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自動車メーカー導入テストを行いました。

今回は、自動車メーカー向けにSIer企業の方々と協力して実施した「ロボット導入テスト」の様子をご紹介いたします。

自動化技術の進化とともに、製造業の現場でも協働ロボットの導入がどんどん進んでいます!
もちろんですがAUBOもその一翼を担っておりまして。。。

皆さん、今更ですが・・・
「協働ロボット」という言葉を最近よく耳にしませんか?
これは、工場で人間と一緒に働くロボットのことを指します。
ただ、人間の仕事を奪うものではありません。
『協』力して『働』く。むしろ、人間の強力なパートナーになるのです。

今回のテストでは、2台の協働ロボット、2台の3Dカメラ、そしてPLCを使用しました。
特筆すべきは、このロボットが座標をノンティーチィングで認識できる点です。
「ノンティーチィング」という言葉に馴染みがない方もいらっしゃるかもしれません。
簡単に言えば、ロボットに「決められた座標を教え込んでいない」という感じ・・・です。

具体的な作業の流れをご説明しますと
1. コンベアから流れてくる自動車部品を3Dカメラで撮影します。
2. その座標情報をPLCがロボットに送信します。
3. ロボットがその情報を基に部品をピッキングします。
4. 同様に、置き場所もカメラの撮影で判断して、正確に配置します。

ハンド部分には把持力などを比較するため、それぞれ異なるメーカーの製品を使用しました。
このテストで、カゴから治具への移動や治具からカゴへの移動もスムーズに行えました。
現在、この作業の多くは人の手で行われているそうで、これをロボットで自動化できないか、そんな可能性を探るテストだったのです。

このテストを通じて、様々な課題も見えてきました。
しかし、それこそが改善の糸口となります。
「次はこうしよう」「これはいいアイデアかもしれない」と、一つずつ解決策を見出していきました。

AUBOでは、このような導入テストにも積極的に取り組んでいます。
簡単なテストであれば、弊社事務所のデモロボットでも対応可能です。

・ロボット導入のテストをご検討の方
・テストに協力してくれるロボットメーカーをお探しの方
・AUBOが気になる方

どうぞお気軽にご相談ください。
私たちは、お客様の「こんなことができたらいいな」という思いを形にするお手伝いをさせていただきます。