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コーチングオフィスAUBE PROJET 15周年

2024年10月1日で、コーチングオフィスAUBE PROJETは15周年を迎えました。

コーチングに出会ったのは2000年。仕事の休憩時間に入ったカフェの雑誌の記事でした。

「人の強みを引き出して伸ばす」

その見出しの言葉まで覚えています。私がやりたかったのはこれだ!とその場で手帳に「Coach21」の名前を控えました。帰宅して早速検索すると、何やらアメリカから入ってきたもので、怪しそう(笑)値段も驚くぐらい高い。とても手が出ない。それでも気になって、何度もページを開いては閉じ、開いては閉じを1年ぐらい繰り返していました。

そうして、1年経ってもコーチングに対する私の思いは膨らんでいくばかり。とはいえ、共働きとはいえそんな大きな大きなお金を、その時の私は自由にできませんでした。そこで、夫に向けてプレゼン。これは人材育成に必要なスキルだ。今後、転職してもきっと役に立つ。子育てにも使えると思う。1年前からずっと気になっていて、熱が冷めるかと時間をおいてみたが、やっぱりどうしてもやりたい。どうか、私の分のボーナスをコーチングを学ぶために使わせてください。

夫にしたら、なんのこっちゃら、だったと思うけれど、快く了承してくれた。思えば、ここで私の人生が変わったのかもしれない。なぜなら、当時は部下の育成にコーチングを使いたかっただけで、独立どころかコーチとして仕事をすることも考えていなかったのだから。

それが、コーチングのお仕事をいただくようになり、個人事業主として開業して15年。

個人向けのコーチングやセミナーから始まり、今では企業内コーチングやチームビルディングコンサルタント、企業研修と事業の幅はぐんと広がった。

周りにいる人もコーチが多いという環境もあり、ちょっとグズグズしていると「え?どうしてやらないの?」「本当はどうしたい?」と笑顔でグイグイ背中を押してくる。(あ、いい意味で、です)

ほんのひとつの言葉がけで、心が動き、行動につながる経験を私自身たくさんしてきた。

「これ、はるちゃん、やってみたら?」「はるちゃんやったらできると思うねんなー」と、ひぇぇぇ、そんなの無理です!というようなお仕事を任せてもらい、「ほら、全然できたやん」と経験を積ませていただいたことも数知れず。そうして育ててもらいました。

ひとりで仕事をしているけれど、ひとりで歩いてきたわけじゃない15年。

15年前、開業を応援し、見守ってくれたみんな。私はまだ、自分の足で立てています。

そして、15年前の私。当時のあなたが想像もしていなかったところに、今、私は立っています。

人っていくつになっても成長できるんだなー。
よろしく、これからの私。

皆様に、多大なる感謝をこめて。

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