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ナガサワ文具センター×須磨ユニバーサルビーチプロジェクト

すっかり投稿が遅くなってしまいましたが、私としてはとてもワクワクするイベントだったので、ご紹介させてください。

今年もSuma豊かな海フェスタが開催されました。

政令指定都市でありながら、海に山にと豊かな自然に恵まれた神戸。Suma豊かな海プロジェクトとは、「須磨を(里山ならぬ)里海に!」をコンセプトに掲げ、漁師と環境団体が海と市民を繋ぐプロジェクトです。年間を通して様々なイベントが開催されますが、このSuma豊かな海フェスタも毎年のお楽しみのひとつ。今年も須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの一員として参加してきました。

まずはみんなでビーチクリーンです。通りすがりの方から「申込していないんですが、今からでも参加できますか?」と聞かれて、「もちろんです!」とお答えしました。以前より格段にゴミの減った須磨海岸ですが、ゴミを拾いながら歩いていると、こんなものも落ちているんだとかマイクロプラスチックとか実体験としての発見があります。

ビーチクリーンの後は、開会式。参加している各団体の紹介です。入場の際には大漁旗を掲げます。特別なものを貸していただき、誇らしくもドキドキする時間です。

開会式が終わる前から、FARMERS MARKETやキッチンカーも賑わっていました。どれも美味しそうで目移りしちゃいます。

そして今回、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、ナガサワ文具センターさんと協働して、ペットボトルのキャップからコマと定規をつくるブースを出展していました。

もう!もう!ナガサワ文具センター大好きな私にとっては、夢のコラボです。鼻息荒くなっちゃいます。

ただの体験ブースではなく、ゴミをリサイクルしている過程についても丁寧に説明しています。

中には「さっき拾ったゴミを使っているんですか?」という質問をしてくださる方もいらっしゃいました。さすがに先程のビーチクリーンで拾ったゴミをすぐに使うことはできなくて、事前に回収したペットボトルのキャップを、洗浄して、粉砕して、色ごとに分類する、という作業が必要になります。

ちなみに、赤色のキャップはなかなかなくて、コカ・コーラぐらいだそうです。言われてみればそうかも。そう考えてみると、この色のキャップがアレかな?と商品名が思い浮かんだりしますね。日常的にもペットボトルのキャップの色を気にするようになりました。

体験では、皆さんに好きな色を2色から3色選んでもらいます。ただ、材料を溶かすのに時間がかかるので、実際に作品づくりをするときには、前の方が選んだ材料が出てくることになります。

熱で溶かした材料を型にいれてプレスします。これがなかなか重労働。

型に入れたらすぐに固まるので、型から外してもらいます。

出来上がった定規がこちら。世界でひとつだけの定規です。ちゃんと目盛りの部分が凸凹になっていて、しっかりミリ単位まで測れます。自分で作った!というのが嬉しいですね。

大人にも子どもにも大人気でした。ブースにもたくさん来ていただき、少々お待ちいただくことも。

合間にヒッポキャンプ(水陸両用車いす)の試乗もしていただきました。車いすというとちょっと特別に感じられるのか「乗っていいんですか?」という反応をされることが多いですが、どうぞどうぞ!ぜひとも体験していただいて、乗り心地や目線なんかも体験していただきたいです。

そして、ビーチマットはタッチプールのほうでお役に立っていました。こちらも子どもたちに大人気。いろんなお魚に直接触れる機会はなかなかないかもしれません。ビーチマットを敷いているので、車いすはもちろんベビーカーの方も簡単に水槽の近くまで行くことができます。

海をみながらお昼ご飯を堪能した後は、SUP体験!SUP自体は体験したことがあるのですが、ハンドル付きのSUPは初めてです。服を着たままお気軽に体験できるのがいいですね。ペダルもついていて自転車みたい?

オールで漕ぐタイプと違って楽ちん、と思っていたら、天気はいいけれど風が強くて、油断していたらあっという間に流されていきます。

海の上から賑わっている会場の様子をみるのも、なんだか特別感があっていい気分。こんな簡単にマリンスポーツを楽しめるなんて須磨の海、最高!

海を見ながら、美味しいものを食べて、いろんなブースで遊び、ステージを見て楽しみ、そして、最後のビンゴ大会が大丈夫?!と思うくらい豪華賞品なんです。日本初のアカペラグループ「チキンガーリックステーキ」のクリスマスコンサートご招待をはじめ、須磨シーワールドのご招待件、神戸ワイン、須磨パール、須磨海苔とこれでもかの大盤振る舞い。神戸・須磨の豊かさ満載で大盛り上がりでした。

豊かさにはいろんなものがあると思いますが、自然からもらえる豊かさも人が幸せでいるために必要不可欠なものじゃないかな。改めて、自然を大切にする気持ち、次世代へつなぐ気持ちを実感できた一日でした。

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