言語とは通信容量および通信速度への対症療法である
言語、特に固有名詞の有意義な点は、膨大な説明や背景の共有など、概念を共有するに必要な要素をぎゅっと一言に凝縮させることで、時間や労力等を省略して伝達・共有することを可能にする点である。
しかしこの利点は、コミュニケーションの通信容量および通信速度が無限(もしくは伝達ブツの容量を気にかける必要が無いほどに大きい場合)であれば不要である。よって、言語、特に固有名詞は、コミュニケーションの通信容量および通信速度が小さく遅いことへの対処である。(例えば、メモリ(CPU?ディスク?)の容量がまだkb程度であった時特有のコードやハード構造があった。これに近いイメージである。)であれば、コミュニケーションの通信容量および通信速度が大きく速くなればなるほどに必要性は低くなっていき、どちらかが無限に達した時、不要となる。スピリットの世界や銀河連盟において言語が用いられないのも納得である。