな」と別れました。
多分次に会うのは11月の妹の誕生日だと思います。
あとがき
LANケーブル持っていけばよかった。
正直無線のPingの高さ侮ってた。
見た事ない数値出てる状態で、パブリックのアバター読み込むのも厳しい状態だった。
あと準備はちゃんと前日にきっちりやろうねっていう話。
じゃないと汚い家をばっちり見られる。
あと、レディ・プレイヤー1めちゃくちゃ面白かった。
大金が手に入ってイキってるパーシヴァルが買い物するシーンで、
バーチャルで買って、バーチャルで使ったり、リアルに届いたりする光景は、10年後20年後、もしかしたらありうるかもしれないって気持ちになった。
父はもう終始ゴーグルつけたそうにしてたし、Vket5の時は年末年始だし、また実家帰るだろうし、ゴーグル借りて見せてみようかな。
アストネスさん年末年始やってるかなぁ。
ともあれ、楽しい1日でした。
55歳の誕生日おめでとう父!
ありがとう皆!
Vket5でまた会おう!
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